覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰 (Sanctuary books)

制作 : 池田貴将 
  • サンクチュアリ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861139925

感想・レビュー・書評

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  • 先日、那須川天心選手、武尊選手の試合を含めた、
    THE MATCH2022という格闘技の試合を観ました。
    PPVを思わず購入です。苦笑

    その中で、YA-MAN選手という方がいまして。
    1RでTKO勝ちするんですが、
    そのあとのマイクパフォーマンスで。

    「那須川天心って神童じゃないですか。
     武尊選手も天才じゃないですか。
     でもYA-MANって特に何も持ってないと思うんですよ。
     凡人が格闘技最高峰の舞台に立てるってことを、
     俺とアッシー(対戦相手)が証明したと思う。
     見ている方々で、俺って才能無いなとか凡人だよと
     思っている人もいると思うけど、俺も凡人なんで。
     YA-MANならみんななれそうな気がするでしょ。
     なりたくないかもしれないけど。
     努力すればここまでこれるんで、
     皆さん頑張ってください。」

    とても印象的で忘れられず。
    そこから興味を持ち、
    YA-MANのYouTubeを見たんです。

    自宅公開の中で、本を紹介していて、
    カーネギーとか嫌われる勇気とか紹介している中で、
    本書も紹介していました。
    そこで興味を持って、Amazonで購入しました。

    在庫切れ→復活→急いで購入したら、
    これは中古では…というボロボロの本が届きました。笑
    しかも装丁が黒ではなく、なぜか金。苦笑
    本を読む前にガーンとなりましたが。苦笑
    だって1500円以上出して…泣

    この本が、最初の原点的なことをYA-MANが言っていたので、心してページを開きました。

    最近読んていた本は、普通に文章だったので、
    ページをめくって驚いたのは、
    1ページに数行の格言が記載されていたこと。
    これは確かに、20代だったら直撃で刺さるかもです。
    (YA-MANは25歳。私は36歳。笑)

    たくさん良いこと書いてあるんですが、
    吉田松陰先生のことを詳しく知らないため、
    これはいつどんな場面で言ったんだろう?という背景が
    わからないのでズドーンと胸に落ち着かないのです。

    チームとか上司という言葉が登場することに違和感を感じましたが、表紙にある通り「これは超訳!!」と思いながらページを進めました。

    黒船来航、激動の時代に短い生涯だった松陰先生は、
    どんなことを思って、どんなことを考えて、
    この超訳に至ったのか、とても気になります。
    歴史を調べて学ぶほどの興味は今のところないので、
    誰か教えてください。苦笑

    でも、良い言葉がたくさんです。
    ・誰にでもある時期
     なにもする気がない。
     たまには、そんなときもあるでしょう。
     でもそれは後から振り返れば、せいぜい一時的なことじゃないですか。
     これからずっと成長していく物語の、たった一部ですよ。
     なんでいちいち焦ったり、傷ついたりする必要がありますか。

    ・感情が人生
     照れないこと。冷めた態度を取らないこと。
     もっと自分の感情に素直になりましょう。
     不幸を聞けば泣けばいいし、
     美しい景色を見れば、また泣けばいいのです。
     感情は表現すればするほど、受け取る力が強くなります。
     ありったけの心を動かして、人生を楽しもうじゃありませんか。

    ・隠しきれるものじゃない
     評価する人が誰もいないところで、
     どれだけ人の悪口を言わずにいられるか。
     善行を重ねられるか。
     正々堂々と戦えるか。一生懸命に働けるか。
     それらの行いがすべて「人間性」として現れます。

    かなりの数の格言がおさめられていますので、
    上記が気になったらぜひ手に取ってみてください!
    装丁が黒か金かおしえてください。苦笑

  • 「未知なることを知ろうとすること。
    本質を見抜こうとすること。
    その意識が1番、行動につながります」

    という言葉が、とてもしっくりきました。
    生涯勉強、と良く聞くけれど、
    自分の意思や成し遂げたいことを明確にしてこそ、
    知識をつける意味があるのかな、と思いました。

    本作は、松田松陰の生き方を参考にし
    たくさんの名言が書いてあります。

    すべてを今すぐにはできないけれど、
    何か1つでも今すぐ始めれば変われる、
    そんなことが学べました。

    自分の心と向き合い、
    本当にやりたいことを意識することほど
    難しいことはないだろうな、
    とも思いました。


    自分が何をしたいのか、
    そうすればもっと成長できるのか考えたい人に
    おすすめしたい1冊です(*´˘`*)

  • 1時間あれば読めるくらいの量。特に刺さった言葉ない

  • 心にブッ刺さる名言の連発。
    言いたいことはシンプルだが、それがいい。
    自分を信じて行動あるのみ。

    「不安と生きるか。理想に死ぬか。」
    まさに帯の通り、その生き様にあこがれる。

    30年という短い生涯、濃厚な人生だったんだろうな。
    背中を押してくれる良書だった。

  • 吉田松陰という名前から、もっと心揺さぶられるような言葉の力強さを予想していたが、少しイメージが違った

  • 様々な書籍等にある吉田松陰の言葉を集めた短編集。参考文献後の各項の出典のリストを見てこの本の構成の意味がわかった。読みやすく刺さる表現も多いが、読みやすい分だけ真に腹落ちさせるのは時間を要するかもしれない。人によって、また同じ人でも置かれている状況によって刺さる箇所が異なると思う。その意味で定期的に読み返したくなる一冊。

    たくさん刺さる内容があったが今のところ特にというものを挙げると以下です。
    062 本当にすばらしい人はなにもこだわらない
    p.118 VISION 居心地の良い場所にい続ける限り、「本当にやりたいこと」はできない。
    089 完全にやり尽くしたという瞬間に「自分の本分」というものが、かすかに見えることがあるんです。
    118 勉強は「自分を磨くため」という考え方がシンプルで好きです。
    152 お互いの誇りを尊重する

  • 人からおすすめされて読んだものの私にはヒットせずでした。
    それぞれの考え方に至った背景にはどのようなエピソードがあったのかという情報がないので、あまり響かなかった感じです。
    単発で格言のようなものが書いてあるだけなので、吉田松陰という人物をよく知っていないと、言葉が響いてこなかったり、真に意味を理解することはできないように感じました。

  • ずっと気になってた本
    単純なことだけで忘れていたこと
    そんなことを思い出させてくれる

    全部が全部響くことはなかったけど
    次読んだら響くものに出会うかもしれない

  • 何回も読み直しがしやすい本。
    大事だなーと思うことと、まだ響かないことと
    それぞれあってそれもまた面白い。

  • 吉田松陰の生き方が書かれた本。
    人生について考えさせられる。
    私が特に印象に残ったのは049の人物。
    能力ではなく生き方、知識ではなく行動を尊敬するという吉田松陰に尊敬した。
    どれだけ能力をもっていても生き方がつまらない人、知識をたくさん持っているが行動ができない人は山ほどいるのではないかと思う。
    物事の本質をついていると感じる本でした。

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著者プロフィール

株式会社オープンプラットフォーム代表取締役。早稲田大学商学部卒業後、起業。在学中からモチベーション心理学とリーダーシップを学ぶために渡米。最新の自己と組織の変革メソッドを伝える実践的なセミナーを行い続けている。毎回満席になる講座は、企業経営者・幹部、起業家、ベストセラー作家を輩出している。100名の業界トップリーダーを育成することをミッションに活動している。著書に、今回文庫化された『未来記憶』(小社)のほか、『タイムマネジメント大全――24時間すべてを自分のために使う』『覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰』(ともにサンクチュアリ出版)などがある。

「2023年 『DOIT!「すぐやる人」に変わる未来記憶思考法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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