明日から部下にイライラしなくなる本 「上司の仕事」を自信をもって続けていくために
- すばる舎 (2011年1月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883999842
感想・レビュー・書評
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○部下への苛立ちのほとんどは、相手の考えや状況が見えないことが原因。→コミュニケーションを取っていれば対応できる
○成長段階に合わせた関わり方をする。→実際には本人の能力でなく、単にそれができる段階にきてないだけかもしれない
○成長の段階は5段階ある
「学ぶ」…仕事の基本をみにつける段階→つきっきりで教える
「やりきる」…自分で仕事をやりとげる段階→何かあったら助ける
「伝える」…経験をノウハウ化し周りに伝える段階→後輩指導を任せる
「越える」…新しい領域へ挑戦する→励ましや後押し
○大切なのは、他者ではなく「その人自身の変化」に焦点を当てる
○レベルの高低は口で説明するのではなく、雛型を見せる
○嫌みを嫌みで返したり、怒りを怒りで応酬するのは駄目。何故そのような行動、言動を相手が行っているのか、その原因を考える
○仕事に対して投げやりになっていたら、ワンランク上の仕事を与える
○「効力感」のある言葉をかける。「あなたは必要な人だ!」「助かるよ、ありがとう」「よくできるようになったね」
○大切なのは、湧いてくるイライラの感情を上手く制御し、沈静化挿せること→「こうあるべきだ」というこだわりや先入観を捨てる
○理想の上司になるには「信頼される上司」「頼れる上司」「いざとなったら守ってくれる上司」を目指す詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ものすごくリアルなタイトル。世の中でいかにこれがストレス源となっているかということでしょう。
基本的には相手目線に一度たって、落ち着いてcommunicationをとってみようという内容。最終章の上司像(ステップ)は理想かもしれないけど、本当にそうありたいな、と感じました。 -
人の成長、部下への教え方には段階があることを丁寧に解きほぐしている。納得できることも多く、これに則って、こつこつ教えることができればいいけど…。上司も部下も人間。どうしても合う・合わないがあるときの対処法が知りたいもの。
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なるほど。
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現状として部下にイライラし、何とか藁にも縋る思いで手にした本。
自分がなぜイライラするのか、そしてその原因は何処にあるのか、それを自分の中で、また部下を通してどう対処していくのか。
体型的に、かつ様々な例から、最後のページを読み終えた時、再び元気になれました。部下にイライラさせられる毎日から、部下にイキイキさせてもらえる様になる本。買ってよかった! -
今後の参考に。
部下としての自分の行動を振り返るきっかけにもなった。 -
今の自分の状況の参考に。
それぞれにフェーズがあり、それぞれにあった対応がある。そこに達していないのにそれ以上を求めてもイライラするだけ。
客観的に見極め、しっかりと対話し続けることが重要。 -
今自分が置かれている状況と全く同じで、可笑しくなり購入してしまった一冊
。
読み終わり、自分なりに仕事を見直してみようかと思う反面、自分と同年代の平社員に対して同じような事をしたとしても・・・・・・・・・と思うと憂鬱になってしまった一冊でした。
しかし、読み返しでその人たち以外の社員に対して再度参考にしたいと思いました。 -
時間がなく、斜め読みしました。
大切なことは、信頼関係+ブレがないこと(+コーチング技術)。
相手のタイプ別に対応の例や、自分自身をコントロールする方法などが具体的に述べられています。 -
アマゾンレビューで皆さんが書かれている通り、部下の心を考える、良い本だと思う。中間管理職とは通常、部下のうち優秀な人が昇格するものだから、自分が上司になれば能力と経験に劣る部下の対処に悩むことになる。そんな方にお薦め・・・というのは私も同意見。
ただ、あまりに評価の高いレビューが揃っている時には厳しい意見も必要だろう。悩める人がラクになる、に主眼が置かれすぎていて、ちょっと内容が薄くなってないか?読み進むうちに溜まるフラストレーションは何なんだろう?
向き合う、傾聴する、部下の立場になって考える、感情的な対決を避ける・・・優秀な人ほど忘れがちなポイントだけど、マネジメントのソフト面だけでなく、優しさだけじゃないリーダーシップはどこに行ったのか。私が感じたフラストレーションの正体は、この辺にあったのかもしれない。