もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたら

  • 宝島社
3.11
  • (39)
  • (131)
  • (255)
  • (83)
  • (32)
本棚登録 : 2458
感想 : 270
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800271105

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • タイトルに惹かれてしまった 
    ううっ、読みたい!
    読みたいけど、さすがに図書館には置いてない
    定価で買うのは勿体無い
    ということで今回もお世話になりましたメルカリ様様

    最初から真面目に読む必要なし
    バッグに入れておいて、駅や病院の待ち時間など隙間時間に好きな所を
    ただし、吹き出してしまってお隣の人に怪しまれるかも

    世界の村上春樹が「はじめに」と「あとがき」を書いているので、しようもない本の格がぐっと上がるかな
    と言っても本物の村上春樹さんではないのでお間違えなく

    私のお気に入りは、沢木耕太郎の「深夜焼きそば特急」
    又吉直樹「火ップ焼きそ花」・・・
    『週刊文春』「VERY」・・・
    しょうもないけど、よくもここまで考えられる
    ある意味すごいわ

  • 改修工事で長いこと閉館していた図書館が再開して嬉しくて嬉しくて館内をウロウロしていた時に目に留まった本。
    嬉しいから目に留まった本は片っ端から借りた中の一冊。
    だただひたすらカップ焼きそばの作り方について書いてある。
    それぞれの作家さんの味がよく出ていて面白かったなぁ。

    • NO Book & Coffee  NO LIFEさん
      翠さん、お返事ありがとうございます♪
      私の名前、打ち込みのメンドくささ半端ないので、
      「本と珈琲」で結構です(次回がありましたら‥)

      小学...
      翠さん、お返事ありがとうございます♪
      私の名前、打ち込みのメンドくささ半端ないので、
      「本と珈琲」で結構です(次回がありましたら‥)

      小学生への読み聞かせ、いいですね〜。
      子どもの真っ直ぐな眼差しや目の輝きは、何ものにも
      変え難いですね。
      今後も、是非子どもたちに本の素晴らしさ、夢を
      与えてくださるよう、期待いたします。
      2023/05/02
    • 翠さん
      ではお言葉に甘えて本と珈琲さんと呼ばせていただきますね(^^)
      子ども達から「あの本面白かったー!」なんて言ってもらえた日には飛び上がる程元...
      ではお言葉に甘えて本と珈琲さんと呼ばせていただきますね(^^)
      子ども達から「あの本面白かったー!」なんて言ってもらえた日には飛び上がる程元気がでますね。
      子ども達が本と出会う小さなキッカケになれるようがんばります!
      2023/05/02
    • NO Book & Coffee  NO LIFEさん
      グッジョブです(笑)
      グッジョブです(笑)
      2023/05/02
  • いろんな人の文体を真似してカップ焼きそばを作る本。着眼点もその才能もめちゃくちゃ凄い。面白い。

    尾崎世界観の帯コメントがセンスなくて、それが残念。。。

  • 知らない人の箇所はいまいちに感じてしまうけど、知ってる人のはまぁクスッときます
    知らない人のオリジナルを読んでみようという気になれるかも?
    文体はもちろん様々だけど、内容はすべてカップ焼きそばの作り方なので、ずっと集中して読むより少しずつページを進めた方が新鮮な気持ちで読み進められました

  • 面白そうなので読んでみた本。
    この本は100人の「文豪たち」(明らかに違うのもある(笑))を採り上げているけど、私がそのうち実際に読んだことがあるのは2,3割だと思うので、どこまで諸作家さんの文体に近づけているのか判断もできず、逆に「あぁこんな文章の人なんだ~」と思ったりする。
    物マネ芸人でも、得意な物マネ(Mrシャチホコだったら和田アキ子とか)があって、どんな人でも上手にマネできるわけではない。そう考えて読むと、少し寛容になれるかと…。
    あと、本当に度々、読んでいるとカップ焼きそばが食べたくなった。そうなると、文豪の方々の文章力(もしくは著者の文章力)はやっぱりすごいのかな、と思った。

  • それぞれのカップ焼きそばの作り方が、それっぽく書かれていて面白かった。

  • ものすごくくだらないと思うけど、凄いとも思う。
    この作家ならこんな風に書きそうだなと思わせる。
    面白かった。

  • 良い意味でくだらない。何も考えず気楽に読める。
    松尾芭蕉、尾崎豊、坂本龍一と村上龍の対談、稲川淳二あたりは笑った。
    三島由紀夫にカップやきそばを書かせると、恍惚と背徳みたいなものが涌いてきて、胡散臭い格調高さが出てくるのが興味深い。

  • 文豪というと夏目漱石とか川端康成とかが思い浮かぶと思う。ほぼ同じ内容を小説家別に書き分けられるのだろうか?という疑問が湧く。
    そこは面白く選別されていて、芸人やミュージシャン、Youtuber、雑誌や新聞、ビジネス文書、インスタグラムなど文豪以外のさまざまな媒体を模倣しているのだ。
    元ネタがわかるとくすりと笑えるが知らないとなんのこっちゃとなる。半分くらいは面白さが理解できた気がする

  • 2021年71冊目。
    図書館で高校生が選ぶ本特集で展示されたいたのを発見。あー、数年前に話題になっていたなぁ〜と思い手にしてみた。林真理子、星野源、まんまだわー。もう、もくじだけでも笑える。1番好きだったのはVERY。
    それでも、まだまだ読んだ事がない作者の焼きそばの作り方がある。きっと芦田愛菜ちゃんは全部そうそうって思いながら読めるだろうな。

著者プロフィール

1978年、大阪生まれ。フリーライター・編集者。一般企業に勤めたのち、写真週刊誌『FLASH』の記者に。その後『マンスリーよしもとプラス』編集を経て、海外放浪の旅へ。帰国後『ニコニコニュース』編集記者として活動し、のちにフリーランスとなる。雑誌は『ポパイ』『ケトル』『スペクテイター』などカルチャー誌を中心に執筆。ウェブでは『やまもといちろうメルマガ』編集、『本の雑誌』『論座』などに寄稿し、その他マンガ『アイアムアヒーロー』のリサーチなども行う。著書に『もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら』(菊池良との共著、宝島社)、『おーい、丼』(ちくま文庫編集部編、ちくま文庫)。マンガ原作に『めぞん文豪』(菊池良との共著、河尻みつる作画、少年画報社。『ヤングキング』連載中)。

「2021年 『台湾対抗文化紀行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

神田桂一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×