99のなみだ: 涙がこころを癒す短篇小説集 (Linda BOOKS!)

制作 : リンダブックス編集部 
  • アース・スターエンターテイメント
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本棚登録 : 776
感想 : 79
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784803001266

感想・レビュー・書評

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  • 古本市へ初めて行ってみました。
    そこで購入した本です。
    この本はDSで99のなみだで発売されているようです。
    さらさらと読める短編小説です。
    遠い世界ではなく、身近な自身も経験する事があるかも知れないお話です。
    静かに染みていくような、悲しいけれどもこころが温かくなるそんな小説でした。

  • 感動的な数々のショートストーリーが詰まっています。どの話の主人公も恋に悩んだりして、でも必ず自分なりの答えを見つけ出して現実を向き合っている主人公に強さを感じます。地震が起き実家で復旧作業をしているときに合間を縫って読んでいました。家族を守らなければならない自分にとって、彼らの生き様は大きな励みとなりました。

  • ものすごく泣けた本
    「屋上から」が自分的には好き

  • いろんな人のいろんな日常。
    少し心が優しくなる。
    誰かの心を知るということが、やっぱり一番大切なんだなあ。

    最後の「恋しくて」が一番良かった。
    約束を果たせそうにないという一文を読んだ時に目線がフリーズしてしまった。
    たまにこういう本を読んで、ふと優しくなるのもいいんじゃないだろうか。

  • ちょっと感動したい時に読むと良い。前日に読んだ本も短篇集だったが、個人的に短編だと感動も少ない気がする。
    とはいっても、収録中最も感動したのは「会いたくて」でした。これは、ちょっときました。

  • 泣き過ぎで、旦那から禁止令発令。
    途中までしか読めませんでした。
    心を動かす力はすごいとおもいます。あまり覚えてないけど…

  • 積ん読本から読了。
    1話完結の短編集。12タイトル。
    家族愛。家族のいろんな形。

    いつかはきみと
    恋しくて


  • 「恋しくて」は、何度読んでも泣いてしまう。

  • 99のなみだ、という本を勧めていただいたのだがこのタイトルの本がシリーズ物でまた別にあり、どれを読めばいいか少し悩んだ。とりあえず一冊で完結しているこちらを読んだ。
    一話完結の本当に短い短編が集められているのだが、とても美しく、そして胸を優しくえぐるような感性の鋭いエピソードも入っており、正直を言うと私にとっては読み進めるのがかなり辛い部分もあった。登場人物は若い女性であることが多く、感情移入しすぎてしまった。そしてこれも傾向として挙げられるが父親と娘という関係にフォーカスした話が多く、ここが最も自分としては辛い部分だった。不器用ながらも娘を愛する父親との、本当に一般的な、そして涙せずにはいられないストーリーは個人的事情でわたしには体験できないものなので、悲しい、羨ましいが半々でこみ上げてしまった。でもその点で言えば、私はこの本が伝えてくれるものの尊さを最もかんじられる読者の1人でもあったと思う。
    珍しく男性が主人公だったという意味では、「会いたい」はかなりお気に入りの話になった。ここでは妻と夫という他の話とは一味違う関係が題材になっていて、やはり父と娘というテーマはちらついたけれども、蛍のはかなくて優しい光が導いてくれる展開にグッときた。あと最後に入っていた初恋の話は、ある程度の長さの小説に延ばしてもすごく面白そうな話だなと思った。ああいう「淡々と変」な恋愛ストーリーが私は本当に好きだ。
    この歳になったからだと思うけど、ただ涙するだけではなくて、自分の中にある人生経験に応じてその深みを増していく短編ばかりだと思う。これは例えば結婚したあと、子供ができたあと、など、人生のステップごとに読むとまた違った感じ方ができるかもしれない。
    (お勧めしてくださった方、本当にありがとうございました!)

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