マンガ版 ちょっとだけ・こっそり・素早く「言い返す」技術 (単行本)
- 三笠書房 (2020年7月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837928331
作品紹介・あらすじ
10万部突破の人気の書、待望のマンガ化!
「言い返したい! でも、言い返せない……」
そんな悔しい思いをしているすべての人へ!
やっかいな人から自分を守り、「コミュニケーション能力」に自信がつく方法を、
ネコの「ゆうきみゅう先生」が、やさしく、ときにはビシッと教えます!
*たちまち形成が逆転する「絶妙な切り返し」術
*無神経な相手から「心を守る」方法
*正面から反撃せずに「さりげなく水を差す」コツ
*どんなキツイ攻撃も「巧みにかわす」テクニック
……
仕事で、プライベートで……
無神経な言動を繰り返すあの人、この人に
「そのひと言」で、人間関係がみるみるラクになる!
感想・レビュー・書評
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最近は書店に行くことも少なくなってしまった。
珍しくジュンク堂書店で雑誌をチェック。
新刊を手に取ってパラパラめくっていたら、面白そうで買ってしまった。
会社でも家庭でも色々な集まりでも口論とか議論とかする機会はあまり無いのだけど、
他人からの口撃に何かしらの切り替えしをしないと、周りは言われた方(攻撃を受けた方)
が劣っていると見なすらしい。だから一線を越えたら反撃をしなければいけない。
実践的なのは第2章の「5つの戦術」
「反射」相手の話を要約して返す
「分散」相手の主張を分散させて一部だけのみ認める
「質問」それで?どうして?だから?
「延期」そのまま
「フィードバック」相手の話し方や言い方を指摘する
第3章、第4章にも細かなノウハウがちりばめられている。
なにか嫌な事を言われたら「それ、どういう意味ですか?」とか
意外とと言うか、いやな奴から身を護るにはかなり役に立つ手法がたくさんあって役に立つ。
まあでも、この年になると、そういう機会もあまり無いのだけどねえ。
こういうノウハウを知ってて、いつでもOKの気持ちで居ると、そういう嫌なコト言ってくる奴も居なくなるんだよね。
格闘技やってると、喧嘩売られることや因縁付けられることが無くなるに近いかな。
人間関係で日常的に嫌な思いをしている人には「簡単&実践的」で役に立つと思いました。
内容(「BOOK」データベースより)
人気精神科医・ゆうきゆう先生の「心理メソッド」を今、注目の人気漫画家Jamさんがマンガ化!「言い返したい!でも、言い返せない…」そんな悔しい思いをしているすべての人へ!相手を完膚無きまでにたたきのめす必要はありません。大切なのは、「ちょっとだけ反撃」をして、自分の身を守ること。「巧みにかわす」「賢く言い返す」「反応しない」人づきあいには、この“賢さ”が必要なのです。 -
人間関係ほどストレスなものはないけど、人間と書けば人の間であるから上手くやりたいもの。
絶対反りが合わない人もいるけど、こちらが上手く立ち回れば懐柔できるんじゃないかと思う。
返が上手な人に会うほど自分が小さく見えて、何かヒントを得たいと読みました。
確かに色々なパターンがあり、戦わずして勝つ方法やだから世界は回るんだと優しい気持ちになるものまで。
困った時に瞬時に思い出せるものをいくつか…覚えて試してみたいと思います。 -
人に言われたことで、イヤだと思ってもなかなか言い返せない。
結構ある場面だと思います。
筆者は、精神科医だからこそ、その仕組みをロジカルに分析、どういう対応をすると、きちんと自分の意見立場を表明できるかの対策まで記載してくれています。
発信しないと、相手もわかってくれない。というのがよく分かる。
しかも漫画だからこそわかりやすい。
その上、四コマ漫画がかなり内容を要約してくれていて、秀逸。 -
やられっぱなしではなく、
「ちょっとだけ反撃」をして自分の身を守る
「巧みにかわす」
「賢く言い返す」
「反応しない」
具体的には中を読んでもらうこと。
ペラペラ話す相手の勢いを削いで、
リズムを狂わせてしまいましょう
そのテクニックが紹介されています。
妙に納得したのは、どんな人の意見がもっとも通りやすいか
「もっとも多く話していた人の意見」ということ。
小難しい理屈など必要なく、「発言量の多さ=意見の先導者」
つまり「多くの時間・量をしゃべったモン勝ち」
「量さえしゃべれば、たとえ低レベルな意見でも、ほぼ確実に勝つ」
本当にそうだなあと思いました。
そして個人的に、コロナのおかげでリモートが入ってきて
それが良い方に働いていると思います。 -
星3.7。自分、アサーション能力低いなぁと思うシーンがあり、本作を購入しました。すらすら読めますが、すべて参考にはならないかな。誰かと戦いたいわけでは無い。しかし、伝えなければいけない事もある。まずは、何か言われた際、落ち着いて、あえてゆっくり話すことを意識することから始めてみようと思います。
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心理学を背景として身近な対人関係における交渉術を示した本。
マンガがあることで印象に残りやすく、なかなか良いと思う。 -
新聞広告だか電車広告で気になったので図書館で借りた。内容が反撃とか言い返すと言うことだが、読んでいてなんだか嫌な気持ちになってしまった感じ。嫌な人にはなんとかしたいものだが、こんな嫌な人にはなりたくないな、と思った本でした。
以下メモ。
●不快なことを言われて動揺する1番の理由は、自分自身が相手の発言を認めてしまうこと。なので鵜呑みにせず「それはあなたの主観でしょ」のスタンスで聞く。
●人は「みんなが自分と同じ考えを持っている」の思い込みやすいもの。他のやつもそう思っているはずという根拠のない自信に支えられた勝手な解釈を真に受けて心を乱す必要はない。
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「適度なストレスは、心を健康にするもの」ストレスゼロよりも、適度なストレスの方が快感!脳内の快感物質ノルエピネフリンの量が後者の方が出ているという。
多少なりともストレスは必要という話は目から鱗。
生きていれば嫌味を言われることもたくさんある。うまく対応できる人間になりたい。この本を読んで参考にはなったが、明日から実践できるほど自分のものにはしていない。身体に染み込むまでは常に意識しておくことが必要なんだろうなぁ。それが難点。 -
私は人づきあいがうまい方ではない。
嘘がつけないので、間が悪かったり、後から振り返って対応を後悔することも多い。
たまにこういう本に出合うと、あー、確かに―と納得する。
そしてすぐに忘れてしまうので、手元にあるとよいのだろうな。
4コマ漫画で場面紹介を繰り返しながら進むので、読み疲れない。一日の終わりに布団の中でも読める感じです。
・自分からは攻撃しない。攻撃されたら1度だけ攻撃し返す
・口数は多い方が勝つ
・攻撃されたら、深呼吸でリラックスし、背筋を伸ばし、目線を上に、動きはゆっくりとした落ち着いた態度で、相手の攻撃をなかったことにする。
・自分だけの小さな勝ちを見つける
・提案や依頼のときは「●●だから、~」という形にする
・ゆっくりと話すのが第一。そのうえで
相手の話を要約して返す
非は認めつつ、主張はする
小さな負けを認めたら、あとは平然とする
小さいところから徐々に応戦する
どうして?と理由をあと少しだけ聞く。反論を1度だけ先延ばしにする
どこで?どんな?などのオープンクエスチョンで相手に考えさせる
もう少しゆっくり話してくれませんでした?と側面攻撃により攻撃の糸口をつくる
最後は延期
面白かったのは、最後の部長サルとヒラサルの話。
電気ショックを2匹に与えるが、平は何度スイッチを教えてもショックは止まらないが、部長はに20Sに一度スイッチを押すとショックが止まる。そのうち、平は何もしなくなり、部長はずっと操作を繰り返す。早死にした部長の胃はストレスで潰瘍だらけだった。
似た実験をネズミで200Sに一度でやると、ストレス度合いは平の方が強かった。
結論としては、過度なストレスは良くない。ストレスを小分けにすることが大事。 -
ビミョーにチクッとするようなことを言われたときに、かる~く何か言い返せるようになれるといいな…と思って読みました。
攻撃されたときに咄嗟に言い返すテクニックも載っていますが、個人的になるほどと思ったのは「口論で勝つのは『一番口数が多かった人』」というところ。
これまで会議や話し合いを眺めていて「正直言ってることは微妙なのに、どうしてこの人の意見が通っちゃうんだろう?」と不思議に思うことがよくありましたが、なるほどそうだったのか…と納得しました。
この本ではそんな風にペラペラと話す相手の勢いを削いで、リズムを狂わせて自分に主導権を持ってくる方法も書かれているので、絶対に負けられないときや明らかに悪意を向けられてるな、舐められてるなというときなどに使うと効果がありそうです。
いつもいいねを下さってありがとうございます。
この本、面白そうですね!
ゆうきゆうさんのメルマガを長...
いつもいいねを下さってありがとうございます。
この本、面白そうですね!
ゆうきゆうさんのメルマガを長年とっていて、本の存在は知っていましたが未読です。
おかげさまで他人の口撃で嫌な思いをすることは殆どありません。
(だって他人の言うことだから・笑)
それでも技術として知っておいて損はなさそうですね。
賢く言い返す技、読んでみたいです。
また興味深い本に出会いましたら教えてくださいね。
よろしくお願いします(*^-^*)
一つ一つは、目新しいノウハウではありませんが、まとまっていると成程ねと思いました。
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一つ一つは、目新しいノウハウではありませんが、まとまっていると成程ねと思いました。
nejidonさんの本や読書にフォーカスした書棚を見るたびに、ああ読書が好きな方なんだなあと思います。
これからもよろしくお願いします。