- Amazon.co.jp ・マンガ (375ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872578898
感想・レビュー・書評
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「真の正義に神など必要ない!
神に祈りを捧げたところで… 誰も救われはしないのだ!
俺たちは神をも裁く… いわば――…
大審問官だ!」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
漫画版なので読んでみました。なんとも言えない。親子、宗教といった様々な問題を凝縮してて読み応えあった。
原作もいつか読んでみたい。 -
「罪と罰」に通じるところがあった。
漫画化ということで、
やはり行間が飛ばされている部分が多々あると思う。
そのため原作が気になるという意味では、
「読者と文豪との橋渡し」という当シリーズのコンセプトと合致している。 -
スーゲーな展開だったのに、
最終的にキリストに集約されるのはつまらないと思った。
原作をよんでみたい。 -
罪と罰にくらべるとハッピーエンドで終わったように感じるのはマンガたから!?ざっとストーリーを知っておくために読んだけれど細かな心理状態、時代背景を楽しもうと思うなら、当たり前のことだけど、小説で読むべきものだなと思う。
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あらすじが把握できた。
ボリューム満点の原作も読みたくなった。 -
あらすじ分かった。それだけ。
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原作は読んでいません。
それにしてもイーストプレスから出ている本シリーズはいいところに目をつけている。HPから引用するが
本シリーズでは、近代文学の名作・傑作・問題作を中心にその作品の真髄を捉え、徹底的に漫画化していきます。親しみやすい「まんが」で名著の作品世界をお楽しみ下さい
まさしくその通りうまいこと背骨だけを抜き取って漫画向けに再構成している。またそれがわかりやすくて面白い。テンポがいいんだろうね。活字離れが言われて久しいが入門あるいはあらすじだけを押さえるにはもってこいだ。
大体30~40分で読み終わる。
3作読んだが読後の感じはいずれも「なるほどそういう内容だったか」だ。どれも中学や高校の現代文などでその存在は知っているわけだ。おまけにちょっとしたあらすじまで教わるから心のどこか片隅に多分、残っていたんだろうね。
だから漫画で読んだんだろうね。
【読む上で】
蟹工船が流行るのは現代世相がなせる業と言える。しかし忘れてはならないのは執筆当時の時代背景、世相、思想などが絡み何故、その作品が書かれたのかという目的の部分をきちんと理解する必要がある。そうしないと単に今も昔もやっぱり人間ドラマはすごいで終わってしまう。
破戒だったら「なぜ新平民が生まれたのかという歴史的背景」
カラマーゾフの兄弟だったら「ロシア革命前後の思想の変遷」
ということを考える必要がある。 -
このシリーズ全体に言えることだけど、始まりは内容が充実していてすごく面白いのに、終盤になると疲れてくるのか尻すぼみ感が否めない。絵もきれいだしうまくまとめられている分、終盤の失速が残念。
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難しいといわれるドストエフスキーの不朽の名作。
なるほど、宗教とか信仰とか『罪と罰』同様、ロシア文学を堪能してみたくなった。きっと深い人生になるのかもしれない。読むのは大変だが・・・。
まんがとしてだいぶ省略しているんだろうが、概略がわかるために購入しているのでOKである。