女子の武士道

著者 :
  • 致知出版社
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800910486

感想・レビュー・書評

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  • 武士の娘だった「祖母の言葉五十五」。女性の品格を磨くための深い知恵がここにある。
    言ってることは正しいと思うし自分に足りないことも書いてあってためにはなったと思う。でも、これ全部は無理だ~~と内心思ってしまったダメな大人です・・・。こんな完璧人間やってたらストレスフルで死んでしまう。まあだからできるだけこうして生きていけたらいいな、くらいの指標として捉えればいいのかなと思った。時代が移り変わろうとも、凛として生き抜いて子供に大切なことを伝えていける女子でいたいです。男子ももっと頑張ってほしいね!

  • 2015.4.読了。

    好みの問題ですが、私はエピソードを挟むよりも武士道や論語自体のみを読みたいと思いました。
    それと、語りの一人称が筆者と祖母で入れ替わるので、少し読みにくさを感じました。

  • こうありたいなと思う…ことがたくさんあった。
    置かれた場所で〜もよかったけど、
    背景がキリスト教であるものと、
    日本古来から伝わってきたものであるものと、とその背景を意識することで感じ方が違ってくるなぁ…

    折を見て再読して、自分に染み込ませていきたい。

  • 読む人が読めば
    ジェンダーがーと
    言われそうですが……

    でも全部を受け入れる
    必要はないかなと。

    いいなって思った部分を
    自分に生かそう
    良いところを見つける、
    共感することって素敵

    そう思った作品です。

    戦争を生き抜いた
    一人の女性を描いています。

    女性の社会進出が
    めざましくなってきたからこそ
    一度立ち止まって考えるのに
    いい本だと思いました。

  • 一気に読むよりちょっとづつ読んだ方がすんなり入ってくる。女子って言葉は一度も出てこないのに"女子"の武士道って題名が残念だと思った。

  • 久米書店

  • 西洋文化が入ってきた明治維新ごろや、大衆文化が花開いた大正時代には、武士道や日本的な文化が古いものとされ、時代遅れとされてきた。

    しかし、昭和に入ってから間もなく、日本文化を取り戻そうという機運が高まったり、ここ最近も武士道や日本文化を見直そうという雰囲気を多々感じる。

    本書は、世の中を良くするのも悪くするのも女次第だというほど、男は社会に出て働く一方で、女は妻として母として家を守り、男が何も心配せず仕事ができ、次世代の担い手である子どもをきちんと育てる。土台は全て女である。という理念のもとに記されている。

    妻として、母として、働く女性として、己に克つための武士道に共通することは、常に平静として、どんなに辛いときでも笑顔を絶やさないでいること。それでいて凛として冬に咲く梅の花のようであれということ。

    女性の社会進出が叫ばれる現代ではあるけど、家を守り、子どもを育てることも、国の行く末を考えれば相当重要な役割だと思う。
    選択肢が増え、自分のやりたいことを選べる自由も素晴らしいことだと思うけど、その自由の中にも、日本人が培ってきた精神文化『武士道』を今一度見直すことも大事だと思った。

  • 石川様よりご献本頂き、拝読しました。
    組織や家庭内での女性の役割を重視する自分としては、石川さんのご主張はすっと入ってくる。
    激動の時代を生きた、石川さんの祖母の物語。
    いやあ、母はつよい。

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著者プロフィール

1966年、東京都に生まれる。文化女子大学服飾学科を中退後、インポートアパレル会社に勤務。同業界で数回転職を繰り返したのち25歳でコピーライターに転身、大手出版社の編集プロダクションに勤務。1年弱で独立、以降フリーランスとなり現在に至る。広告企画&コピーライティング、女性誌の特集記事の取材執筆、書籍の出版プロデュースおよび編集・執筆、WEBサイトのディレクション&コピーワークなど、幅広い分野でプランナー&ライターとして活躍している。著書に、ADHDと診断されるまでの半生を綴った『ADHDとして生きる——おりこうでない私の半生』(診断と治療社、2005年)がある。妻であり一男一女の母でもある。

「2006年 『ADHD・アスペルガー症候群のある子と親のためのポジティブライフガイド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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