ブギーポップ・ミッシング ペパーミントの魔術師 (電撃文庫)
- KADOKAWA (1999年8月10日発売)
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感想 : 75件
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- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840212502
感想・レビュー・書評
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ブギーポップシリーズの中で一番好きな話です。
人の痛みを感じ取ることが出来て、それをアイスで消してしまう能力を持った男の人のお話。
読むと、なぜか切なくなります。 -
この小説を読んで、初めてチョコミントアイスというのを試みました。人工的でグロテスクなイメージとは異なり、他のどのアイスよりずっと舌を涼しくしてくれました。この小説の中の、緑色で純朴な怪人のイメージにあまりにもぴったりで、上遠野氏のモチーフを選ぶセンスがまぶしかったです。
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読後感が独特で寂しい印象だったことを覚えている気がする本
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ブギーポップで一番印象的な話。
自分の真剣さと同じようなものを、消費する他人が同等に返してくれるわけではないし、それは消費の物事に関わらずなんだけども、それでもやっぱりまぁ、何か救いのようなものは期待するし欲しくなるよなぁ、と。