自閉症の僕が跳びはねる理由―会話のできない中学生がつづる内なる心
- エスコアール (2007年2月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784900851382
感想・レビュー・書評
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■ 1731.
<読破期間>
2017/4/24~2017/4/25詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この作者は自分が自閉症で、会話ができないが、筆談ができるようになって、この本を書いたらしい。脳の障害によっては、そういう風にメディアによって意思疎通ができたりできなかったりすることがある、ということを初めて知った。
役に立つというわけではないが、そういう状態というのがあるということを知ることは、意義深い。 -
僕たちが一番辛いのは、自分のせいで悲しんでいる人がいることです。
自分が辛いのは我慢できます。
しかし、自分がいることで周りを不幸にしていることには、僕たちは耐えられないのです。
この言葉
ずーーんときた。 -
自閉症の子どもを持つ世界中の多くの家族に希望の火を灯した一冊
所蔵情報
https://keiai-media.opac.jp/opac/Holding_list/search?rgtn=086490 -
心理学
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本人による自閉症の方のとらえ方、考え方がわかった。言葉にしてくれたことで理解できた。
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人との会話が困難で、思うように気持ちを伝えることができない自閉症の著者。それでも諦めずに何度もその壁に立ち向かった著者が綴ったこの本からは、自閉症の人も普通に接してほしいと思っているということが強く伝わってきます。この本を手に取ることで、あなたの今までの価値観が大きく変化するかもしれません。【中央館/378/HI】
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言葉が優しくて、こちら側にわかりやすく伝えてくれているので本当に興味深い。だからこそあまりに自分とは違う感覚や見え方に戸惑ってしまった。もっと知りたいと思う
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自閉症の彼が一生懸命、自分の気持ちをなんとか人に伝えたいと願って書いた文章は、「なるほどな」と関心させられるような未知の内容が綴られている。自閉症といっても多種多様で、彼の場合ではあるけれど、それでも、伝えたいのに伝えられないのはこんな気持ちなんです──と、心の中を少しでも見せてもらえたような。そんな本である。今後、そういった人々に対して改めて考え方を変えられるような本である。