図解 モチベーション大百科 (サンクチュアリ出版)

著者 :
  • サンクチュアリ出版
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感想 : 182
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801400429

感想・レビュー・書評

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  • 2ページ見開きで図と端的なフレーズ及びその説明なので読みやすい。そしてそれらを一つずつこなしていければ自分の行動のパターンを変えていけると思う。思う、けど、マニュアル本だったので読書としての楽しみが味わえなかったという意味で星2つ。

  • flier要約

    https://www.flierinc.com/summary/1283

    ====
    やはり「順番」が大事
    本書では第一印象で出ていたが
    人物は同じで伝え方のみ①と②に分けた
    ①頭が良く勤勉で頑固で嫉妬深い
    ②嫉妬深く頑固で勤勉で頭が良い
    結果、
    実験被験者のほぼ全員が①の人物に好感を持った。

    伝えたも物事を決断する時もそうだが
    「順番」がほぼ全てを決めるのでは…と感じる

  • モチベーション大百科という題名につられたが、つまるところ「モチベーションに関する心理・行動実験集」という感じ。読み物としてはそこそこ面白い。ただ、個別具体的な事象とその解説の集合であり、特に系統づけられたり新たな解釈を産んでいる訳では無いので、そこからなにを読み取るかは各人に委ねられている。

  • 『図解モチベーション大百科』



    ▼目標設定
    ・泥棒洞窟実験:敵対する相手とは、楽しい体験ではなく困難な体験を共有する。共通の敵をつくる。
    ・目標は未来を変えるためではなく、今の自分の気分や行動をアクティブにするためにある。

    ▼意思決定
    ・プロスペクト理論:得られるものにフォーカスすると保守的に、失うものにフォーカスすると好戦的になる。
    →主語をどちらに置くかで印象は大きく変わる。交渉時は「やらない場合の損失」を主語にすべき。

    ・情報処理の特性:「簡単に思いつくことは重要、簡単に思いつかないことは重要ではない」と脳は処理する。
    →アイデアの欠点や問題点をあらかじめこちらで提示すれば、これ以上思い付かないので良い点に目を向けてくれやすくなる。

    ・意思決定に有効なOOCEMR
    ・Outcome:ひとつの意思決定の結果ではなく、中長期的に得たい結果に対してどうなのかを考える。
    ・Option:できること、実現する手段の選択肢をたくさん持っておく。
    ・Consequence:良くても悪くてもたくさん結果をだすこと。
    ・Evaluate:得たい結果にどれだけ近づいているかを評価する。
    ・Mitigate:マイナス面を減らす、補うアイデアを考える。
    ・Resolve:締め切りをつくる。

    ▼人脈づくり
    ・模倣効果:一字一句変えず復唱する
    ・スポットライト効果:自意識を捨てる。相手に嫌われたかな?怒らせるかな?と気をつかうのは自意識の裏返し。相手はそんなに覚えてない
    ・好奇心の効能:相手との共通点ではなく、相違点に興味を持つ
    ・自分の関心をゼロにして相手に没頭する。理解したいという気持ちを示す

    ▼自己管理
    ・感情変換:興奮している時は、無理に落ち着こうとしない。興奮状態を認める
    ・怒りのコントロール:怒りを露わにすると余計に加速する。怒りを感じたら2分間静かに座っている。体の状態が感情をつくる

    ▼自己管理の種類
    ステートマネジメント状態管理
    エネルギーマネジメント健康管理
    タイムマネジメント時間管理

    ・感情をつくるのは、意識/言葉/身体。
    ・感情のコントロール:何が起きても「良かった!」と言う。笑顔で始めてみる。

    ▼発想転換
    ・批判者の知性:提案には否定も加える。頭が良さそう、ビジネスに詳しそうと感じられる。相手の否定を先回りしておく。
    ・マスト思考。やらされ仕事は伝播する。お願いごとをするときは、相手の考える余地を残す。考えるきっかけをつくる。決定権を委ねる。
    ・自分の抱えている悩みを、他人から相談されたものとして捉えアドバイスしてみる。
    ・息詰まった時は改めて目的に意識を向けてみる。最終的にどうなればいいのか?から考えてみる。

  • 「やらない」「やりたくない」から抜け出すための方法としてモチベーションという概念を用いている印象。たしかにそうなんだけどな、、、モチベーションが加速するというよりはまずは一歩踏み出そう。そのきっかけ作りの方法が書かれている一冊。そもそもやる気があることが善なのかということも考えたい。

  • わかっちゃいるが、それをどうやって行動に移そうか。そこが問題。

  • モチベーションについていろんな実験が書かれている。
    沢山の実験が書かれているが、本当にそうなのかは参考文献を読まないとわからない。

著者プロフィール

株式会社オープンプラットフォーム代表取締役。早稲田大学商学部卒業後、起業。在学中からモチベーション心理学とリーダーシップを学ぶために渡米。最新の自己と組織の変革メソッドを伝える実践的なセミナーを行い続けている。毎回満席になる講座は、企業経営者・幹部、起業家、ベストセラー作家を輩出している。100名の業界トップリーダーを育成することをミッションに活動している。著書に、今回文庫化された『未来記憶』(小社)のほか、『タイムマネジメント大全――24時間すべてを自分のために使う』『覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰』(ともにサンクチュアリ出版)などがある。

「2023年 『DOIT!「すぐやる人」に変わる未来記憶思考法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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