官僚に学ぶ仕事術 ~最小のインプットで最良のアウトプットを実現する霞が関流テクニック~ (マイコミ新書)
- 毎日コミュニケーションズ (2011年5月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784839938574
感想・レビュー・書評
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最近出た本ですね。題に惹かれて買いました。
忙しいポジションにいても、余裕を失わない人は
さらに重要なポジションにつくという。
確かに、情報量が多くなり、人と話す時間も増え、メールも増え
会議も増え、宴席も増え。。。心に余裕がないと
笑顔も増えませんよね。。。
笑顔がなければ、人も近寄らない。。。
この本のなかで、「上司を一人の人間としてよく観察し
分析しておくこと」と書いてあるが、瀬島龍三も、伊藤忠商事で
「主体の性格や考えをよく知れ」とありましたね。
上司の上司の性格もしらないと、上司の言っていることも
理解できないし、上司の上司の上司の性格もしらないと
上司の上司の言っていることもわからない。
組織というのは、おもしろいものです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
官僚のノウハウ本,ハウツー本。勝間和代の霞が関版というのがわかりやすい評だろうか。一人一人の生活をこうやって変えよう!(そうすれば日本も変わる?)という自己啓発本。
サブタイトルにあるような,最良のアウトプットを得るために,霞が関という装置が果たして適当なのか?,などという社会システムについては特段の言及はなく,現状のシステムの下で,自己実現するには,という個人の生活に根ざした21世紀的な本。
しかし,書いてあることには一つ一つ大賛成。惜しむらくは,多くの読書経験から湧き出る,今からの日本がこうあるべき,という天下国家めいたものがないのが寂しくもある。霞が関ですら,日本はもはやモーレツではないのだ,という最近の若者のマインドを理解するためにも幹部職員必読。 -
最近ニュースが面白すぎて一時的なフロー情報>ストック情報としての読書に偏りがちだったのでちょっと反省。読書しよう!と思わせてくれる本でした
(同時にフォトリーディングに興味を持ちました)。
激務を言い訳にせずに自分が自分のために良いと思ったこと、そしてこの社会のために必要だとおもっていることにちゃんと全力投球できるように創意工夫と日々の精進を続けていかなきゃ、と反省いたしました。。
あ、あとは運動ね!ジムよりジョギング! -
本屋さんのレジに置いてたからつい買ってしまった。仕事術なんかより本業のことを書けばもっと面白いのに本業のことがあまり書かれていなくて残念でした。
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参考になる要素が多かった
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個人的には、タイトルほどのものを得ることはなかった。
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■仕事術
1.自分だけで完結する仕事か、他人が絡む仕事かを区別し他人が絡む仕事を優先的に処理していく。
2.大切なのは何を話すかではなく、むしろどう話すかということだ。(デール・カーネギー:話し方入門)
3.自分がコントロールできることに集中する。 -
やはり、インテリは読書が大好きなんだね
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知人の久保田崇さんの本で、日本でもっとも忙しいとも言える中央官庁での仕事術について書かれた本。官僚の業務内容は厳密にはビジネスではないが、ビジネス以上に責任が重い業務でもあり、インプットとアウトプットの量と質は民間と比べ物にならないでしょう。
量と質という順番で書いたのは、この本の中でも述べられている通り、情報化社会においては量が質を凌駕する時代になってきているということです。つまり、処理できる量(フロー)が多くなれば、そこから取捨選択を行なって質的要件(ストック)を読書などによって補えばよいという考え方です。
実際に、私自身も情報量はかなり処理している方だと思いますが、一方で読書などの時間も意識的に持つようにしており、それによって時代のニーズに合った専門性を高めることに繋がると考えています。
久保田さんは、震災の被害が甚大である陸前高田市の副市長として8月より復興を陣頭指揮するために自らの仕事術を実践すべく現場に飛び込みました。有能かつ熱い人が、このような活動を行なう時代は、何ともステキだとは思いませんか。