企業参謀―戦略的思考とはなにか

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  • プレジデント社
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  • Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833416948

感想・レビュー・書評

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  • 難解。
    面白そうなのだが、読むのに苦労。

  • 本格的に経営に関わるなら
    1回はよまないといけないほんなのかな〜

  • 人事、文化、カルチャーに関する記述が薄いのが大企業の戦コンっぽい。
    中小は当たり前のことを当たり前にする実行力で詰むのがほとんどなので、この星。
    シェアのパーセントでも市場成長率でもない。
    中小は自分たち知らない市場があるかどうかだし、自分たちしか取れない市場があるかどうか。

  • ・toppointで読む
    ・山梨さんのシンプルな戦略と言ってることは近い

    200724
    ・原著を通しで読む
    ・トップライン予測の雑さ、事業が先かポートフォリオが先か、社是の企業イメージ化など、自分が思っていたこと
    ・ROIC、ホッケースティック曲線など今でも最先端で議論されてしまっている感があるものたち
    ・中計、PPM、市場戦略の新しい考え方
    を獲得した
    ・山梨さん、この本から事例含めパクってない?

  • 本書は1975,77年に出版された『正・続企業参謀』を新装版として出されたものである。大前さんの『処女作である「企業参謀」は30歳から31歳の頃に私的なメモとして書き留めたものである。~そのノートを当時のダイヤモンド・タイム社(現プレジデント社)の守岡道明編集長に見せたところ、「おもしろい」ということで出版となった。この本は出版した74年に16万部も売れ、私は32歳でベストセラーの著者となった』という背景がある。大前さんが日立を辞められて、マッキンゼーのコンサルタントとして入社してから、負けず嫌いの性格もあったのでしょうが、徹底的にいろんなコンサルタントや文献を片っ端から調べ、ノートにつづり、いつのまにかマッキンゼーの顔のコンサルタントになっていた。その駆け出しの頃のメモは実に我々にとっても理解しやすく、逆に理解しやすいがために、いっそう難しさを感じてしまう私である。
    本書は企業における戦略をあらゆる角度から実例を交えて説明している。その内容については、ぜひ書をとって、ことあるごとに参照されたい。
    この場では唯一、『戦略的思考家たることを妨げるものについてのきわめて観念的な(つまり一般論の!)記述を試みたい』と示している『参謀五戒』を紹介させていただきたい。
    戒1=参謀たるもの「イフ」という言葉に対する本能的恐れを捨てよ
    戒2=参謀たるもの完全主義を捨てよ
    戒3=KFSについては徹底的に挑戦せよ
    (KFSとはKeyFactorSuccessの略。)
    戒4=制約条件に制約されるな
    戒5=記憶に頼らず分析を
    何かを企画しようとする際に、あるいは企業の核として、その戦略を考える際に再びページを開いて、さまざまな角度からの分析を試みたい。
    自らが「企業参謀」を目指す人にとっては必読の書である。

  • 読書メモ参照

  • 一昔前の本だがベーシックな戦略的思考の勉強になる。具体例も多く、読みやすい。期間を置いて繰り返し読み直しておきたい。
    最低限、課長級になる前に読んでおくべき一冊。

  • 旅行パンフレット→移動や食事,が旅行中どれくらいの割合を示すか数字で出すと,本来の目的(レジャー)の時間がとても短かった.→それでも,そのほかの理由をつけてみんな消費する(都会を出る開放感とか.)→パッケージの中身を定量的に考えずに雰囲気でお金を出してしまう.

    こう言った例を他にも見つけて,本質的なものとそうでないものを切り出そうとするとそこに新たな市場がある.
    →短時間で髪を切るだけの理髪店,旅館etc

    ある問題に対する問いをどう立てるかから大事
    A社は売り上げが乏しい製品を抱えている→
    ×「売り上げを増やすにはどうしたら良いか」
    ○(例)「売り上げが伸びないのは,シェアが低いからか?」
    →Yes,Noで答えが出る, どちらに転んでも次に進める

  • 1章が至高、2章以降はコンサル経験のある人には共感できそう。
    混沌をときほぐすことが戦略思考。
    戦略的思考は漠然を解きほぐす事。
    物の本質に、もとづき分解する過程と、頭脳を用いて非線形組み立てをする部分とからなる。

    設問のしかたを解決思考的に行う事。-メモ
    イフに対する恐れを捨てる。
    完全主義を捨てる。
    一枚上手をいく方法を考え抜く、
    key Factors For Successを徹底的に調べ考える。

    日本は島国なので思考を展開する空間が小さい?

  • かなりの古典にしては今読んでも納得感はある。先見の明とはこういうことかと感心するが、如何せんちと難しすぎて、というか実践に取り入れづらく、挫折。

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著者プロフィール

1943年、福岡県生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。(株)日立製作所原子力開発部技師を経て、1972年、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社。 以来ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を務める。現在はビジネス・ブレークスルー大学学長を務めるとともに、世界の大企業やアジア・太平洋における国家レベルのアドバイザーとして活躍のかたわら、グローバルな視点と大胆な発想で、活発な提言を行っている。

「2018年 『勝ち組企業の「ビジネスモデル」大全 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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