- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872905526
感想・レビュー・書評
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よしもとばななと精神科医:斉藤学の対談と、内田春菊・中村うさぎ・倉田真由美と齋藤学のメンバーで行ったフォーラムの2本立ての本。
フォーラムの方にもよしもとばななはいるのかと思っていたけれど、いなかった…。よしもとばななと内田春菊は仲がいいはずなので、いると思っていた。
でも、どちらにしても、再読することは無いだろうな…という内容。
一カ所だけ面白かったのは、男性の車いすを押すパートナーより、女性の車いすを押すパートナーの方が多いんじゃないか?という視点。
なにかにつながりそうなので、メモしておく。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館の育児書関連のコーナーでたまたま目に。
それぞれの作家の家族関係やその中で経験した感覚を思い思いに話し、それに時々心理学的な視点から話しているもの。
いつも読む提言書的な育児本とはまた違い、ある意味で楽になれる。
特によしもとばななの小説から抜粋した箇所と、子育てを通しておこる事象に対しての感性がらしくていいなぁと思いました。
以下メモ
「まだ子供の時だけに感じる独特の世界の味。過日みたいにもいでももいでもなくならなかった、家庭の雰囲気。飽きるほどおよぎまわってもまだひろかったあの家は、たったふたりの不安定な男と女がつくっていただけのものだったということを、大人になってしりきっと誰もががく然とすることになる。(ちんぬくじゅうしい)
」
「愛されているってこういうことだな
この人に触っていたい、優しくしたい、そう思ってもらうことなんだと私は体でおぼえている。だから嘘ものの愛には体が反応しないように、きちんとできている。そういうのが育てられたっていうことなのだろう(みずうみ」
「いつでもおへそをあったかくして、頭に血がのぼらないよう心も体も力を抜いて、お花みたいに生きてね。それは権利なの。生きているうちに必ずできることなのよ(みずうみ)」
「人間がもっとだらしなく、雑多で、しょうもなく、治らないけどバランスとれて本人がくるしんでなくて、その人にとって明日も起きたらその位置が割と楽しいならいいんだみたいな方向性」
母の権力
自分が親になってみて絶大な権力には驚きますもん。
家族の構成員を内面的に破壊することもたやすいんですよね。
わたしは子育ての環境はどうでもいいことが多ければ多いほど、いいような気がしているんです。
動物を飼っているいると人の考えからみたら一見、不合理に見える自然性にむきあって教えられることもおおいですよね。 -
母親になりだんだんと保守化していき、一般の価値観から抜け出せずそれにも気づかずもがいていた時に読んだ。自由でいいな、それを言ってもいいんだ、4人のそれぞればらばらな生き方に背中を押された気がする。
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母子の関係についての、対談
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2014、12、1
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♥︎いつでもおへそをあったかくして、
頭に血がのぼらないように心も体も力を抜いて、お花みたいに生きてね。
それは権利なの。
生きてるうちに必ずできることなのよ。
『みずうみ』 -
精神科医の方の言葉が勉強になった。
他の家と違おうが、子供と愛し愛され、遊び尽くした記憶と自信がある、って感じの話は納得した。私もそんなママになりたい、 -
特に得るものがなかった、、、
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親子関係の対談物。特に母子の話が中心。
個性的な作家さんと精神科医の先生の話で興味深く読みました。共依存の話も多くさばさばした雰囲気で書いてあるけれど話はとても濃いです。育児の目標は親子ともども自律だと思いました。 -
・・・何が言いたかったのかよくわからず。
母の多様化はちょっとは理解できたけど。初期のよしもとさんとの対談は必要なのであろうか。