いたずらきかんしゃちゅうちゅう (世界傑作絵本シリーズ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834000047

感想・レビュー・書評

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  • 「児童青少年の読書資料一覧」(中多泰子 ほか『改訂 児童サービス論』樹村房、2004)の、「幼児から小学校初級むき」で紹介され ていたので、図書館でよんだ

    きかんしゃの「ちゅうちゅう」が、ひとりで冒険にいってしまうお話
    機関車を動かすのに何人もの人が関わっていること、機関車は人や物を運ぶ役割をしていること、走るのには燃料が必要なことなども描かれている
    ちゅうちゅうを探しに行く場面では、それでいいんだろうかと思ってしまうようなやり取りもあり、よみ終わってからもやもやしていた
    けれど、ちゅうちゅうの周りの人がちゅうちゅうに優しいのは、ちゅうちゅうがいつもきちんと仕事をしている大切な仲間だからかもしれないと思い、納得した
    内容の絵は炭のような黒一色で、速さも感じられる
    途中で文字組みが変わるのも、効果的で良いと思った

  • 面白い形をした遮断機だなぁ。
    このちゅうちゅうといい、トーマスの機関車たちと言い、蒸気機関車はあちこち暴走するのが好きみたいね。
    怪我がなくてよかった。


    「ちいさいおうち」もそうですが、バートンさんのこの絵の感じ好きです。
    なんだか丸みを帯びていて、優しくて。
    木炭画…なのかな?

  • 読みたいと言ったわりに飽きていました。絵も白黒だしちょっと年中さんには難しかったみたい。

  • はからずも同時期に読んだ「ヌードル」と似た意味のお話だった☆

    はっ
    Choo Choo TRAIN って、ここから?!

    ちなみに、ちゅうちゅうはシュッポシュッポって意味らし。

  • …うーん、これがロングセラーかぁ。
    私はあんまり好きじゃないな。
    人に迷惑掛けたらちゃんと謝ろうね。

  •  真っ黒くてピカピカ光っている機関車は、ちゅうちゅうといいます。ちゅうちゅうを動かす機関士のジムやオーリー、アーチボールドは大変良くちゅうちゅうの世話をしました。大きな町の大きな駅まで、みんなの協力を得て走っていました。ある日ちゅうちゅうは、もっと速く走りたくなって一人で走りだしました。勢い良く走っていったので周りにいた動物も人も驚いていました。みんなは大混乱でちゅうちゅうの事を怒りました。古い線路に入りこみとうとう動けなくなりました。ジムが見つけに来てくれてもう逃げだしたりしないと約束しました。ジムたちはちゅうちゅうが無事に帰ってきたので喜びました。
     注目をあびたくて自分勝手な事をしたちゅうちゅうですが、一人で速く走れないことが分かりました。絵は白黒ですが躍動感があります。

  • 絵が好き。

  • 実は私チェンマイのバージニア・リー・バートンを目指しています!

    弟は子供の頃、この「ちゅうちゅう」が大好きで、私は「小さなお家」派でした。
    http://www.amazon.co.jp/%E3%81%A1%E3%81%84%E3%81%95%E3%81%84%E3%81%8A%E3%81%86%E3%81%A1-%E5%B2%A9%E6%B3%A2%E3%81%AE%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%AE%E6%9C%AC-%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3/dp/4001151065/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1341394177&sr=1-1

    娘は断然「ちゅうちゅう」派で「小さなお家」より、
    「はたらきもののじょせつしゃけいてぃ」
    http://www.amazon.co.jp/%E3%81%AF%E3%81%9F%E3%82%89%E3%81%8D%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%AE%E3%81%98%E3%82%87%E3%81%9B%E3%81%A4%E3%81%97%E3%82%83%E3%81%91%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%83%E3%83%BC-%E4%B8%96%E7%95%8C%E5%82%91%E4%BD%9C%E7%B5%B5%E6%9C%AC%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E2%80%95%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%81%AE%E7%B5%B5%E6%9C%AC-%E3%81%B0%E3%83%BC%E3%81%98%E3%81%AB%E3%81%82%E3%83%BB%E3%82%8A%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%81%B0%E3%83%BC%E3%81%A8%E3%82%93/dp/4834005097/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1341394012&sr=1-1
    を好む、メカニックの父親譲りの機械好き。

    古書サイトの「楽しい川辺」さんに次は
    「せいめいのれきし―地球上にせいめいがうまれたときからいままでのおはなし」
    http://www.amazon.co.jp/%E3%81%9B%E3%81%84%E3%82%81%E3%81%84%E3%81%AE%E3%82%8C%E3%81%8D%E3%81%97%E2%80%95%E5%9C%B0%E7%90%83%E4%B8%8A%E3%81%AB%E3%81%9B%E3%81%84%E3%82%81%E3%81%84%E3%81%8C%E3%81%86%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%81%A8%E3%81%8D%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%97-%E5%A4%A7%E5%9E%8B%E7%B5%B5%E6%9C%AC-%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3/dp/4001105519/ref=sr_1_2?s=books&ie=UTF8&qid=1341394177&sr=1-2
    を送ってもらうのだ。わくわく。

    世界の名作絵本が読めて、翻訳者も一流。日本ってなんて恵まれた国なんだ!

  • 機関車のちゅうちゅうは人や荷物を載せて走る。
    あるとき、後ろに何もつけないで走れば、みんなが速くてかっこいい機関車に注目するはずだと考えて、運転手や整備士のいない間に勝手に走り出す。
    それを見た動物たちは驚くし、街の人々も迷惑している…。

    整備士は最新式の汽車(新幹線)に手伝ってもらって、古い線路に入ってしまったちゅちゅうを連れて帰ってくるにだった。
    ちゅうちゅうもこれからは大人しく、人や物を運ぶよ、と反省する。

    白黒だけれど、情景がよく伝わってくる。
    今となっては見掛けない機関車、その構成を理解するにはいい。

  • 2012 06 20

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著者プロフィール

1909年アメリカのマサチューセッツ州ニュートンセンター生まれ。父はマサチューセッツ工業大学の学監、母はイギリス生まれの詩人で音楽家。バートンはカリフォルニアの美術大学で絵の勉強をするかたわらバレーも学び、1931年にボストンで絵の教えをうけた彫刻家ジョージ・ディミトリオスと結婚。以後、海べの小さな村フォリー・コーヴに住み、画家として、デザイナーとして、また絵本作家として活躍。
最初の絵本『いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう』は、長男アーリスのため、第二作『マイク・マリガンとスチーム・ショベル』は次男マイケルのために描かれたもの。その他主な作品に『ちいさいおうち』『せいめいのれきし』『名馬キャリコ』(以上、岩波書店)、『はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー』(福音館書店)ほか多数。

「2022年 『はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー KATY AND THE BIG SNOW』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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