蚊がいる (ダ・ヴィンチブックス)
- KADOKAWA/メディアファクトリー (2013年9月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840154307
感想・レビュー・書評
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この装丁といったら。
本か?むしろアンティークのおしゃれな缶?って。(本)
目次を見ていたら、もうワクワクしている。
一編がごく短い文章(3pくらい)から成っていて、とくにどこから読んでもいい本ってどこからも読まなくてもいい気がして苦手だが、この本は一編ごとのぶつ切りって感じがしなかった。
始めから読んでいても、途中で集中が途切れてくるなんてこともない。
それはもう、ひとつひとつが面白いからってことの証明だろうと。
最後にピース/又吉さんとの対談つき。
いやー、大満足している。
読んでいる時間しあわせ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
過剰な自意識。
穴係の感じはちょっとわかる…
ちょっとあざとくなってきた気もしつつ、
電車で読んでて不意打ちで吹き出しそうになるから(漫画喫茶のくだりとか笑)気をつけないといけない。
オチの文の、思わずニヤリとしてしまうかんじが言葉のプロという感じで好き。 -
2016/09/16読了
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初めて穂村さんの本を読んだ時には集団的弱者感に「わかります!」と思ったのだけど、今回は「わかります!」と言おうとしたら「いや、僕のはもっとすごいんだ」と遠ざかられた感じ。
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面白かったです。「運命センサー」「永久保存用」「意志と意思」「まんが喫茶のマナー」等々、共感するところがいっぱい。そして、いろいろと笑ってしまいました。小さなことやくだらないかもしれないことに、あれこれと考え過ぎてしまうのって、皆そうなのかもしれないと思えて、ほっとしました。
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「東大でいちばん馬鹿な人」が最高に笑えた。奇跡の落ち。
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穂村氏と又吉の対談にひかれて読みました。
穂村氏の好きだし、又吉もお気に入りです。
穂村氏らしいエッセイです。 -
装丁から独特。恥かしながら筆者を知らなかったのでこれから要チェックです。