- Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894564022
感想・レビュー・書評
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とにかくスケールがでかく楽しい。
冷戦期特有の事情や、今ではコンプラ上許されない描写もあり、昭和末期の時代劇としても楽しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1439672 -
首都圏に発生した雲から話が進まず、後半に期待!
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竜頭蛇尾
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東京との連絡が取れなくなってしまった。ある霧の濃い日を境に日本の首都が白い雲の中にかき消えてしまった。突然日本の首都が無くなった時にどのような事態が発生して、どのような対処が考えられるか。それをシミュレーションしたような小説である。首都直下型地震が想定されている現在、ただのSF小説だ、といっておくわけにはいけない。
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設定といい、展開といい、上巻はワクワクしながら読み進めたが…
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映画が公開された時に、家族で見に行っていて、映画の方の
印象が強い。当時、小学生だったが本も持っていたが
最後まで読んだ記憶がなかった。
冒頭の鶏飯を買うくだりだけはずっと覚えていたが。。。
今回、改めて読んでみたが、当時の俺には読み切るのは
無理だったなと。さすがにこれは…。
方々で書かれているが、首都機能が完全に途切れてしまった際の
シュミレーションである。
首都が雲に覆われてパニックが広がっていくさまが描かれ、
それに対応していかなければならない状況が描かれて行く。
特に、アメリカ、ソ連の冷戦時代ならではの思惑が浮かび上がる。
雲の謎、大国の思惑、それに対応すべく奔走する人々…
と下巻におおいに期待を抱かせて上巻は終わる。