読書は「アウトプット」が99%: その1冊にもっと「付加価値」をつける読み方 (知的生きかた文庫)

著者 :
  • 三笠書房
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本棚登録 : 1997
感想 : 274
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837982395

感想・レビュー・書評

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  • 【資料ID】 97190242
    【請求記号】 019.12/F
    【OPAC URL】https://opac2.lib.oit.ac.jp/webopac/BB50031164

    筆者の説くアウトプットとは「話す」「書く」「行動する」
    を読後にすること・・・具体的には、人に話してみる、読書メモを作ってみる、
    書いてあることを一つでも行動するなどです。
    今までと違う一歩進んだ「読書」をしてみませんか。

  • この本は読書をする時のアウトプットの方法や有用性についてだけではなく、読書そのものの良さや向き合い方といったより広域な部分について語られている。
    印象的だったのは、本を読む上で重要なのは「要約力」「俯瞰力」「なぜ?と対話しながら読むこと」と書いてあったことだ。実は最近読んだ別ジャンルの本(メタ思考トレーニング)で、同様のことが書かれており、やはりこういったスキルは人とのコミュニケーションや、新しい発想をする上で重要なことなのだと感じた。(←文中で語られていた共通点を見出すことの実践)
    また、読む上でのアウトプットの姿勢として以下の3点を意識することが重要と書かれていたが、これは本を読むときだけではなく人から話を聞いてるときや、展示を見に行った時など別のシーンでも役立つポイントだと感じた。
    ①何が書いてあったか
    ②そこから何を学んだか
    ③それをどう活かすか
    ただ内容としてかなり著者の実体験からくる意見が多く、分かりやすい事例や読者に想像を促すような語り方になっておらず、共感しづらい部分も多い印象だった。
    また、同じことを言い方を変えて反復して言っているものも多く、冗長な印象もあった。本文中に書かれてあった、疑問を持ちながら本を読むことの実践といえば聞こえはいいが、本の構成やタイトルとしてはもう少し工夫の仕方があるのではないかと感じた。


    ・要約力を鍛えることで、相手の話を集約しつつ自分の意見を言える→説得力が増す
    ・さまざまな分野の本を読むことで俯瞰力を鍛える、自己研鑽につながるし、必ず自分の仕事にも活きてくる(どう自分事として捉えられるかぎ大事)
    ・時間は有限なので、本を最初から全部を読む必要はない、最初にざっと読んで「読む必要がある部分」「読む必要がない部分」を見極める
    ・ネットは自分で思考するプロセスが抜けがちだが、本は読みながら心の中で自分と対話しながら読めるから、物事に疑問を持つ習慣がつく
    ・ルーティン化する事により苦労がなくやれるので、まずは読書の習慣をつける
    ・本に書いてあることが真実とは限らないため、常に疑問を持ちながら、自分なりの解釈を持つ事が重要
    ・鷹の目とアリの目:ものごとを始めるときは鷹の目の目線で全体像を把握し、アリの目の目線で細かい部分を見るのが大事
    *勉強するときも、まずは「漫画で分かる〜」のような易しい本を読んで、専門書に触れる

  • この本には読書後のアウトプットの手法と本を読んで身につくことが書かれています。アウトプットの手法とは3つあって、①話す②書く③行動する、になります。なかでも話すことは記憶を定着させることにもつながるので本書でも勧められています。また本を読むことで要約力、洞察力、発想力、表現力、読解力、想像力などが身につきます。
    学んだことは、読書後のアウトプットの手法とどんな本でも手にとってみることが大事だということです。
    今後は読書後のアウトプットノートにプラスしてこのサイトでレビューを書くことを義務付ける、また古典、文芸書など読んだことのないジャンルも読んでいきたいと思います。

  • 読書はアウトプットが99%
    190923読了。
    今年90冊目今月6冊目。
    #読了
    #藤井孝一
    #読書はアウトプットが99%

    息抜きとして。積読消化。
    新たに実践すべきことは多くない。
    結局は凡事徹底こそ強さ。

    凡事徹底を続けていくと、その凡事のレベルが上がっていることに気づく。

    そういう意味では積読した時の自分には必要だったが、既に超えてしまった、ということか。

  • 心に響くフレーズ
    ① 本を読むことは、「人と出会うこと」
    ② 専門家やプロは、事例を数多く持っている。
    ③ 書評を書くコツは、その本に「何が書いてあったか」「そこから何を学んだか」「それをどう活かすか」この3つを柱にしてまとめること。
    ④ メルマガのコツは、「最初に本の要約を書き」「次に著者がどういう人物なのかを紹介し」「そして、その本が生まれた背景を書いて」「最後に、この本はこういう人にお勧め」と書いて締める、というパターンで書いています。
    ⑤ 本を読むのがリーダーの仕事。

  • 「本は読むだけでなくアウトプットすることで、もっと血となり肉となる――」(はじめにより)ということで、読書後に何をどのようにアウトプットすることができるかを学べるものと期待したのだが、内容は読書(インプット)のノウハウばかりだった。それも、それなりに本を読む人であれば誰でも分かりそうなことが多いと感じた。
    「人として成長すると同時に、読む本のレベルも上がっていきます」(p166)と書いてある。この本は何年も前の読書を再開した頃の自分には良かったのかもしれないが、幸いにもいくらか「成長」した今の自分には物足りない内容だった。
    買う本の選び方に関して、著者紹介に「まるで履歴書のように細かく経歴を書いている著者もいますが、そういう本はむしろ敬遠してしまいます」と書いているのに当の本人が本書の著者紹介でまさにそのことをしているのは高度なギャグなのだろうか。思わず笑ってしまった。

  • なかなか面白かった。
    ためになったかも。

  • アウトプットを意識することで読書の質を上げる

  • ・何が書いてあったか
    本を読むこと/アウトプットすることによっていかに人生が豊かになるかを筆者の読書に対する姿勢、取り組み、実体験を交えながら伝えてくれる。
    ・そこから何を学んだか
    アウトプットの手法については目新しいものは無いように思えるが、筆者も言うように「10%でも実践する」かどうかが大切なのだと感じた。
    ・それをどう活かすか
    「ブクログ」の開始
    iPhoneのKindleアプリで読んだが、メモ取りによる定着がなされるのか疑問なので様子を見て勝手が悪そうなら紙媒体へ(アウトプット重視の読書)
    量<質の読書
    メモ取りした部分を中心にざっと読み返す習慣作り

  • 読書はインプットするだけではもったいない。アウトプットしてこそ読書の本質がある。読書のコスパを2倍にも3倍にも上げる方法を教えてくれる1冊です。

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