小説 PSYCHO-PASS サイコパス/ゼロ 名前のない怪物

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制作 : Production I.G×ニトロプラス 
  • マッグガーデン (2013年4月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800001429

小説 PSYCHO-PASS サイコパス/ゼロ 名前のない怪物の感想・レビュー・書評

  • アニメ「サイコパス」の前日譚。アニメを観てから読むべし。アニメ観る前だと背景がわからず、さっぱり感が漂いそう。

    シビュラシステムは割と好みなんだけど、こういうシステムがはやると、人は楽をするようになって、できないことが増えていくことが問題なんだろうなぁ。

    ちなみに漫画版の「名前のない怪物」の連載が「PSYCHO-PASS 監視官 狡噛慎也」という名前で始まっている。2015/05/10 時点では未完で単行本が2冊という状況。こちらは、小説よりも設定を掘り下げている感じがする(別のエピソードも追加されている)ので、そちらもおすすめ。

  • 「PSYCHO-PASS」外伝小説。本編でちらりと語られた、過去の「標本事件」の顛末を描いた一冊。本編を知らない人がここから入るのもいいかもしれないけれど、本編を知ってる方がより楽しめるのは間違いありません。
    あまりに凄絶な「標本事件」だけれど、その裏に隠された犯人の物語は、どこかしらおとぎ話めいていて魅力でもあります。そしてこの物語の主役ともいえるかもしれない佐々山も魅力的。ただ、事件の結末を本編で知ってしまっていると……なんともやりきれないなあ。

  • アニメのノベライズ。アニメを見ていればわかるのかもしれないが、最後で犯人がどうなったかが曖昧なまま終わる。犯罪者となりうるものを事前に炙り出すこともできるシビュラシステム(包括的生涯福祉支援システム)に何らかの欠陥があることを匂わせて。本作だけだともやもやが残る。続きに期待。

  • 標本事件の真相。狡噛さんの監視官時代、つまり、猟犬(執行官)になるきっかけになった事件の話。
    佐々山との関係に苦悩する狡噛さんが……ファン必見(ぇ そー考えると常守さんよく狡噛さん撃ったね。運命を変えた1発。心で動く人、羨ましい。

  • アニメ「サイコパス」で断片的に語られた「標本事件」の物語の全貌が描かれていますが、同時にこの物語は狡噛がなぜ監視官から執行官になり、槙島に対してなぜあそこまでの執念を持っていたのかが分かる物語でした。
    狡噛の過去を知ることができる小説ではありましたが、ページ数の関係からなのか、登場人物の視点を絞りきれていないからなのかは分かりませんが、物語を描く文章力はもう少しかなと思いました。

  • 咬噛さんが佐々山との人間関係に悩み,衝突し仲直りすることで,関係を築いていく過程で,咬噛さんのアニメにはない初々しさを垣間見た感じがします.

  • 「悪意をもてあましたただの人間だ。それならば。人間である自分が、到達できない存在ではない」
    「……お前、楽しそうだな」
    「人間はいつだって理屈じゃなくて、心で動くんだから」

  • 標本事件当時のエピソードが気になって読み始めたものの…なんとも不完全燃焼気味です。
    この事件の結末はアニメ本編を見ていたのでわかっていましたが…そのラストが納得いかないとかではなく、そこに至るまでの経緯が。

    無駄な改行が多いのと文字サイズが大きいせいでページが嵩んでいるだけで、これを文庫サイズに直したらもっとペラペラになりそう。それと誤字脱字、登場人物の役職名間違いなど細かい部分が気になりました。

    この標本事件のエピソードだけを切り取るよりも、もっとこの当時のメンバーで過去に解決してきた事件エピソードとかも読めたらもっと面白かったかなぁと思います。

  • 大変、はやくシーズン2観たいのと、これドラマCDになってるはずだから聞きたい……!

  • まだ青かった狡噛さんと佐々山さんの話。監視官時代の狡噛さんが真面目で無垢で若くて、読んだ後切なくなりました。

  • 狡噛さんが監視官時代の「標本事件」の物語。
    執行官をドミネーターで撃てなかった狡噛さんと、撃てた朱ちゃんの違いが、その後の二人の人生の差を生んだんだなーと実感。
    よくできたストーリーなので、このスピンオフもぜひ、映像化して欲しいです。

  • 本編はゴリゴリに進むスピード感が気持ちよかったけれど、こっちは硬質な中に柔らかさがあり切なさが迫ってくる文章でした。 
    コウちゃんが青いです。
    そしてギノさんが……かわいいいきものだったw

  • サイコパス、上下巻で、過去の類似事件、&彼らの過去の傷としてちょびっと触れられていた事件の話。
    上下巻より、文章が読みやすかった。ライターさん変わったのかな?

  • 麻雀でのやりとり、一見すると誰か何を言っているのかわかりづらい場面でしたが、『牌をきって言葉をまわす』という解釈が面白い。
    これで誰が言っているか理解できます。
    そんな演出は「あ」「い」「う」「え」だけで、
    こういう会話シーンの作り方も、
    使い方もあるんだと関心しました。

    それと読み進めれば、読み進めれるほど、
    狡噛と朱は同じ境遇だったんだなと。
    監視官と、執行官の複雑な関係。
    執行官を撃てなかった狡噛、執行官を撃った朱。
    それによって、二人の運命は大きく変わったとも見えます。
    比較対象ですね。
    佐々山を失った狡噛の心、舩原を失った朱の心。
    復讐者と、変革者。
    色々な比較があるように見えます。

    そういった意味でいえば、
    狡噛さんはただ真面目過ぎたということなのでしょうか。
    逆に考えれば、PSYCHO-PASSは朱ちゃんが成長していく物語だったんだなと、再認識出来ました。

    ただ狡噛は撃てなかった自分が、本当は一番許せないのかもしれませんね。
    結果的に、佐々山を撃てなかったせいで、仲間を三人も失いました。
    かがりくん、とっつあん、佐々山。
    だからこそ、引き金を絞らないわけにはいかなかった。


    標本事件。
    なまえのないかいぶつは、何を表しているのか怖いものですね。
    それは、殺意なのか、シビュラシステムなのか、自分自身……はたまた別の何かなのか。

  • 「標本事件」を描いたスピンオフ。とにかく狡噛さんが若いというか青い。1期EDの聴きかたも変わってしまいそうです。ただ、佐々山が負傷したところで話が途切れているのがやや不満。そこからが大事なのに……。

  • 標本事件の話。
    佐々山と狡噛のやり取りが読めて良かった。

  • アニメ本編は視聴済み。
    若かりし頃の狡噛さんはなんて初心なんだ…と本編での格好良さに痺れていた私としてはびっくりしましたが、佐々山との信頼関係を築いてゆくというあくまで真面目で誠実な姿勢が狡噛さんらしいなぁと感じた。
    それからドミネーターを撃てなかったかというのが朱音ちゃんとの違いだったのだろうか…と思ったりもしました。
    自分は間違っていたのか…と自問自答してしまうような出来事ばかりでこれが正しいなんて軽々しく言えないような雰囲気があって、でもどれも正しいなんて都合のいい事も言えないそんな蟠りを感じました。

  • TVアニメでは深く触れられなかった「標本事件」を軸にした物語です。
    これを読むと執行官としての主人公の人格形成や、過去と現在のそれぞれの立ち位置がすごく分かり易い。
    執行官であり部下である佐々山に過去言われた言葉を
    アニメ版の現代で主人公が口にしていたり
    アニメ版での新人監視官と、この物語の中の監視官時代の主人公が
    似た境遇に立たされるけれど全く別の選択をしていたり。
    色々考察しながら一気に読めました。

  • ◎帯コメント:関智一

    「標本事件」……監視官・狡噛慎也を
    猟犬に堕とした事件の真相。

    それは俺の想像を
    遥かに超えていた!

  • アニメ本編ではさわり程度にしか紹介されていなかった標本事件の全容。監視官時代の狡噛や執行官の佐々山の人となりがわかる物語。

  • 狡噛さん佐々山の影響受けまくりだったのねというお話。しかし若狡噛さんのとっつぁん呼びは違和感が...かといってゴッドファーザーってのもどうなの。

  • 先に読み終わったものの、ゼロ・上・下全部読み終えた上で感想を書いた方が良いだろうと思っていたら案外ブランクが空いてしまって、ちょっと忘れ…もご。
    ちなみに表紙が特装版のが好きだったので3冊セット版を購入。なのでブックマーカーとかは付いてませんが、3冊ともラフ絵の方です。

    本編にも絡んできた「標本事件」の話。
    1冊で1つの事件なので、スピードも書き込みもバランスは良い。
    まだ狡噛が監視官だった頃。この頃はどちらかといえば、性格は宜野座に近い純粋さを持ち、そこまで初心でもないけれど、物事の裏側をまだ知らず、裏側がある事を不器用ながらも理解しようとしている頃。
    本編では何でもお見通しで、迷いを知らないような狡噛だけれど、この頃はまだまだ不器用(コミュニケーションの不器用さは引き摺ってるか)で、佐々山には憧れのようなものがあったのかなと。実際本編の狡噛の生活様式は佐々山を引き継ぐ部分がいくつもある。

    PSYCHO-PASSの世界設定は膨大すぎて、あらゆるメディアミックスの全てのパーツを揃えてもなお、まだまだ隠れている部分を想像させる。あまりに1つの媒体で完結しなさすぎて伏線回収がされないというのは好きではないのだけど、PSYCHO-PASSは最低限のものは提示されているので一応許容範囲ではある。けれど、まだまだ描いて欲しい部分は多い。
    ゼロに関して言うなら、肝心のラストを書ききらなかったのが「あとはもうわかるでしょ」なのだろうけど、その時点の狡噛から今の狡噛になった部分に自然に繋がるパーツがちょっと足りない感じがして残念。

    ゼロで主に補完される部分はやはり佐々山や藤間の事が多いけれど、準日本人認定制度とか廃棄区画の事とか、青柳監視官や神月執行官とか当時からのメンバーの事もここでは見逃せない。
    どの順番で読めばいいかとかはあまり無くて、とにかくひとつひとつ新しく嵌め込まれるパーツで出来上がっていくPSYCHO-PASSという世界は奥が深い。あくまで本編を主軸としておかないとブレてしまうので、今後もまだ展開していくのであればその部分は逸脱しないで欲しい。

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