塩の街 wish on my precious (電撃文庫 あ 16-1)

著者 : 有川浩

• メディアワークス (2004年2月10日発売)

感想・レビュー・書評

[タカハシ＠ラクボウズさんの感想 · 2010年6月21日]

セカイ系、二人の天才が同級生、天才の男と平凡な女の子の恋。愛は世界を救う。
など、かなりラノベなお話です。まぁラノベなんだけども。
王道的で面白いけども、ワンパターンというか予想できすぎ。残念だなぁ、ってな感想ですね。

恋愛要素に関しては、かなり図書館シリーズみたいな感じでした。

[godotさんの感想 · 2010年6月7日]

塩害に苦しむ世界を描いた有川浩のデビュー作。
角川書店で出ている同作品では、話が追加されているようだったので、そっちのほうが良いかと思う。
極限に追い詰められた人々がとる行動はリアルでもあり、悲しくもある。
読んだときはライトノベルって感じがせず、どちらかといえばビジュアルノベルの鬱ゲーにありそうな話だった。

[汀さんの感想 · 2010年5月15日]

世界設定は面白いと思いました。ちょっと話が急展開過ぎて、前半と後半がまるで別の話のようにも見えますが。まあ前半は「絆を深める編」ということでよし。
ラストがちょっと物足りない感じがしました。無理に綺麗に終わらせようとしているというか、息切れして手を抜いているように見えるというか。塩の結晶を倒した後のことですが。
そもそもね、相手と話がついていることを隠す意味が見いだせないんですよ。何の得があるんですか、それ。真奈が白い部屋に入るのも、入江がそれに付き合うのも、舞台効果としてはいいのかもしれませんが、大仰で作りすぎの気がします。
全体的にはよくできていると思いますが、図書館シリーズのあとに読んだからか、ちょっと不満が残ります。まあデビュー作なので、仕方ないのでしょうが。

[ekoekoさんの感想 · 2010年4月9日]

恋愛小説で胸キュンしますが、悲しいお話です。塩害による被害。その中で大切なものを守る。この先２人はどうなるのか…。

[khayraddinさんの感想 · 2010年4月8日]

全体的には角川版 > 電撃版だと思うけれど、電撃版のラストは削らないで欲しかったのですよ

[ちょこさんの感想 · 2010年3月28日]

秋庭さんカッコエエ…！！ベタベタラブストーリーでお決まりの自衛隊の話。世界が塩によって滅びようとしている最中の平凡な女子高生が主人公。

[こまりさんの感想 · 2010年3月27日]

面白いっちゃ面白かった。

でも。。有川浩は「クジラの彼」の現実味あふれるお話が気に入って読み始めたので、「空の中」系統がこの人の得意分野というか…あ、「クジラの彼」は例外だったのね、って感じ。
こういうのファンタジーっていうの？SFかな？ここらへんの違いがよくわからない＝興味がないので、もう手は出さないかな。うん。面白かったけどね。

[あのさんの感想 · 2010年3月26日]

ハードカバーも読みます！

[rimcatさんの感想 · 2010年2月22日]

図書館戦争で有名な有川 浩さん、面白いと評判なので手にしてみたかったのですがそちらのほうは巻数も多いので、デビュー作もありますし、自衛隊三部作の方を見てみることにしました。
これは・・・！すごく面白かったです！
イラストはちょっと駄目でしたけど、それを無視できるくらいの面白さでした。基本的に愛があるのがいいですね。(笑)
久しぶりに嵌れる作家さんに出会えてうれしいです。

번역본 제목 : 소금의 거리
아리카와 히로 저/쇼지 그림/김소연 역 | 대원씨아이(단행)(대원키즈)
일러스트는 상당히 맘에 안들지만, 무척 재밌게 봤습니다.
작가 아리카와 히로씨의 데뷔작이며, 자위대 3부작 첫번째 작품. 기본은 연애 소설입니다. ㅋ 하지만 그것만은 아닌, 극한에 처했을때 인간의 모습을 적나라하게 보여주는 신랄함도 있습니다.

[菜々子さんの感想 · 2010年2月9日]

せつないお話。
盛り上がりに欠けますが、有川要素は満載です。

どうしてもイラストが…と思ってしまいます。
番外編も付いていることですし、
角川文庫verを買うことをお勧めしたい。

著者プロフィール

高知県生まれ。2004年『塩の街』で「電撃小説大賞」大賞を受賞し、デビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊』3部作、その他、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』等がある。