ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)

著者 :
  • 宝島社
3.61
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本棚登録 : 16866
感想 : 1450
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800226105

感想・レビュー・書評

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  • タイトルでなんとなく大筋が読めてしまった
    仕組みを理解して展開を先読みしてしまうと面白さ半減になるので、何も考えずぽんぽん読み進めていった方が絶対いい
    紛れもない純愛小説です

  • 1月の朝活読書サロンでにしやんが紹介していた本書。『イニシエーション・ラブ』よりもいいよ、という評判だったのですが、間違いありません。一押しです。

    凝ったストーリー設定のため、説明しだすとネタばれしてしまいますので、あらすじについて迂闊に書けませんが、『イニシエーション・ラブ』が小悪魔的であったのに対し、本書は正統派純愛ものです。しかも、胸にぐっときます。タイトルがそのまま本書を的確に表しているのですが、人によっては酷評するんでしょうね。私は太鼓判を押します。お薦めです。

    http://naokis.doorblog.jp/archives/yesterday_and_tomorrow.html【書評】『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』 : なおきのブログ


    <目次>
    プロローグ
    第一章 きみ
    第二章 箱
    第三章 ぼくは明日、昨日のきみとデートする
    終章
    エピローグ


    2016.01.07 朝活読書サロンで紹介を受ける。『イニシエーション・ラブ』を超えるらしい、かつ、泣けるらしい。
    2016.01.07 予約
    2016.07.31 借りる
    2016.08.02 読了

  • 俺、これ何でもっと早くに読んでなかったんだろう(^ ^;
    もの凄く好きな感じの一冊(^ ^

    あまりに売れた本は、ひねくれて読まない
    私の性格が災いしてか、未読のままであった。
    いや、素直に感動...というか、切ない気持ちに(^ ^;

    帯にもあったが、電車でなければ号泣もの(^ ^;
    事情が分かってから、最初の方を読み返したりすると
    それはそれはもう滂沱の涙(^ ^;

    読みやすい文章で、ほとんど一気読みしてしまったが、
    途中から読み進むのが切なくてもったいなくて(^ ^;
    敢えてちょっと休憩を挟んだりして、
    なるべく読了を先延ばししてしまった(^ ^;

    これはきっと読み返す(^ ^;
    しかも、近いうちに(^ ^;

  • 京都が舞台のお話なので、想像する風景が全て素敵で読んでいてとても良かった。少し内容を知っていた状態で読んだけど、2人の初々しい感じ少しドキドキしながら読めたし、結末が分かっていても楽しいものは楽しい。

  • 2018/07/03読了



    久々に充実した読書体験をしました。
    こういう本、長らく読めていなかったからか
    一周まわって新鮮というか。
    素敵な本でした。いきなり「!?」というSFが絡まってきたときはどうしようかと思ったけれど、ある程度読んだら読み返したくなってしまう。一粒で二度おいしいというか、二度心が締め付けられるというか。
    交差してく二人の短い日々。ちょうど中間点で最高の「恋人」となった状態からどちらも辛くなっていくなんて。
    しっかり理解したらその辛さが獰猛に襲ってくる。
    うまいこと感想が描けないけれど、前情報なしのまっさらな気持ちで読み進めていくと
    こんなにも切ないなんて。
    これこそ、どうしようもない時間の流れなのだから
    よくあるのではなく本当に「切ない」って感想が最も合うと思う。
    そういうわけで、素敵なストーリーでした。
    こんなにピッタリなタイトルと、あと表紙もなかなかないな。

  • 帯に「読み返したくなる」って書かれていた。なるほど、読み返したくなった。

  • 途中から設定が読めてきたが、それがわかっていても切なくなった。全体的に青い印象で、若い気持ちで読むことができたし、純粋な恋愛の物語を読むことができた満足感がすごい。
    1日でバーッと読めるくらい読みやすいので普段恋愛小説に読まない人にも手を伸ばしてみてほしい作品。

  • 3.7
    最後、泣きました
    思わず読み終わってすぐに全部読み返してしまいました
    幸せなのに切ない

  • 「運命」で繋がっていた二人。彼にとって未来、彼女にとって過去といった時空の異なる二人が40日間という限られた時間で繰り広げられる甘く切ない物語でした。
    後半は特に感動しました。彼女の秘密を知った上で読み直すとより感動します!

  • 久しぶりの恋愛小説…
    ミステリーやサイコ系ばかり読んでいますが、久しぶりに恋愛小説で感動と言うか…心が洗われる気がしました。
    好きな作品です。

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著者プロフィール

大阪府生まれ。『Astral』(電撃文庫)でデビューし、ライトノベル、一般文芸などジャンルを超えて幅広く活躍。第3回京都本大賞受賞作『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(宝島社文庫)はミリオンセラーとなり話題を集めた。他の著書に『君にさよならを言わない』(宝島社文庫)、『ケーキ王子の名推理』(新潮文庫)などがある。

「2021年 『100万回生きたきみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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