- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872905137
感想・レビュー・書評
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借りたもの。
茶道における作法の流れや思想がわかりやすい。
現在、多くの方々が嗜んでいらっしゃると思うが、茶道に敷居が高く思ってしまう茶道に、「見立て」などラフな楽しみ方を紹介。
道具の解説、流派を問わず茶道のおおまかな歴史や禅の思想、所作をイラストで解説。
「丹田」など禅の用語を聞くと、そこからヨガとの繋がりを思い起こす。私は香道を習っているが、ルーツは同じなので、所作に初心にかえる気持ち、襟を正す。
エッセイコミックのイラストは、雑なテイストのものが多く、あまり好みではないものも多いが、この著者のイラストは、レイアウトや細かい部分が丁寧で、好みだ。(美術学校で学んでいたから基礎をお持ちでいらっしゃるためか)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
<リブレター 2014年3月20日号>
①日本に古くから伝わる茶道、それには様々な作法や知識が必要になります。
この本はそんな茶道の知識を、著者の経験を含めて楽しく知ることができます。
お茶を始めたい方、興味のある方、面白い本を探している方は是非読んでみてください。
春は何かを始めるには最適な時期です。経験がない方でも、この本から茶道という新しいことにチャレンジしてるみるのはいかがでしょうか?
②可愛らしい絵とわかりやすい文章でとても読みやすい。お茶を習ってみたくなる本です!
【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/ -
お茶のお稽古がよりわくわく、親近感のあるものになったので、初心者の私にはとても良い本でした。
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関心を持つととことん追究するのがイラストレーターの川口澄子さん。仏像、暦、中国料理…川口さんの話題にのぼるようになったら、その世界を今追究している証拠。お茶はその意味ではちょっと特殊。彼女はずっとお茶習ってましたから。お茶は取っ付きにくいなんてことないですよ、というのが「お茶のすすめ」の主眼。読みやすいです。
コミックのように進むページも多々。納得しないと前に進まない。まさしく川口さん! お茶の世界のしきたりというのはどれも理由があるんですね。それを学んで早15年だそうです。日本の伝統的なものって実はけっこう理に敵っているもの。それに気付けば腑に落ちることが確かに多いです。
茶道ってどんな世界なんだろう…と思う方はぜひ手に取ってみてください。案外、遠くはない世界です。 -
茶道の魅力や風習について漫画で可愛らしく書かれた本。漫画ではあるものの説明文もそれなりに多くあり、読み応えはあった。茶道を習っていた身からしても懐かしい部分や新たな発見があり面白かった。
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お茶に興味があるけれど、何も知識がなく手に取った一冊。
やさしいタッチのイラストで初心者に分かりやすく、お茶の魅力が書いてありました。読んでいてホッとする本でした。
おわりにに書いてあった、"相手の気持ちに立ってふるまえば、いつだって、どこだって、お茶になる"という言葉がすごくいいなと思いました。 -
茶道を全く知らない人には興味本位で楽しめると思います。
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「日日是好日」シリーズを全部読んで、すっかり作動の虜に。
大昔に齧ったけれど、すっかり忘れてしまったお作法。
この本を読んで、「ぎゃー。。。恥ずかしい!!!」と何度も思ったのは、旅に出るたびに、各地のお抹茶体験や、夜咄に出没していた私の作法がボロボロだったことに気づいたから。
思えば、2度ほど、正客の席に座ってたな。。。
友達は茶道未経験だったから、正客席ということは分かっていながらも座っていたが。。。
ああ。。知らないって怖すぎる。。。
COVID19が落ち着いて、各地のお茶をいただけにいけるようになる時までに、少しは学びたいものだ。。。
もちろん!!!正客は遠慮申し上げる。。。
読んでいるうちに、少しずつだが、お茶をたてる手順を思い出してきた。
ああ、あそこで、あれを使って、あれをあそこに置いて。。。と、頭の中で再現モード。
本文中の「野点セット」に惹かれており、近々、ポチッとする予定である(笑)
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茶道を習ってみたいなと思わせてくれた一冊です。イラスト満載、写真もあって読みやすいです。
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本屋さんでふと立ち読み。
普段は図書館で本を借りることが多いですが、こちらは帰宅してからも数日間ずっと気になったので、改めて出向き、購入しました。
初心者にも分かりやすく、専門的なことはより噛み砕いて書いて(描いて)あるため、非常に読みやすいです。
和の文化が大好きなので色々と勉強しているつもりですが、やはり初めて知ることが色々と書かれていました。
クスリと笑ってしまう場面も多々。
描かれている禅語にハッとさせられることもあり。
心持ち、所作、意識したいと思います。
作者のように、楽しく謙虚に趣味と向き合っていきたいです。