- Amazon.co.jp ・マンガ (186ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872578119
感想・レビュー・書評
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人の人生は見世物じゃないんで。
興味本位にほじくり返してもいいことないですよ。
それを背負う覚悟も無いのに、知りたいなんて言えないです。
簡単に「素晴らしい」なんて言われても、「それは何も知らないからですよね」と言いたくなってしまう。
「素晴らしい」と思っている気持ちに嘘は無いことが分かっていたとしても、ね…。
彼は先生の信用を背負いきれるのだろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
原作よりも先に、こちらを読破。やたら目力の強い作画です。原作読んでいないので、なんとも言えないのですが、この目力が「こころ」という作品に合っているのではないかと思います。学生の頃、恋をしていた自分に読ませたい。『恋は罪悪ですよ』。ラストシーンが綺麗でした。
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人間のエゴイズムについて書いたこころの漫画版。
人を裏切ると結局自分に返ってきてしまう。
30分くらいで読み終わった。 -
言わずもがな、友を裏切ったことによる罪悪を告白する本。
「こころ」を読むのは、実20年以上ぶりだが(たしか、中学か高校の教科書で読んだ)、あらためて読み直しても、実に味わい深い。晩年の夏目漱石の最高傑作。夏目漱石は、何を思ってこの小説を書いたのだろうか?
小学6年生の子供に読ませようと思って借りたのだが・・・まだ厳しいかな? -
[墨田区図書館]
ふとみた図書館のティーンズ本コーナーで見つけた、「まんがで読破」シリーズ。知る人ぞ知るで有名なシリーズのようだったけれど、これまで知らなかった!のでとりあえず息子が読みそうな「昆虫記(ファーブル)」と「動物記(シートン)」、続いて「おくの細道(松尾芭蕉)」と「銀河鉄道の夜(宮沢賢治)」、更に「十五少年漂流記(ヴェルヌ)」と「緋色の研究(コナン・ドイル)」と読ませ、「黒死館殺人事件」と「クリスマスキャロル(ディケンズ)」まで何とか読破。
そろそろ絵本チックなものも少なくなり、思想文学的なものが残ってきたので、「吾輩は猫である」と「こころ」「明暗」を始め、墨田区に5冊所蔵されている夏目漱石シリーズを読ませてみようと画策。上手くいけば次はヴェルヌものか、多少物語化されているならダンテの新曲などに転んでみようか。
「こころ」は中学レベルの国語でよく「明暗」と並んで問題にされる話。やはり漱石のようなわかりやすい文体から人物の複雑な心情を読み取るのは、問題として使いやすいんだろうなぁ。それに主人公の友人の名前をKとアルファベットで置いているのも当時としては先進的だったんじゃないかな? -
マンガで読破シリーズを片っ端から読もうシリーズ。この「こころ」が「人間失格」「破戒」と一緒に最初に発刊されたうちの一冊。
高校時代に原著を読んだはずですが、後期三部作で先生とKが出てくる暗い話としか記憶していなかった。
「あさきゆめみし」完読してから読んだから、平安と明治の三角関係で悩む男女の違いも気になったり。
「恋は罪悪ですよ」って言葉が響く。 -
原作よりデフォルメが強いと思う箇所がいくらかあったけれど、入りとしては良さそう。
また原作の方読み直そうかな。