ゴーストハント3 乙女ノ祈リ (幽BOOKS)

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  • Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840138628

感想・レビュー・書評

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  • 資料ID:92111581
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  • 2012.8読了。
    また高校での話。
    異常なまでに超常現象を否定し迫害する学校で、ひょんなことからスプーン曲げができてしまった少女が全校生徒の前で責められ、呪い⁈の言葉を言ったが、、

  • シリーズ第3作。
    綾子が大人しかったせいか今までで一番無駄がなく、スラスラ読めた気がした。

  • ぼーさんってバンドマンだった!?
    という驚きの一冊。本業がミュージシャン、副業が拝み屋という。
    そして主人公・麻衣の第六感が冴えわたり、普通の女子高生ではなかったことがだんだん明かされるという巻。
    ナルに付き纏う女の霊の描写が怖い。

    ゴーストハントってホラーとしての怖さもあるけれど、最初は原因や現象の意味がわからなくて、だんだんそれを解明していくっていうスタンスがミステリーの手法で謎解きの面白さがあるな、って思う。今回は特に犯人探しの面もあったからなおさら。

  • 十二国記よりも早く読み始めたゴーストハントシリーズ。今回は再び学校がメインのお話。

    毎回麻衣とナルの距離が縮まっていくのが、心霊探偵八雲シリーズのようで「ナルは麻衣のことどう思ってんだろう?」って考えてしまう。今回は結構ナルの子供っぽい一面みたいなものも見えて、ナルに対するイメージがちょっぴりよくなったような。人間味が出ることでなんとなくその登場人物を好きになれるんだなぁと思う1冊。

    それと、ぼーさんの本業があぁだとは…。ビックリ。

  • ゴーストハントも三作目

    相変わらず読むとコミック版が読んでみたくなります。

    まぁ何と言ってもテンポの良さ。

    動いたりしゃべったりしている姿も見てみたいなぁ。

    全体的にセリフ回しがアニメ的な感じですかね。

    アニメやラノベに慣れ親しんでいる方なら受け入れられやすい。
    逆に抵抗がある人にはちょっと引っかかるところではあると思う。

    実際私も初めはちょっと苦手でしたが
    三作目にもなると気にもならなくなりました。

    語り手としての麻衣ちゃんが活躍し始めます。
    ここからもっと物語も広がりが出てくるのではないでしょうか?


    続きも楽しみです。

  • 「狐狗狸さんによる狐憑き、美術準備室に出る幽霊、部室のポルターガイスト現象、坐ると事故に遭う席。
    SPRへの立て続けの依頼は、すべて女子高・私立湯浅高校からのものだった。
    学校へ赴いたナルたちは、超能力を使うという少女に出会う。
    彼女が放った呪いの言葉とは?
    尋常ではない数の異常現象。
    原因を追うナルと麻衣の前に立ちはだかる、何者かの邪悪な意志。
    ミステリー色濃厚なシリーズ第3作。」
    本が大きいのが難。
    文庫に落ちるのを待ちたいところ。

  • 超能力なんかも出てきて怖さはあまりないけど楽しめた。
    ゴーストハント読み始めてから、超能力や心霊や…いらない知識が増えていく気がする。

  • 第3巻。ある女子高で立て続けに心霊現象が起こっているという。超能力を持つ少女が呪いをかけたことが原因だというが、膨大な数の心霊現象の全てをこの少女が起こしているのだろうか?難航する調査の中で、ついに怪異はメンバーにも襲いかかる――。
    生きて自分の隣にいるからこそ、霊よりも人間のほうが恐ろしい。自分にもあてはまる身勝手さに耳が痛いですね…。
    麻衣の能力が覚醒してきました。そしてナルの謎はまた増えました(笑)マンホールで珍しく優しかったのには、鬼のかく乱!なんて思ってしまった(笑)

  • やっぱり軽い気持ちで触れてはいけないものってあるんだな。
    存在がどうであれ、常識から外れたものはよくも悪くも人々の目で歪められていくから。
    今回の一連の事件は人間が生み出したもの。
    本当に怖いのはいつだって人間なのかもしれない。

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著者プロフィール

大分県出身。講談社X文庫ティーンズハートでデビュー。代表作に『悪霊シリーズ』 『十二国記シリーズ』『東亰異問』『屍鬼』など。重厚な世界観、繊細な人物描写、 怒濤の展開のホラー・ミステリー作品で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『悪夢の棲む家 ゴーストハント(1)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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