ゴーストハント３　乙女ノ祈リ (幽BOOKS)

著者 : 小野不由美

• メディアファクトリー (2011年3月18日発売)

感想・レビュー・書評

[翼さんの感想 · 2015年10月11日]

【図書館本】 中澤女史がいいキャラしてる。 原作に比べ真砂子がちょびっとだけ救われてる。 有能で顔が良くて性格まで良かったら早死にするって……彼のこと？ 妄想性乙女病。しかも伝染性にはツボった！ 専門用語の解説、今回はなぜか読むのがしんどかった。旧作と続けて読んだからかな？ 正直、今作は、旧版の方が好きかも。

[kazya2001さんの感想 · 2015年9月27日]

図書館より。

新怪談と旧怪談？途中までドキドキしながら読んでいたけど、何となく犯人が分かってきてから興醒めに。
ラストのスプーン曲げにはびっくりしたよ！

[のののさんの感想 · 2015年6月12日]

最後の後味としてはあんまりよくなかったです、先生じみにこわい。夜中に読むと女の人のシーンがめっちゃこわくて、リアルに想像してしまいました。そして麻衣ちゃんがちゃくちゃくと能力開花？してっててがんばれ！って応援したくなる。

[サトコさんの感想 · 2015年6月7日]

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[nfujishimaさんの感想 · 2015年5月10日]

シリーズ第３弾。登場人物がレギュラー化してきたため、読みやすくなってきました。
第１作ではホラー・ファンタジーかミステリーか判然とせず、どちらかというとミステリ寄りという印象でしたが、第２作ではかなりはっきりとホラー寄り。そしてこの第３作ではいよいよはっきりファンタジー色が濃くなり、「自然科学としての合理的な説明がつく内容」からは遠い話となりました。
が、それでいながら「ここで起きている現象が、オカルトとしてどのような一貫性ある説明が付く内容になっているのか」という「謎」の興味で３分の２までひっぱり、その後は「それを引き起こした犯人は誰か」という「謎」があって、形式としては「本格推理小説」そのもの。特に「犯人当て」の部分は、絞り込みの推理の過程が本格推理小説の王道と言っていいようなロジカルなものになっており、感心しました。
元々少女向けのジュブナイルとして書かれた物がリライトされた小説だそうですが、いやいやどうして十分に大人の鑑賞に堪えるものだと思います。残り４作も楽しみです。

[姫草ユリ子さんの感想 · 2015年1月4日]

お、なんとなく段々面白くなってきたかも。
怪談・幽霊と続き、今回は呪いです。

超能力は私はちょっと懐疑的な印象を持っているのですが、幽霊と一緒で全くないとも言えない気がする。だから別に絶対に否定とか肯定とか言えないのですが、もし自分が少しの期間だけ超能力に目覚めたら、それはもう大事件だし、能力が使えなくなれば残念に思うだろう。

でも今回の舞台となった女子高の先生のように、真っ向から超能力を否定して吊し上げるような真似って大人としてどうなんだろう。そっちの方が気になった。

さらに、ナル君はまだまだ底の見えない人ですね。
もうちょっと読んでみよう。

[kenjiroさんの感想 · 2014年11月25日]

どんどん筆がノってきてませんか？霊能ミステリ。面白くなってきた！

[pironasさんの感想 · 2014年9月6日]

まいが平日の昼間から普通に調査に加わってるのおかしくない？学校はどうした？まい何者？まさか幽霊なんじゃないかと疑っています。ナルがまさこちゃんに握られている弱みも、まいの秘密なのでは？と思ったり。
あとナルのリンの関係もなんなの？とすごく疑っています。
どちらも気になる！

[Rucheさんの感想 · 2014年8月8日]

ゴーストハント３作目。
これ、７作目まで全部読んでからもう一度３作目を振り返ってみるとナルホド！と思う部分が多い気がします。
ナルの正体についての伏線が多い。
だけれども、本編の内容については少し中だるみ感があったように感じました。
それでもしっかり最後まで読ませる力のある小野先生は流石だと思います。

[sat197008さんの感想 · 2014年6月30日]

以前読んだことがあっても、やっぱりドキドキしながら読めるという点で、小野さんはすごいなあと感心。リライトしてるとはいえ、本筋は変わらないはずなのに、どうしてこんなに面白く感じるんだろう・・・

著者プロフィール

大分県出身。講談社X文庫ティーンズハートでデビュー。代表作に『悪霊シリーズ』 『十二国記シリーズ』『東亰異問』『屍鬼』など。重厚な世界観、繊細な人物描写、 怒濤の展開のホラー・ミステリー作品で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『悪夢の棲む家　ゴーストハント（1）特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」