カラマーゾフの兄弟―まんがで読破

  • イースト・プレス
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (375ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872578898

感想・レビュー・書評

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  • 【イメージを持つために】
    あまりにも原作が読みづらくて、漫画でイメージをつかむために。こちらは30分で読破。漫画ってやっぱりすごい。
    怨念は怨念と絡んでいく。
    白すぎるアリョーシャに何かあるんじゃないかと想像していましたが、深読みしすぎでした(*´﹃`*)

  • ドストエフスキー作の小説の漫画化。

    短時間で読みやすい。
    しかも、要所、要所は大きなイラストでページを割いていりので、ポイントがわかりやすい。大筋を理解するには良書だと感じた。

    個人的にはありな漫画化かな。
    本来なら作家のニュアンスとかを文体から感じたいところだけど、それは難しい相談だよね、ドストエフスキーさん。
    だってロシア語読めないし。

  • selected by Seiko (Tokyo)

  • 結構いい漫画化だと思った。
    一番印象が変わったのがスメルジャコフ。
    イワンもなかなかの造形。

  • 2011年読了

  • 原作に怖気づき、漫画を読破。

    教養としては知れる。
    だが作品を深く知るには原作なんだろうな。

  • 妖艶な美女を奪い合い、長男ドミトリーと淫蕩な父親フョードルが激しくいがみ合う。
    家族のことに無関心な次男イワンと心を痛める三男アレクセイ。
    親子の確執は激しさを増し、悲劇は起こる。信仰や死、国家と教会、貧困、父子・兄弟関係など深遠なテーマを含む人間ドラマ。
    現代の予言者ドストエフスキー生涯最後の作品を漫画化。

    「父親殺し」がこの小説のメイン・イベントです。
    殺される父親はフョードルといいまして、好色で性格のねじまがった老人です。
    このフョードルには3人子供がいまして、彼は長男と金や娼婦・グルーシェニカをめぐって争っています。
    このいざこざははもう、傍目でも見てられないくらい破廉恥なものでして、周囲の人の間では「いつかドミトリイ(長男)が親父を殺すのではないか」という噂が飛び交っているほど。
    そしてついに、フョードルは殺されてしまいます。
    状況証拠はすべてドミートリイが犯人だと差し示しますが、これといった決め手もない。
    殺されたフョードルの次男・イワンと、末弟・アリョーシャはドミートリイの無実を証明するために奔走しますが、果たして……というのが大ざっぱなあらすじ。
    大きなテーマとしては「倫理」でしょうか。特に「神様」の存亡にからめた倫理です。

    父親殺しで長兄が逮捕される事になりますが、本人は犯行を否定し、父のフョードルと同居していた異母兄弟スメルジャコフが真犯人だと主張、スメルジャコフは犯行を匂わせる遺書を残して自殺

    (第十一篇 第八において、スメルジャコフがイヴァンに、犯行を自白)

  • ドフトエフスキーの名作。
    最近ドラマ化もされていた。
    活字で書かれた本を何度も手に取ったことはあるが、難解で購入までは至らなかった。

    100年以上も前のロシアの貴族制や使用人など格差社会を背景に、貴族の家族を中心に話は進んでいく。
    今の日本では考えられない社会で、ではその中で生きていく人々の細かい感情がまんがでは読み取れなかった。活字の本ではその中で生きていく人々の細かい感情が読み取れるのだろう。
    いずれは活字で読んでみたい。

  • ロシア文学を漫画に限るわ。

  • 名作をマンガで…ってのには賛否両論ありそうだけど僕はいいと思う。分厚い小説を突然読むのはなかなかつらい。

    てかドストエフスキーで思い出したんだけど2年間積読されてる「罪と罰」の話する?

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著者プロフィール

(Fyodor Mikhaylovich Dostoevskiy)1821年モスクワ生まれ。19世紀ロシアを代表する作家。主な長篇に『カラマーゾフの兄弟』『罪と罰』『悪霊』『未成年』があり、『白痴』とともに5大小説とされる。ほかに『地下室の手記』『死の家の記録』など。

「2010年 『白痴 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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