- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877281083
作品紹介・あらすじ
21世紀はこの小説で始まる。点状出血、内臓溶解、骨格筋の爆発的なケイレン。信じ難い致死率の出現ウイルスは何を象徴しているのか?ずれた時空の日本を襲う生存への最大の試練。世界人類が迎えた「最後の審判」を刻む衝撃のドキュメント。
感想・レビュー・書評
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前作同様スピード感溢れる描写と緊迫する世界観がラストまで続いて疲労と共に読了。
UGの男達に惚れ惚れする一冊でした。
キャサリン・コウリーという女性を加える事でUGの男達の屈強な肉体と精神が際立ってます。
ウイルスの描写はちょっと分からないことが多かったけど楽しめました(^ ^)
ブク友おびさん♪カッコ良い男達を教えてくれてありがと笑
次はコインロッカー読みますね〜(^_^)v
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知人のTweetから興味が湧き、たぶん、20年ぶりぐらいの再読。
ウィルスは寄生先を殺そうとしているわけではなく、ウィルスが繁殖し、生きながらえるために寄生する。
そう考えると、野生動物の減少が、動物から人間へ寄生先を変えるきっかけになっているのかも?と読みながら思った。
この小説の前編になる「五分後の世界」の世界観がすごく好きで、ヒュウガ・ウィルスにも出てくるUG兵士の考え方や話し方もすごくいい。 -
初めて村上龍作品を読んだのがこれだった。本を読みながらも、まるで映画を観ているような。この本がきっかけで村上龍作品にのめり込んでいくこととなる。
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コンビナートが見捨てられて人が退化したイギリス領の件で、勝手なことするな と憤る自分がいた。
こんなことを考えていた村上龍には、日本は世界はどんな風に見えているんだろう? -
荒廃した世界で未知のウィルスが蔓延し居住者が脅かされる。その地域に人物の救助や発生源と思われる村の処理に精鋭兵士が赴く話。 五分後の世界の続編というわけではないけれど、同じ世界の話、相変わらず説明や描写が細かく想像するより投影されている感じ生々しい。ウィルスに対抗する方法をもうちょっと別のものにして欲しかった。
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激しいウィルスの描写でした。
3は無いのだろうなぁ。 -
5分後の世界では
日常的に危機意識を
エネルギーに変えていた者のみが生き残れる。
現実の世界でも。 -
おもしろかったー。ほんと。
5分後の世界は実は描写が生々しくて読んでいてきついところもあったのだけれど、これは純粋に面白かった。
昔子供が「おまえの母さんって怖い⁇」
ってよく聞かれるんだけど…
って言われて爆笑しましたψ(`∇´)ψ
昔子供が「おまえの母さんって怖い⁇」
ってよく聞かれるんだけど…
って言われて爆笑しましたψ(`∇´)ψ