もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたら

  • 1088人登録
  • 3.26評価
    • (20)
    • (42)
    • (86)
    • (17)
    • (10)
  • 104レビュー
  • 宝島社 (2017年6月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800271105

もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたらの感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • この本には「カップ焼きそばの作り方」についてが書かれている。それ以上でもそれ以下でもない。何ら実用性はないし、深い洞察があるわけでもない。
    (はじめに)

    本当にカップ焼きそばの作り方しか書かれていない(笑)
    太宰治や夏目漱石、村上春樹などの文豪から池上彰、尾崎豊、デーブ・スペクターにヒカキン。更には週刊文春や国語の過去問、求人広告、まさかのInstagramまで。
    元ネタを知らないとただのカップ焼きそばの作り方だが、知っていたら脳内で綺麗に再生されるほど素晴らしいカップ焼きそばの作り方になる。
    全然嬉しくないけど本の最後には、それぞれのメーカーのカップ焼きそばの作り方がそのまま記載(笑)
    大人が真面目にふざけた本でした。

    よし、とりあえずお湯を沸かそう。

  • ああ、なんかもう絶対バカ本だってジャケットや帯で分かりすぎるくらいにわかる!
    だけど、こういう本つい買っちゃう。
    むしろ好きだったりする(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

  • 思ってたよりおかしくて、結構笑ってしまった。文体の真似が次から次へと登場して、その数何と百人(「文豪」だけじゃなくて、なかには人間じゃないのもまじってるけど)。読書量とセンスがないとできないと思うが、こんな方向で頑張らずとも良かろうに、というくだらなさ加減がわりと好きです。

    「アハハ、うまい!そうそう、この人ってこういう書き方だよねえ」と思ったのは、池上彰・町田康・又吉直樹・小林よしのりあたりかな。吉田豪やロッキングオンのインタビュー記事も、いかにもそれらしくて笑った。新聞コラムや自己啓発エッセイ、広告でよくある「利用者の声」あたりも特徴が出てる。思わず吹き出してしまったのが「国語の問題」。あるよあるある、こういうの。

    なかには「これ誰?」というのもある。ブロガーとかユーチューバーとか知らんもんね。でも、ははーん、この人はこういう感じの書き方なのね、となんとなくわかるところが面白い。

    真似されて不愉快な人もいるだろうな。これは顔マネなんかも同じだと思うけど、ある種の「批評」になる場合があるものね。誰とは言わないけど、やたら小難しそうな持って回った言い回しがしっかり模倣されていて、これはちょっと痛快。

    新聞広告にも使われていたが、「まえがき」も「あとがき」も村上春樹(のマネ)。これまたそれらしいのだけど、なんだか気取った鼻持ちならない感じが濃厚に漂う。もともと村上春樹ってそういう文体…あわわ、いやわたしは村上春樹の文章がとても好きなのだけど、どういうマジックで読むと快感を感じてしまうのか、あらためて不思議に思ってしまった。

    解説は柳家小三治(のマネ)だが、これがすごくうまい。きっとファンなんだな。絵で参加しているのが田中圭一で、これも面白いけど、西原理恵子の絵はあんなにちゃんとしてないから。「土佐日記」などの古典で古文が間違ってるのもご愛敬?

  • これを学術書と言っていいのか困るのですが、とりあえず学術書と言っておきます。

    様々な作家の文体(文章)でカップ焼きそばの作り方についてただひたすら書いている本です。
    まず、表紙開いて目次見ただけで吹きだしますよね。これ。
    紀貫之から星野源まで。あげくはユーチューバーまで…。っていうか、紀貫之とか反則じゃないですか?土佐でカップ焼きそば日記とか、もうどうしようもないですよね。

    日本の作家だけではなく、海外のドストエフスキーとかもカップ焼きそばの餌食になっています。コナン・ドイル氏のシャーロックホームズの本は読んだことがないのですが、わずかな事実からカップ焼きそばを食べたということまで考えぬいたホームズ氏の推理力をすごいと思いつつも、コナン・ドイル氏はこのなぞ解きをカップ焼きそばではなく、違うものでひたすら文章にしたのか。と思うとちょっと読んでみたくなったものです。

    個人的には志賀直哉と太宰治が好きですね。元の文章が好きという点ではほかの作者もいるのですが、志賀直哉の小難しい文章でカップ焼きそば作っておいて、「作者は此処で筆を擱く事にする」とか、もうね!!志賀直哉様バンザイ!でした。
    ちなみに太宰治は元の文が羅生門でした。是非読んでください。

    全体的にカップ焼きそばの作り方が軽い感じなので、逆に重厚な文章の方の方がギャップで笑ってしまうのかもしれません。カップ焼きそばからかけ離れていればかけ離れているほど笑える気がします。また、ところどころにある田中圭一氏の二重の意味でのパロディを見れるのが本当に楽しいです。
    人前で読むのにはあまりお勧めしない本です。(吹き出すから)

  • ★★★★☆
    ワロタ。ごひいきの作家さんがいる方にオススメ。
    焼きそば買いに走り出す。
    小・中の本棚にはちょいとオトナな表現がポロポロあるので、むいてない。
    (まっきー)

  • ツイッターで話題になっていたときに感心して読んでいました。本になったのでまとめて読みたいと思い手にしました。おちゃらけてはいますが、私はひとつの文体紹介の本だと思って興味深く拝読しました。登場人物は文豪だけではありません。なんといっても村上春樹、江戸川乱歩、町田康などがいいですねぇ。タイトルも凝っていますよ。そうそう!この人ってこういうフレーズ、言い回しするよねぇ~とくすっと笑えます。優れた作家はそれなりのスタイルを持っている、大袈裟に言えば文学的美学を持ってるということでしょう

  • 最後に各カップ焼きそばのレシピが付いていますが、メジャーなのは3分。
    本文中は5分になっていたのはなぜ?

  • ‹オビより›
    「切実に馬鹿だから、なんかもう泣けてくる。」
    太宰治、村上春樹、星野源…ネットで大反響の文体遊戯!
    100人の多彩な文体で綴るフタ、かやく、湯切り…

    ーーー
    さまざまな”文豪”や”思想家”、”小説家”、”俳優”などが、「カップ焼きそば」の作り方を書いたら、というtwitterではじまった?ことを書籍にした本。
    カップ焼きそばを作る、「蓋をあける」「かやくとソースをとりだす」「かやくを入れる」「湯を沸かす」「湯を注ぐ」「待つ」「湯切る」「ソースと混ぜる」「食べる」というステップを、それぞれの作家だったらどのように感じ、また書くだろうか、という試み。
    「あとがき」の部分にもあるが、レーモン・クノーの『文体練習』に近いイメージの本です。
    特別、「何かが得られる」という本ではありませんが、「たしかにこの人だったらこういうことを言いそうだな」と思わせる文章や絵(漫画家のパロディもあり)で、フッと笑わせられます。
    疲れているときなどにオススメ。
    ただ、それなりに掲載されている作家の文章を知らないと、笑うポイントもわからないかもしれない、という点で、きっと万人が無条件に楽しめる本ではないのだろうなと感じます。

  • ネットで評判になったのですね
    ほんと、ばかばかしくて楽しい
    うんそうかもなんて納得したりニンマリしたり
    知らない人もいたけれど楽しんだ
    単に文豪だけでなく週刊誌とか、笑ってしまった
    カップ焼きそば久しく食べてないよなあ

    ≪ 馬鹿の本 楽しく笑って 馬鹿になる ≫

  • 文体って不思議なもので、うまく説明はできないけど、たしかに存在する。
    週刊文春のネタは読みながら妙に感動してしまった。

全104件中 1 - 10件を表示

神田桂一の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
又吉 直樹
大竹 昭子
宮下 奈都
朝井 リョウ
米澤 穂信
恩田 陸
スティーヴン・ガ...
エラ・フランシス...
又吉 直樹
有効な右矢印 無効な右矢印

もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたらに関連する談話室の質問

もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたらを本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたらを本棚に「読み終わった」で登録しているひと

もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたらを本棚に「積読」で登録しているひと

もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたらの作品紹介

太宰治、村上春樹、星野源…ネットで大反響の文体遊戯!100人の多彩な文体で綴るフタ、かやく、湯切り…

ツイートする