- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806140276
感想・レビュー・書評
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フランス人の筆者が書くシンプルな暮らし。
と言っても食を中心としたシンプルな暮らしが書かれています。
下手なダイエット本を読むよりも意識あがるかも?
どれだけムダなものを口にしてきたのか、ひとくちひとくちを大切にしようという気持ちになります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
思っていた以上に食事に関することが多くて驚いた。タイトルは間違ってはいないが、内容とはちょっとイメージが違う。サブタイトルにはちゃんとヒントはあるのだけど。私はこの人の考え方が好きだし、自分に喝を入れるためにも読んでいるから、痛い所をつくなぁと思いながらも読めるけど、拒否反応を示す人も多そう。訳者の違いもあるのかな?
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最近、あんまり量を食う必要もないなあと思ってた節があって、この本を読んでそれを確信した。
ここに書いてることすべてを実行するのはなかなか難しいけど、
小さくていいお皿で食べる。
シャンパンはいい。
お腹がすいてないなら食うな
よくかむ
など、まさに、シンプルに食べる心構えだけでも全然違うなあ。 -
昔、母に勧められて買った本。当時のミニマリズムの流行に先立っていたような記憶があります。シンプルな食生活を題材にして、心穏やかに日々を送るヒントが書かれています。優しい言葉の数々が、そっと胸に刺さり、食生活を見直さなきゃなぁと反省しました。
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日本に限らず、多くの国を旅した上での日本の特徴を抑えた内容
断捨離やミニマリズムに加え、食をメインに楽しみ方を説いています。
断捨離の本を読んでいく中で「日本のこの考え方は良くない、もっと海外的な発想を!」というような内容のものばかり最近目にしていたので、日本の良さを伝えているこの本は新鮮でした。
フランス人の著者のため、日本人に気づかない日本の習慣が書かれていて面白いと思います。
今日から少量の食事を楽しむ生活を始めたい -
〈本から〉
近年、自然への回帰がさかんんい説かれています。しかし、敬うべき自然は、もともと人間の中に備わっているはずなのです。
正しい食事を選び、じつは少ない量で十分満足できることに気づくのは、なんてすばらしいことだろう。
ーガンジー
空腹感が強くなりすぎてからでは、食べる量を抑えることはまず不可能でしょう。
必要最小限のものをゆっくりと味わうことで、私たちは満たされ、それによって自分自身の本質ー心身の調和、必要と欲求のバランス、自制心と落ち着きなどーを取り戻すことができるのです。
「すべてをより小さく」という秘訣を知っていれば、料理をすることにこれまでにない喜びを感じるようになるのです。
サラダ菜一枚にすら、私は感謝の念を覚える。血となり肉となって私を支えてくれるからだ。
ー津田逸夫「沈黙の対話」
食べ物を直接口に運ぶことは、人間に根源的な満足をもたらします。
賢者は無味を味わう。
ー老子
美はビタミンと同じくらい栄養となります。
エレガントに生きるとは、ゆっくり時間をかけること、集中すること、そして、自分の心や人生をあふれさせないために、厳選したものごとだけを大切にすることなのです。 -
結構、奮い立った。
やってみるよ。
きちんと座って食べる
つまみ食いしない
好きなお皿に、素敵に盛る
うっとりできる食事を目指す。
食べる事は、生きること。 -
食に関することがメインで書いてありました。食事に関する自分の考え方が大きく変わった1冊です。
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お腹いっぱい食べることが幸せの一つだと考えていました。この本を読んで食べることへの準備がさらなる食会の喜びを生むのではないかと思うようになりました。腹八分目、断食なども次の幸せを感じるための準備だと思うことで食事一回をもっと大切にできると思いました。