覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰 (Sanctuary books)

制作 : 池田貴将 
  • サンクチュアリ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861139925

感想・レビュー・書評

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  • 口語的な文体が、大河ドラマの吉田松陰先生と重なり、より感情移入しながら読めた。実に面白かった。

  • 友人に借りて読みましたが、どうしても欲しくなって、購入しました。

    歴史は得意ではないので、吉田松陰せんせーのことは詳しくありません(爆)
    が、この本の中の松陰先生の言葉を、ひとつひとつ、噛み締めながら読みました。

    かっこいい。

    長い話ではなく、物事の捉え方、考え方を、短い言葉で紹介してくれている本。
    全部で176個の、松陰先生の言葉が紹介されています。

    ちょうど色々に悩んでた時で、
    心に響く言葉がいくつもありました。

    お気に入りはですね、
    悩みますが、
    「私が尊敬するのはその人の
    能力ではなく、生き方であって、
    知識ではなく、行動なんです。」

    かなあ。ほかにもこんな感じの言葉が並びます。

    生きていく上での、覚悟の磨き方。

    人生にちょっと迷ってる方。おすすめ。

  • いくつか響く言葉はありましたが、わりと普通の自己啓発本という感じ。「超訳」ということで分かりやすくしているのかもしれませんが、もう少し吉田松陰の色というか、言葉の背景を出して欲しかったです。

  • シンプルだか、心に染みる
    なぜ、やらない!
    が心から離れない

    人生一回、燃え尽きるまで燃え続けたくなる一品

    訳は、超訳の通り、本人言った?と首を傾げたくなるものの、生き方から察する松陰はこんなこと言うかもなと思わせる、まさに作者の思い込みが切れわたる超訳

  • 素晴らしい!鳥肌たった。自分と同じ30歳の人物がこれほどまでのことを想い、成し遂げるとは!
    準備ではない。行動して学ぶことの大切さを痛感させてくれた本。

    <メモ>
    ・いかに生きるかという志さえ立たせることができれば、人生そのもの学問に変わり、あとは生徒が勝手に学んでくれる
    ・教育は知識だけを伝えても意味はない。教える者の生き方が学ぶものを感化して、はじめてその成果が得られる。
    ・やろうと思ったときに、何かきっかけとなる行動を起こす。それができない人は、いつになってもはじめることができない。むしろ次第「まだ準備ができていない」という思い込みの方が強くなっていく。いくら準備をしても、それらが事の成否を決めることはない。いかに素早く一歩目を踏み出せるか。いかに多くの問題点に気づけるか。いかに丁寧に改善できるか。少しでも成功に近付けるためにできるのはその工夫しかない。小さくても一歩を踏み出す行為を続けていれば、なぜこれが正しいのか。脳が勝手に理由を集めてくれる。大切なのはいかに早く多くの失敗を重ねることができるか。そして。未来はいくらでも自分の手で生み出すことができるという自信を休むことなく生み続けることなのである。
    ・簡単に憂さ晴らしをしないで。憤りを噛み砕いて、ぐっと呑み込むことができれば、それがいつか物事を変える力になりますから。
    ・感情が人生 てれないこと、冷めた態度をとらないこと。もっと自分に素直になること。不幸を聞けば泣けばいいし、美しい景色をみればまた泣けばいい。感情は表現すればするほど、受け取る力が強くなる。ありったけの心を動かして、人生を楽しもう。
    ・無駄をそぎ落とす いつしか人は地場所を守るために生きるようになる。安心感を求めるのは生存本能。しかし安定した生活の先には目に見えぬものにおびえる、つまらない日々しか待っていない。武士は日常から無駄なものを削り、精神うぃ研ぎ澄ました。欲を捨て、生活は規則正しく、できるだけ簡素にした。自分の美学のために自分の身をおしみなく削った。逆境や不安に動じることなく、自分が信じている生き方を通すことこそが心からの満足を得られる生き方だと信じていた。大切にしたいことはなにか。大切にしたいことのために今できることは何か。その問いの繰り返しが退屈な人生を鮮やかに彩る。
    ・これからどうなっていくんだろう。そういう主体性のない形ではなく、「自分にできることはなんだろう」自分が属しているものは自分自身の問題として向き合うべき。
    ・リーダーがやるべきことは人一倍周囲に目を配ったり、皆が気持ちよく動けるような規則を考えたり、お互いを助け合えるような雰囲気をつくること。チームの調子がいいときも、悪い時も自分の都合は後回しにして、皆のために尽くすこと。
    ・本当に素晴らしい人物はなにもこだわらず鏡のような澄み切った心で、どんなこともどんな人もあるがままn受け入れてしまう。人をジャッジしない。
    ・リーダーを極める道 道は二つ。一つは知識の豊富な人や才能のある人と交流すること。もうひとつは世界中の様々な分野の本を読むこと。それが難しければ次の習慣①そもそもこの組織の存在意義を考えること②自分の役割の中で最も重要な果たすべき責任は何かを考えること③組織が大好きで尽くしてくれる人が成長できるチャンスを作る④うまくいっている事例を情報収集する⑤何者かが自分たちの領域を侵さぬよう、外の動静をみはること⑥いつでも従業員とお客さんを愛すること。それを第一に。
    ・先駆者の思考 何が得られるかは後。自分たちがやる意味が先。群れから抜けだしたかったら、考え方の順番を思いきって変えてみること。
    ・使える部下がいないという勘違い リーダーは才能のある部下がいないのではなく、部下の才能を引き出せる人物がこの場にいないだけだということを忘れてはいけない。
    ・過去の自分が言う事を聞けば安全で安心。しかし心からの充実は得られない。居心地の良い場所に居続ける限り、本当にやりたいことはできない。新しい刺激に弱くなり、だんだん感性が鈍っていく。志は現状維持を否定する。今のシステム、考え方、ルール。それを飛び越えないと実現しないものに目を向ける。今手にしている現実は過去の選択の結果。未来は今心の中で決めたことによって決まる。いつからでもどこからでも。評判は傷ついても生き方は傷つかない。生き方を傷つけるのは自分だけ。
    ・知らないものを味わう 遅れて取り組もうとするのは決断とはいわない。先だって決断し、誰も足を踏み入れたことがない景色をみてほしい
    ・人である意味 人はなんのために生きているかで決まる。心に決めた目標のない人間はもはや人間とは呼ばない。
    ・まわりから極端だといわれるくらいでないと濁った世の中に新しいものなんて生み出せない
    ・どう生きたいか 大事なのはただ自分はどう生きたいか?それが人の道なのでは
    ・自分だけでなく分野そのものをよくしていこうという志。世界を抱きかかえるくらい心のスケールを広げてみる。こちらから競争相手に対して敬意を示していく。
    ・限界は何度だって超える 新しいことを学びましょう。目標に向かう行動を増やしましょう。ひとつできるなら二つ。みっつできるなら百、千って。自分のもつありったけの力を使い切りましょう。限界を何度も超えて、完全にやり尽くしたという瞬間に「自分の本分」というものが、かすかに見えることがある。その本分を知ることが、人生最大の目標。こればかりはだれも教えてくれません。自分の力で知るしかありません。
    ・人が自分のために動いてくれないのは、自分が人のために動いてないから。周囲に想いが伝わらないのは、そもそも自分の志が浅いから。自分の周りだけでなく、世の中のことを見てみましょう。役に立てることはいくらでも。あなたの助けは必要。
    ・学ぶならとことんまで 一度学ぶと決めたら無駄かもと感じても最後まで学びきる覚悟でいきましょう。いろんなものに手をつけて、やったり、やめたりを繰り返していたら、時間を食うばかりでなにも生まれませんから
    ・自分を磨くため 勉強は「自分を磨くため」自分のために自分を磨き続けている人は自然と周囲から尊敬されるような人物になっていく。
    ・本質を知る 本質とは、語らずともただそれに触れただけで、わかってしまうもの。あまりの美しさに、拝みたいような気持にさせられるもの。そのくせシンプルで、わかりやすく、身近なものとして感じることができるもの。
    ・知識と行動 知識は、過去のこと。行動は、今これからのこと。したがって、行動を起こす前には、まず知識を疑うこと。
    ・勝因はどこにあったか 才能、知識、人脈、いくらあっても最後の最後は役に立たない。地道なことをどれだけ丁寧に積み重ねられるか。それだけが大きなことを成し遂げる基盤になる。
    ・大きな心を持つには 表面的ではなく、本当に大切にしたいと思う仲間が大きな勇気を与えてくれるというのに、損得勘定を捨てて、正義のためにやろうとする気持ちが大きな高揚感を生んでくれるというのに、そういう基本的なことをいい加減に考えて生きていたら、そのうち自分の人生が嫌になってしまいます。
    ・人が動物と違う理由 人には五倫 踏みにじってはならないものがいつつある 親子の愛情、自分が大切だと思う人の気持ち、夫婦の役割を認め合う心、年上を尊敬する心、仲間との信頼関係。人が人である理由は「心」にある。人は人の心に触れることによってのみ、進むべき道を見つけることができます。動物には絶対に得られない、人であることの最上の喜びは尽くしたいもののために尽くせること。
    ・認められる順番 よそ者としてどう見られるかは気にしない。自分がやりたいこともとりあえずは置いておく。自分が今いる場所で自分ができる目の前のことをまずは精一杯やりましょう。仲間だと認めてもらうのはそれから。
    ・死を想え 「自分の命は今日で終わり」そう思ったとたん、視界から余計なものがきれいさっぱりと消えて、自分がこれからどこへ向かうべきか、目の前に太くてまっ平らな道が、一本伸びている。
    ・自分はどこからやってきたのか 自分のこの身の原点は一体どこにあるのか。はるか昔までゆっくりと思いを馳せていくと、突如、感激の心が湧き起こり、「よし、やってやろう」という決意が生まれる。

  • 幕末の長州藩きっての思想家、明治維新を支えた英雄たちを数多く排出したかの有名な松下村塾の設立者、吉田松陰の言葉を超訳(ここ重要)した本です。

    読んでみて思ったのが、非常に孔子に似たようなことを言っているなということですね。本当に吉田松陰がそう言ったのかは、超訳ですから、わかりません。

    哲学書としては他に幾らでも読む本はあると思います。そもそも、吉田松陰の他の書籍読んだほうが良い気がします。吉田松陰自体は大好きなのですが、何より内容が薄くて価格分の価値があるのかという…。

  • 松陰先生のお言葉はありがたいが,現在風にアレンジしすぎな超訳が気になる。。

    どんなに地味に見える仕事でも本気になって取り組んでみれば,そこれから簡単に人生の喜びを得ることができる。

    凡人は周りから浮いていることを恥じ,賢人は細かいことを気にする自分を恥じます。
    凡人は外見が地味であることを恥じ,賢人は中身が伴っていないことを恥じます。
    凡人は自分の評価が低いことを恥じ,賢人は自分の才能が使い切れていないことを恥じます。

    輪の中にいると見えなくなる。ですから,ときどき自分たちの行いを客観的に考えてみることが大切です。
    「もしかしたら,自分たちはどうかしているのかもしれない」

    上司という立場の人はどんなに忙しい時でも,どんなに疲れているときでも,どんなに心の余裕がない時でも,部下の意見には注意深く耳を傾けなければならないのです。

    行き詰った時に「面白い」と思えるかどうかによってその後が決まってくるのです。

  • 吉田松陰の人生を基に、「心(mind)」・「士(leader-ship)」・「志(vision)」・「知(wisdom)」・「友(fellow)」・「死(spirit)」をテーマに、全176のメッセージが記載されている。
    松田松陰の紹介として、
    ・鎖国の真っ只中に黒船に乗り込んで教えを乞う。
    ・松下村塾を開き、後に有名になる高杉晋作などを輩出する。
    ⇒「教える」ではなく、「共に学ぶ」という姿勢であったとのこと。
    ・幕府の老中の間部の暗殺企て、30歳で亡くなる。
    という特徴を挙げている。

    本書はハードカバーで結構厚みもあるが、内容はほとんどメッセージが書かれているだけなので、ボリューム自体は少ない。
    若干リーダ向け、ポジティブ過ぎる理想論の綺麗事、という印象もあった。
    全体的に俺の印象は、4:2:4の比率で肯定できるもの:疑問が残るもの:当然過ぎて今更なもの、という感じ。

    特に印象に残ったものとその感想は以下のような感じ。
    ・心
    ・No.12 頭と心の関係:
    心から生まれるのが善、頭から生まれる欲は善を邪魔してしまいがちとのこと。
    「頭は心を満たすために使うもの」という内容にハッとさせられた。
    ・No.18 死ぬ気とはなにか:
    「死ぬ気でやる」という言葉を人生の中で反芻することで、タイミングに関する観点が養われるとのこと。
    確かに、この言葉は口に出すよりも自身で考えるためにある言葉な気がする。
    ・No.35 恥ずかしいこと:
    凡人と賢人の恥ずかしいと思う観点の違いを述べている。
    観点が逆、というよりはそもそも軸が違うという印象、確かに賢人の考えることには納得できる。
    ・No.39 なんでもやってみる:
    行動を起こさない原因は過去の経験によるネガティブな感情によるものだが、それは錯覚であることを述べている。
    ただ、経験・感情は生物が効率的に生きる上で獲得したものだし、まったく無視するというのはよくない、むしろ従う方がよいと俺は考えている。
    ・士
    ⇒武士は農民のように働かない代わりに、生きる手本を見せるため、自分の美学に則って生きていたとのこと。
    ・No.42 迷わない生き方:
    「最もつまらないのは自分との約束を破る人」とのこと、これは良い言葉だと思う。
    ・No.51 足並みが揃うのを待たず、自分から走り出せ:
    リーダが死に物狂いで走れば部下がついてくる、結果弱い部下はいなくなる、強いリーダとはそういうこと、とのこと。
    個人的には、今時の若い人はそううまくもいかない気がする、と思う。
    ・No.59 人をみきわめる:
    「自分の言葉で自分の行動をごまかすことは最低の恥」とのこと、これもすごい良い言葉。
    ・No.61 重い責任:
    リーダは目先の評価のために部下と同じ現場に行ってしまうことがあるが、本来の役割は環境作りであり、そのための継続的な観察であるとのこと、まぁその通りだなぁ。
    ・No.62 聖人の「こだわらなさ」を知る:
    聖人は人をジャッジしない、事実をそのまま楽しむ、とのこと。
    確かにその通りだと思う、大仰なことに限らず、このような人はすごい穏やかになれると思う。
    ビジネスでは勿論そうばっかしは言ってランないだろうけど。
    ・No.72 すぐに育つものはない:
    「思いやりと一貫性のある正しい態度を、沐浴のようにじっくりと浴びせ、しみついたものが自然と流れ落ちていくのを待つ」、まったくもってその通りだと思う。
    特に後半の、教育したものが習慣化して行動に出るまで待つ、という観点が大好き。
    ・No.76 使える部下がいないという勘違い:
    使えない部下がいるのではなく、リーダが部下のさいのうを引き出せていないこと、まったくその通りだと思う。
    ・志
    ・No.83 人である意味:
    「人は『何のために生きているか』で決まる」とのこと。
    確かにその通りだと思うけど、どちらかと言うと、「自分は後世でどのように話されたいか」を観点にすることの方が俺はしっくりくる。
    あと個人的には、「生きる意味を後付けで作るのが人生」だと思っている。
    ・No.89 限界は何度だって超える:
    個人的には、人は限界を知るために生きていると思っている、本に書かれているような「人生に限界はない」という無責任にポジティブな意見とは反するけど。
    絵を書くとき、普通の人は輪郭を書くと思う。
    人間、ある範囲と別の範囲の境を見つけ、それをなぞって輪郭にし、そこから全体像を把握するものだと思う。
    人間が自分を理解するためには、「自分のできること」を探すのではなく、「できること」と「できないこと」の境界を見つけ、それを線で結んで輪郭にし、自分の姿形を把握するべきだと思っている。
    本書では、限界を超えた時に「自分の本分」が見え、その本分を知ることが人生の目的であると説いている。
    自分を知るために限界がある、という意味では俺と同じ考え方かな、限界を超えるべきか否かという意味で差があるけど。
    ・No.99 欲しいものはすでに持っている:
    環境は幸福感になんの影響も与えないこと、今持っているものを味わい尽くす姿勢が大事であること、を説いている。
    俺は嫉妬心というか、自分になくて人にあるものを特に羨む(すっごいネガティブな感情を持つ)傾向があるから、このことは見習わなければと思う。
    正直、実際にできるかというと凄い疑問であるが…
    どうすればその境地になれるかが知りたい。
    ・知
    ・No.123 今の人と昔の人:
    「昔の人は凄かった」という人にろくな人はいない、時代により違うのは挑戦的な人が目立つか保守的な人が目立つかの違いしかない、とのこと。
    たしかに、無条件な懐古主義者はダメだと思うし、挑戦的な人も保守的な人も等しく評価するべきで、それを巧みに使うのはあるべき姿だよね。
    ・No.138 確かめるまでは語らない:
    物の良し悪しを語るのは、そのことを十分理解してからにするべき、とのこと。
    これはもう全面的に賛同する。
    よく知らない人が、ぱっと見の印象で物事を語っちゃうのは、カッコ悪すぎる。
    既存の物を批判するにせよ変えようとするにせよ、まずはそれを十分体験して理解してからにするべき、じゃないとその人の挙動・実績が全て薄っぺらくなると思う。
    褒める分にはいいと思うけど。
    ・No.139 知識を血肉とするには:
    「人に教えること」を目的とするのではなく、「自分ではどう活かすか」を考えなくてはいけない、とのこと。
    確かに、血肉にするという意味ではそうだけど、個人的には人に伝えるのが最終目標になってるなぁ。
    ・No.140 学者と武士:
    理想とする学者や武士のイメージは、対外的な見栄えではなく、自分を何に注力するかを見極める者である、とのこと。
    確かにこれはかっこいいイメージだと思う。
    ・友
    ・No.149 やさしさとはなにか:
    自分の持っている物を認めれば、他人に優しくできる、とのこと。
    確かにそんな気はするけど、人に優しくできない人はそれができないんだよなぁ。
    どうすればそれができるようになるのか、あるいは両者の相関関係を明確にしないとなぁ、と真面目に回答。
    ・No.151 人に教えるイメージ:
    言ってることは正しいと思う、内容的にはNo.78と同じ印象だけど。
    ・No.153 駄目なものに尽くすこそ価値がある:
    勢いがあるとき・ものに加勢することは簡単、しかしそうでないときに裏切ってしまう人が多い、そういうときに踏ん張れる人が物事を成就できるし、それを「覚悟」と言う、とのこと。
    確かに、一貫した態度と言うのはこーゆーものだと思う、けど人間どうしても途中で考えが変わることはあるし、それでも古い考えに固執することは執着であると思う。
    ここで言いたいのは、「責任を負う」と言うことなのか?
    ・No.155 出世するほど大切にすべきこと:
    礼儀、部下のことを忘れないでいることが大切、とのこと。
    確かにその通りだと思う。
    ・No.156 信じて疑わない:
    人を疑って成功するより、信じて失敗する、そんな人間になりたい、とのこと。
    確かにこの考え方はかっこいいと思うけど、それ以上に無責任だと思う。
    組織で動く場合、物事の成否は信じた人・信じられた人以外も巻き込むことになるので、成功させることの優先度は高いはず。
    人を信じるときに責任も押し付けるのは最低、責任をとることは最低限必要だけど、勝手に信じられた人のフォローも必要だと思う、不要な失敗体験を部下に押し付けることにもなりかねないので、経験上。

  • 松下村塾。
    本気で生きていた時代。
    後悔しない生き方、自分の心に火をつける方法。
    もう一度、松陰神社行こうと思った。

  • 通っている歯医者の先生が、この本お勧めだよと貸してくれたので読んでみた。先生は最後の「身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも留め置かまし 大和魂」が好きなんですよとおっしゃっていた。最初は?と思ったけど、最後まで読んでその意味が分かった。
    松蔭の熱い想いが伝わってきて、涙してしまった。人生に悩んでいる人も、順調な人も、それぞれ心に響くフレーズや、これからの人生を素敵なものにするためのヒントが見つかると思います。

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著者プロフィール

株式会社オープンプラットフォーム代表取締役。早稲田大学商学部卒業後、起業。在学中からモチベーション心理学とリーダーシップを学ぶために渡米。最新の自己と組織の変革メソッドを伝える実践的なセミナーを行い続けている。毎回満席になる講座は、企業経営者・幹部、起業家、ベストセラー作家を輩出している。100名の業界トップリーダーを育成することをミッションに活動している。著書に、今回文庫化された『未来記憶』(小社)のほか、『タイムマネジメント大全――24時間すべてを自分のために使う』『覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰』(ともにサンクチュアリ出版)などがある。

「2023年 『DOIT!「すぐやる人」に変わる未来記憶思考法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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