文庫 セレモニー黒真珠 (MF文庫 ダ・ヴィンチ み 3-1)
- メディアファクトリー (2011年10月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840142816
感想・レビュー・書評
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葬儀屋さんの話。
片平なぎささんのドラマのような事件は起きません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
面白くて一気に読んでしまいました。
葬儀屋さんにスポットを当てていたので、葬儀屋の裏側とか知れたりして色々勉強になったりもしました。
笹島さんがとにかく格好良い! -
笹島かっこえー!
しかし葬儀屋さんを舞台にラブコメ書けるってすごいなー。しかも面白いんだもん。すごいなー。 -
好きな人の葬式と結婚式、でたくないのはどっち?
地域密着型の葬儀屋「セレモニー黒真珠」のお話。
立ち振る舞い完璧なカッコイイ先輩笹田さん、
葬式マニアでイケメン眼鏡の喪服が似合う木崎くん、
全てをそつなくこなす新人派遣の美人妹尾さん、
三人をメインに、葬儀屋の現場が描かれる。
モノクロでどこか凛と静謐な舞台装置の中で
それぞれのドラマが、業界の裏話的なエッセンスをちりばめながら描かれる。
のだが、けっこうドロドロしていて、それが面白かった。
みんなやさしくて、切なくて、ちょっとダメで、可愛い。
できればシリーズ物にして最後の2話分みたいなお話をたくさん読んでみたい。 -
自分の過去に因縁がある人との別れ、つまり葬式。その時自分は何を思うのだろうか。今はまだ想像がつかない。
笹島も妹尾もいい女だし木崎も社長もイケメンだし何なのこの職場。お互いがお互いを叱りつつ支えつつのいい環境だなと思います。こんな職場で働いてみたい。格好良くて強い女性が見せるもろい部分には不謹慎ながらも愛おしいと思ってしまいました。今度は幸せな結婚ができますように。過去に別れを告げられますように。みんなに幸あれ。 -
おもしろい設定だなと思う。
重いテーマで、どす黒い部分もあるのになぜか軽く読めてしまうなといった印象の小説。
色々な人がいて、色々な在り方があって、生も死も有り様は色々なんだろう・・・。 -
■悲しい過去、失った恋、弔うことのできない想い
悲しいお別れを、やさしく見守ってくれるチーム葬儀屋。お葬式のご用命は、真心と信頼の旅立ち・セレモニー黒真珠まで――小さな町の葬儀屋「セレモニー黒真珠」を舞台に、シッカリしすぎなアラサー女子・笹島、喪服が異常に似合う銀縁メガネ男子・木崎、どこかワケあり気な新人ハケン女子・妹尾の3人が織り成す、ドラマティック+ハートウォーミングストーリー。連作短編全6作品を収録。解説は小説家の南綾子。『花宵道中』宮木あや子流ラブコメは、スッキリ笑えてじんわり泣ける!