シンジケート

著者 :
  • 沖積舎
3.95
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本棚登録 : 401
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (117ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806011101

感想・レビュー・書評

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  • 短歌って、こういうことも出来るんだ!と驚いた本。
    と同時に、短歌に親しみを感じた本。
    好きな歌が沢山できた。

  • この人の歌は素晴らしい!

    抜き取った指輪を孔雀になげうって「お食べそいつがおまえの餌よ」

  • はてどこで出会ったのか。忘れたけど、短歌や詩も面白いのだ!と思ったのはこの本が最初。31文字に凝縮された世界を読む度にどきどきします。その世界観が好きすぎて、帯付き初版本を古本屋で買い求め、穂村氏の講演にまで行きました。ええ、サインもしてもらいましたよ。

  • みずみずしくて、きらきら。これが私の生まれた年に最初に出た歌集だと言われても、信じられないくらいに新鮮で輝いている歌の数々。

  • 穂村さんの初めての歌集。はじめからきちんと読みたいという人に。
    試合開始のコール忘れて審判は風の匂いにめをとじたまま/呼吸する色の不思議を見ていたら「火よ」と貴方は教えてくれる/くちうつしホールズ光る地下鉄の十色使いの路線図の前
    (あえて代表作を除いてすきな歌を。)
    わかりやすく共感するというよりは通り過ぎた一瞬の感覚が共鳴する感じ。

  • 短歌の解凍うまくできない。何となく「恋人たち」を感じることはできるのだけど。

  • 頭にはてなを浮かべたり、どきっとしたり、にやっとしたり。

  • これも私の宝物です。
    好きすぎて何回も枕の下に忍ばせて眠った。特に何も起こらなかった。でもいいの、この本に出会えたことがすごく幸せ。

    短歌ってどうにもみんなが手に取りやすいジャンルのものではないけど、短歌のこの文字の並び方っていざ本にまとまっていると一層美しいし、はっとするよー。5.7.5.7.7.のテンポの良さって言うのはそのまま言葉の染み込み易さなんだと思う。じわじわって音がします。

  • 図書館での仕事を忘れてしばらく呆然とさせられた穂村氏の短歌集。
    「短歌の良いのない?」
    レファレンスには迷わず(私的に)お勧め。ある1人の女性と過ごす時間を詠み上げた、美しくもおろおろした歌と連想の飛躍がすごい。

  • ほむほむの短歌は、よくわからない。

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著者プロフィール

穂村 弘(ほむら・ひろし):1962年北海道生まれ。歌人。1990年に歌集『シンジケート』でデビュー。短歌にとどまることなく、エッセイや評論、絵本、翻訳など広く活躍中。著書に『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』、『ラインマーカーズ』、『世界音痴』『もうおうちへかえりましょう』『絶叫委員会』『にょっ記』『野良猫を尊敬した日』『短歌のガチャポン』など多数。2008年、短歌評論集『短歌の友人』で伊藤整文学賞、2017年、エッセイ集『鳥肌が』で講談社エッセイ賞、2018年、歌集『水中翼船炎上中』で若山牧水賞を受賞。

「2023年 『彗星交叉点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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