図解 頭のいい説明「すぐできる」コツ: 今日、結果が出る! (単行本)
- 三笠書房 (2016年2月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837926269
感想・レビュー・書評
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話し方の本で出てくる話題が簡潔に書いてある。
1文は短く、最初に結論、3つにまとめる。
などなど、定番の内容がでてきます。
2Pで一つのテーマという感じで読みやすい。
気付きを得たものとしては
・「部下の意見」は聞くな「部下がみた事実」を聞け
→これは普段やっている気もするが、意外と感情論に流されているような気もする。
・仮定形を使うと意見が弱くなる。
仮定形の部分を条件付けし、自分なりの解決策を提示する。
→事実を正確に伝えるということは、自分の意見を排除したり、分析のみで結論を出さずとは違う。断定をさけることは自分を守っているだけで、報告される側にとっては、ハッキリしない、なんだかよく分からない報告にしかならないってこと。
改めて確かにと思ったのは
・人は正論ではなく、「お願い」で動く
→自分が論理的な話だと思っていても、だからなんなの?と思われること良くありますね。
・語尾をはっきりさせる。
→これは一時期気を付けてたけど、最近忘れていたかも。
冒頭に、「図解だからすぐわかる!」とうたっているのですが、図がわかりやすくないものもあったり、少し誇張気味。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
さらっと読めそうな本なので軽い気持ちで読んだが、思いのほか役に立った。
図が多く、文章量自体は少ないはずなのに、自分が欲しかった情報や、読んではっとする情報が多い。それはこの本が提唱している「頭のいい説明」そのものであって、これは説得力あるなぁと思った。
分かりやすい説明の話では「まず結論をつたえる」は王道。
この本もそのスタンスで、さらに「まず結論」の意味や目的、手法等にも触れている。背景情報の盛り込みすぎや、逆接多用など、自分はやってしまっていたと反省させられた。サインペンメモやエレベーターピッチ、イエスセット等、役に立つ手段も記載あり。
手元に持っていて損は無し。日本は欧米に比べてプレゼン等意思表明に関わる教育が少ないとも聞くし、若手社員や学生に読んでもらうのもよいかも。 -
相手に何かを伝える際には、以下のことを意識したい。
・感情ではなく事実を伝える。
・結論から伝えるのが大事だが、想定外の質問の時には結論から答えない。(具体例から共通点をみつけ、結論を述べる。) -
わかりやすいからすぐ読める⭐️
活字より図解派な方はおススメ! -
簡単に読めてそのくせ本当に役に立つという本はそうないと思うがこの本はその中の一つとしておきたい。
なんにしても己が気持ちよければよいという考え方がダメなのだろう。相手があってこその行動であるわけで、反面もっと相手を考えてあげなければならないのもまた事実。
両者の気持ちを合わせるのも難しいものである。
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基本的なことだが
改めて見ると面白い。特に本気の伝え方の単元は再度読んでも勉強になる、 -
話の結論は何か? お願いしたいことは何か?
自分のことばかりで相手の立場にたたない、それでもって、自分でも何言ってるかわからない感じになってくる。
言いたいことを決めて言わなきゃ、信頼はもらえないな。
そして笑顔で。
相手に苦労話言ってもいいなんて、目から鱗。
相手にびくついて、相手を怒らせないようにとすると、余計に何言ってるかあやふやな感じになるので、もうそれはやめよう。
相手の顔色伺いつつ、到着駅不明なまま喋るのはやめよう。
相手に動いてもらうのが説明。
ここまでよろしいですか、の気遣い。 -
新しい内容はあまり書かれていないが、基礎教育のために読み直してみるのは良いかもしれない。
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上長に報告したり相談したりする時に相手から「言いたい事がよく分からない」と言われる事がしばしば。改めてどんな事に気をつければ効率的にコミュニケーションを取れるかを復習するために本書を手に取った。
目的に適ういい復習教材だった。
相手に何をしてもらいたいのかを意識する事、話のメッセージを明らかにする事、客観的な事実、自己の解釈の順に説明する事、
社会人のイロハだが、そういった意識が疎かになっているので失敗していたと反省。
その他のティップスも分かりやすくすぐに実践できるものなので、早速仕事に活かしていきたいと思う。 -
さくさく読めて、ちょうどいい。
すぐ実践できることが多く、もう何回か読み直して、身につけていこうと思える内容。
役に立ちます。