幸せな王子

  • リトルモア
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本棚登録 : 680
感想 : 87
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  • Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784898151662

感想・レビュー・書評

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  • 切なくも美しい童話。清川あさみさんの刺繍絵本。

  • 大まかな流れしか知らない作品、今回はじめてきっちり読んだ。つばめと会う前の王子は高いところに縫いとめられて動けずにいたけれど、それからの王子は望みをかなえてもらえてまさに“幸せな王子”だったのではないか。けれどつばめは引きとめられて、頼まれて。そして目をなくした王子の元に留まる。強引な王子さまと健気なつばめという関係にみえてしまい困った。冬の凍てつく寒さが伝わってくる凛とした青さがキンと目に沁みる。美術の教授が言ったあのことばが恐ろしくてとても忘れられそうにない。そして王子の愛情とつばめの優しさが悲しい。
    http://beautifulone.jugem.jp/?eid=492

  • ラストが大好き!
    神様が天使に
    「この街でもっとも大切な2つのもの」を取って来るよう頼むところ。
    見た目の美しさではない「本当の美しさ」とは?

  • 清川あさみのアートワークが素敵な絵本。原作は人間の浅ましさと神への皮肉がもっと強烈なオチだったような気がするけど、こちらはより童話的な感動にフォーカスしてますね。訳も今っぽくて読みやすいです。

  • 絵がちょっと違うのだけど、王子とつばめの友情には感動です。

  • 切なくて存在するすべてにタマシイはあるのだと再確認できる大切な1冊。個人的にはツボすぎる設定でそっちにも泣ける。

  • 山科るみ選三位

  • 幸せな王子がこんなに悲しい話だったとは…
    お調子者のツバメが最後に見せる男気に泣けてきます。
    ただ、最後の神様がでてくるくだりは蛇足かなー、と。

  • ゆっくり見たい

  • 購入日:----/--/--
    読了日:2010/10/15
    立ち読み。

    ビーズとか布で作った絵らしい。
    絵のないページもあって悲しい雰囲気が伝わってくる。
    きれいだけど、そんなに好きではない作風。

    話自体は大好き。
    立ち読みしてたけど、泣いてしまった。
    『幸せの王子』がオスカー・ワイルドだとは最近まで知らなかった。
    アンデルセンかと思っていた…。

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著者プロフィール

1854年アイルランド・ダブリンに生まれる。19世記末の耽美主義文学の代表的存在。詩人・小説家・劇作家として多彩な文筆活動で名声を得る。講演の名手としても知られ、社交界の花形であった。小説に『ドリアン=グレーの肖像』戯曲に『サロメ』『ウィンダミア卿夫人の扇』回想記に『獄中記』などがある。1900年没。

「2022年 『オスカー・ワイルド ショートセレクション 幸せな王子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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