キノの旅 (3) The Beautiful World (電撃文庫)
- メディアワークス (2000年12月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840217095
感想・レビュー・書評
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プロローグとエピローグのお話をわざと逆にしてるっていうのが良いですね。
目次ですぐ分かるんだけど、私はページに従って読みます。
で、最後まで読んだあとに「なるほどね、こう繋がるのね」っていう頭の中のスッキリ感を楽しみます。
お話の中では「説得力」が好きです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エルメスの軽妙な合いの手のおかげで(いい意味で)軽く読めるので、とても読書が進みます。なかには、当然、悲しい出来事や、切ない気持ちになる国や人々に出会いますが、キノの淡々とした雰囲気のおかげか、重々しくなりすぎないため、安心していろんな国を仮想体験できる感じが心地よいです。この巻のお気に入りは、「機械人形の国」ですかね。
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機械人形の話の
物悲しい雰囲気がすき。 -
ストーリー 4 登場人物 4 言葉遣い 4 描写 4
伏線回収率 5 感情移入 3 熱中度 4
「差別を許さない国」は斬新な面白さがあった。
「機械人形の話」が一番内容もオチも良かった。
あとは……まあまあ。
後の巻を読んでいくと、またこの巻に戻らざるを得ない。
とにかく「キノの旅」の流れが何となく決まった巻。 -
機械人形の話、が好き。
哀しいんだけど幸せを感じる。
看取ってもらえるという幸せ。
同じ顔の国、も好きかな。
私は正直、子供が母親から生まれてくるということより、クローンの方が理解・共感しやすい。
お腹の中で成長した子供が出てきて、大きくなって成長して、自分と同じ背丈になったり、追い越したりする。
と、いうのが少し怖いから。
大抵のものは、出てきた場所に帰る(戻る)ことができるのに、子供に関してはそれができないというのがなんだか怖い。
それなら大きな培養機みたいなところで成長するクローンの方が分かりやすい、気がするんだなぁ。。 -
一人の旅人と、言葉を話すバイクが様々な「国」を旅していくライトノベル第3弾。
3巻はその中でも特にオチが良くて面白い話が多いのでお勧めです。
以下、ネタバレにならない程度にレビュー。
口絵 『愛と平和の国』:歌と音楽は平和を呼ぶのか?
第一話『城壁の無い国』:話のカラクリ、オチまで含めてかなり好きな話
第二話『説得力』:キノの若き日のおはなし ラノベ全開だな
第三話『同じ顔の国』:内容は題名の通り。 この話のオチも好き。
第四話『機械人形の話』:どこかいびつな一家に仕える機械人形に出会う
第五話『差別を許さない国』:彼らは絶対に差別を許さない。絶対に。
各話読むのに5分くらいのものですので、読みやすいかと思います。
書店で見かけた際はぜひ、手にとってみてください。 -
第三弾。
このシリーズはある程度決まったカタチの話が繰り返されるけれど、
それぞれに個性があって飽きずに楽しめる。
特に今作は印象深い話が多かった。
「城壁のない国」、「同じ顔の国」、「機械人形の話」。 -
「同じ顔の国」が好きだなぁ。
普通に考えたら気味が悪いのかもしれないけど、ひとりひとり別人格なんだから、そんなに気にはならなそう。
ただ、声掛けるとき間違えそうだなー。 -
キノの旅。あいもかわらずシュール?な非情さ。お気に入りは同じ顔の国かなあ。行ってみたい。
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終わってしまった話、また騙されてしまった(笑)
読むのはもう何度目かになるのに!
何年か経ってまた読んで騙されようと思います。