檸檬・桜の樹の下には (お風呂で読む文庫 6)

著者 :
  • フロンティアニセン
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784861970061

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  • *青空文庫
    「桜の樹の下には」
    学生の頃、読んでからしばらく桜をみる度にこの話を思い出したことを今思い出した。

  • お風呂の中で読める、ポリ塩化ビニール製の本。定価は1000円なのだが、箱根湯ネッサンに行った時に100円で売られていたので買ったもの。
    それにしても、現代文学を読みなれた目から見ると、なんと格調高い名文の数々なのだろう! 表題作はもちろんのこと、「Kの昇天」や「冬の蝿」など、まさに珠玉の短編といえる。この作者は寒々とした冬、むき出しの命が傷つき、声にならない呻きをあげているような苦しみを描くのが特にうまいと思った。

  • 純粋に駆け抜けた文人。

    K。

著者プロフィール

明治34年(1901年)大阪府生まれ。同人誌「青空」で活動するが、少年時代からの肺結核が悪化。初めての創作集『檸檬』刊行の翌年、31歳の若さで郷里大阪にて逝去した。「乙女の本棚」シリーズでは本作のほかに、『檸檬』(梶井基次郎+げみ)がある。

「2021年 『Kの昇天』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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