- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883810086
感想・レビュー・書評
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17歳の少女・アユは援助交際をして稼いでいた。人から愛されること、人を愛することを知らず、生きることに何の意味も見い出せないでいる。そんなとき、心臓に持病を抱える青年・義之に出会う。
彼とのふれあいで心を開いていき、アユは義之に想いを寄せるが…。
この小説は賛否両論に分かれるらしく、私はあまり好みではなかった。過激な描写が多く、主人公の考えや行動にも否定的な感情を抱いてしまった。悲劇的で現実的ではないと思ってしまったが、実際に起こったかもしれないと思ったら怖くなった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あゆの幼いころから、しんでしまうまでの話。
世間ではこのようなことは実際にあったと思うけれど
このように書籍に堂々と描かれるのは異例のことだと
思うので、世間の衝撃はすごかったと思う。
親に受けた性的虐待がはじまりで、どんどんと
こじれていくあゆ。
見ていて心が本当に痛かったし、なぜこんなに悪い方向へ
いってしまうのかわからなかった。
この話は、本の世界だけではなくて、実際にあり得る話なんだな・・・などとおもい、
自分の中で重く受け止めた。
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泣ける!!!! -
まさかの予想を覆す面白さだった。これ面白く読めるなんて俺もまだ若いかも(笑)冒頭から援助交際シーンでフィルタリングかけられそうな内容。世の中はお金が全てで時代に逆らえないという絶望的な状況に登場人物たちがいる。それを救うのは真実の愛だという方向に持っていっている。この内容が全てリアルには僕は感じられないが『愛はうれしいって言うより苦しい』etcリアルに感じる部分も多少あった。また、会話文が多かったがアユのセリフは二重括弧になっているので見やすかった。
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着眼点はとても良いなあ、って思う。文章も読みやすい。でも内容が薄くて、これじゃあ泣けない。
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高校生の時回ってた。
休み時間に泣いていた。 -
この著者の方の本はいまいち合わないみたい。
全て、借りて読んではみたもののイマイチでした。 -
以前に話題になった時に読みそびれて最近機会があって読みました。すごく哀しいですね…ハンカチなしでは読めない本でした。
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3/28
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期待しているほどではなかった。読みやすいのは事実だが、途中途中に入る登場キャラではない人間の立場から見た文章が世界観を壊している。物語の途中でそういう風に書く必要はあったのだろうか<アユはもう一つのあなた〜>のようなことが書いてあるのも読者ウケを狙っているように見える。ただ、義之のその後は気になる内容だった。