ビジョナリー・カンパニー4 自分の意志で偉大になる

制作 : モートン・ハンセン共著 
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  • Amazon.co.jp ・本 (490ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784822249236

感想・レビュー・書評

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  • 毎日私も直面している不確実性の時代に飛躍するためには・・・

    10X型企業が有効
    ・狂信的規律 20マイル行進
    ・実証的創造力 銃撃に続いて大砲発射
    ・建設的パラノイア 死線を避けるリーダーシップ
    ・SMaCに従う
     Specified 具体的である
     Methodical 整然としている
     and
     Consistent 一貫している
    ・以上により運の利益率ROLが上がる

    アグレッシブな中にも着実さが必要ってことですね。
    会社をつぶしてしまっては挑戦もすべて無駄になってしまいます。

  • 企業価値を業界平均の10倍に成長させた勝ち組リーダーを
    10EX-er(テンエクサー)と呼ぶ。

    その3要素
    1.狂信的規律 :行動の一貫性を保つ。
     長期にわたって自分の打ち出す行動により、
     「一貫性」を保って自社の「独自仕様」に基づく「工程表」に準拠し、
     厳しい状況下でも「達成」させる。
     良い状況下では「自制」する。

    2.実証的創造力 :実証できる根拠を築き創造する。
     飛躍的イノベーションや天才的予測ではなく、
     「低コスト」「低リスク」「低拡散」の三条件を満たす実証的テストで大量に確認し
     失敗に学んでから、経営資源を集中させる。

    3.建設的パラノイア :死線を避けるためい、最悪の状況を想定し準備を怠らない。
     確実に未来を予測するのは、不可能と認識し、
      「バッファー」を用意する。
      「リスク」を抑える。時間軸で管理する。
      「ズームアウト・ズームイン」で常用を察知する。

    運で成功するのではなく、レシピに従って、自分の意思で行動する人が運をつかむ。

  • 7の10X型企業が比較対象企業と違って
    なぜ卓越した成果を残しているのか、
    様々な調査結果から導いている本。


    第1章 不確実性の時代に飛躍する
    第2章 10X型リーダー
    第3章 二十マイル行進
    第4章 銃撃に続いて大砲発射
    第5章 死線を避けるリーダーシップ
    第6章 具体的で整然とした一貫レシピ
    第7章 運の利益率
    エピローグ 自分の意思で偉大になる

  • アムンゼンとスコットを例えに使うなど分かりやすい。

    例えだけでなく、理論とか概念での説明というより色んな企業の実例をあげての説明なので分かりやすいし納得もしやすい。

    自分は経営にたずさわる立場に無いけど、日々の業務にも充分当てはめられる内容だと思えます。

  • ビジョナリーカンパニーの最新刊。
    1972年から2002年までの30年間を対象期間とする。
    比較対象企業に、インテルやマイクロソフト、そしてアップルが加わってきます。アップルはジョズズが復帰する前ですから。今の状況からは想像ができません。

    偉大な企業は目論見や勝算もなしに、決して大きな投資には打って出ない。色々なことを試すが、決して博打のようなことはしない。手ごたえがあり、データが揃えることが出来た場合に、大砲をうつと言うこと。偉大な企業とは臆病さと慎重さ、そして計算された大胆さをもつものかもしれない。

    前作からも言われた来たことですが、規律を順守し謙虚である。レシピをほとんど変更する事がないと言う。確かに、マスコミや情勢に左右されずにコツコツと前進する人や企業ほど怖い物はないと思います。

    南極探検のアムンゼンとスコットの話は具体的であり、それを企業に照らした所に興味が尽きません。アムンゼンの北極探検を念頭に置いたシュミレーションは自分も見習わないといけないかなと。

    次回作辺りから、グーグルとその比較対象企業としてヤフーが登場でしょうか。

  • 正直、シリーズ4作目の本書が出版されたことに反発の気持ちがありました。
    しかし読み始めてみると、やはりビジョナリー・カンパニーは特別ですね!

    ◇今回、これはビジョナリー・カンパニー探求という終わりなき旅の途中なのだ、ということがわかりました。
    一層、洞察に磨きがかかった気がして、この4作目が好きになりました。
    ただ、これまでの3作に比べて、この4作目が特に浮き彫りにしているのが、環境ではなく、私たちが何をするのかがポイントである、という点ですので、読み終えて、行動を起こしたい、という勇気が沸いてきました☆

  • 狂信的規律、実証的創造力、建設的パラノイア。二十マイル行進、銃撃に続いて大砲発射、死戦を避けるリーダーシップ、SMaCレシピ、運の利益率。
    自分の意志で偉大になる。

    規律持ってがんばろ^_^

  • 大胆に行動しなければならない、慎重に。
    相反するように聞こえるこの行動を、どのように目指すのか。具体的なストーリーで分かりやすく書かれています。前著までの中で出てきた「ANDの才能」など思い出しながら読んでいただければ非常に分かりやすいです。後半3分の1ほどは、本編に関するデーター部分です。いかに実証的なデーターを積み重ねてこの本は出来上がったのかを知ることが出来ます。
    不確実な時代。確実なのは「不確実である」ということ。ここから目をそらさず、信念に向かって進むこと。GREAT BY CHOICEに必要なことが具体的に書かれています。

  • 自分たちに欠けているものはなんだろうか。向かっているものはどうだろうか。また読み返そうと思う。

  • 発想がおもしろい

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著者プロフィール

『ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則』(Built to Last、ジェリー・ポラスとの共著)をはじめとする世界で1000万部超のロングセラー『ビジョナリー・カンパニー』シリーズの著者。米コロラド州ボールダーの研究ラボを拠点に四半世紀以上にわたって偉大な企業を研究、経営者から絶大な支持を集める。2017年にはフォーブス誌の『現代の経営学者100人』にも選出された。著書に『ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則』(Good to Great)、『ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階』(How the Mighty Fall)、『ビジョナリー・カンパニー4 自分の意思で偉大になる』(Great by Choice、モートン・ハンセンとの共著)。

「2021年 『ビジョナリー・カンパニーZERO』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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