文庫版 バビロンの大富豪

  • グスコー出版
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感想 : 83
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784901423274

感想・レビュー・書評

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  • お金の貯め方、増やしかたや使い方について非常にわかりやすく学ぶことができる本でした。特に印象的だったことは収入の10分の1は最低でも貯蓄するというものです。収入のうちの10分の1だけは初めに貯蓄へとまわし、残りの10分の9で生活をするということです。あらかじめ貯蓄の分を決めておけば、支出の量を減らせるということがわかりました。自分も収入の一部を必ず貯蓄へとまわし、残りの収入で生活をしていくことを心がけようと思います。収入と支出の割合をしっかりと認識することから始めます。

  • 漫画版をざっと流し読みしたことはあったが、原著の翻訳は初読み。話の大筋は今ある程度資産を築いた人間なら納得というか、もう染み込んだ方法だと思う。
    これから資産を築きたい人は一読しておくと良い。

    ただ、第9章は良かった。働くことは奴隷のためのものではない。FIREして資産はある程度あるけど、(自分が納得できる)仕事は続けていきたい。

  • 『金持ち父さん…』からの流れで読んでみました。一つ一つの寓話がものすごい面白くて、今回オーディブルでの耳読でしたが、小学校高学年から理解できるなと思いました。

    収入の1割を貯めておくことからスタートし、その資産をどうしていくべきか、またチャンスがあれば冷静に吟味し、恐れずチャレンジすることの大切さなどが書かれています。金持ちの思考とはどんなものか、『金持ち父さん…』と一緒に読むと余計に分かりやすいです。

  • 個人的お金に関する本の第2弾です。

    約100年読み継がれてきたお金に関する本です。

    100年読み継がれただけあって得るものが多いと思いました。

    気になった・気に入った文章
    ・チャンスを拒まない人間には、チャンスが訪れる。
    ・気が変わるときは、正しい方向へ変わるよりまずい方向へ変わることの方が多い。

    この本が一番言いたかったのは「収入の一割以上を蓄えに回す」だと思います。何回も何回も、このような意味のフレーズが出てきました。豊かになる第一歩として「収入の一割以上を蓄える」ことが大切なのだと。

    そして、蓄えたお金にも働いてもらう。

    また、その収入源である、現在ある仕事や事業も大切にすること。

    あと、賭け事、ギャンブルや悪事でお金を得ても、豊かになれない。

    書いてあることは誰もが当たり前に理解しているようなことが多かったんですが、逆に言えば、それだけ理解はできても実践は難しい。それを続けるのはもっと難しいのでしょうね。

    だからこそ、たまに読み返したい本だと思います。
    わかりやすいと思います。

  • 現代に通じる不変の真理が書かれています。
    読んでみて名著といわれる理由がわかりました。
    物語形式で教えが染み込みやすいのがgood‼︎

    ◎貯める力、稼ぐ力、増やす力、守る力、使う力が大事‼︎

  • 100年ほど前に発行された本書だが、その真髄は現代にも通じる金融啓発本の名著。

    子どもでも分かるように寓話形式でお金に関する教訓を教えてくれる。

    特に収入の十分の一を貯金するという「お金の流れを作る」という行動は「非常識な成功法則」でも主張されていた意見だ。自分にお金が入ってくるという流れさえ作ってしまえば、あとはそれがどんどん大きくなっていく。

    また、投資の大切さにも触れられており、貯金だけでは備えは足りない事を示している。現代でも現金だけではインフレに負けてしまうというリスクがあり、インフレに強い資産(=株式など)をもつ必要があるのだと感じた。

  • 経済的に豊かになる考え方は何千年前から変わらないと教えてくれる本です。

    簡単に要約すると勤労に励み収入の1/10を貯蓄し、貯蓄したお金を投資しよう。
    もっと細かい教えは多々ありますが自分が受けた印象はそんな感じです。

    登場人物はポイントになるひとに教えや助言を貰い行動してるのも現代でも参考になると思いました。

    マネーリテラシーを高めたい人は必読の本です。

    印象に残ったフレーズ
    ・成功は準備が適切に行われたかで左右される
    ・稼げる範囲内で生活する
    ・予算を組む事は財布を膨らませるのを簡単にする
    ・貯めた資金は寝かさずに増やす
    ・金の流れこそ財産
    ・危険を犯せばペナルティという損失を受ける
    ・知恵のある人に相談する
    ・常に進歩の最前線にいるようにする
    ・幸運でありたい人は素早く行動する
    ・最初の判断が一番良い
    ・幸運は躊躇してる間に逃げる
    ・幸運の女神が好きなのは行動する人間
    ・知恵があれば資産を守れる
    ・賢明な判断をする、軽率な判断をしない
    ・より慎重な選択が大きな後悔から身を守る

  • 2022年4冊目
    もっと早く出会いたかった!大昔の本なのに、令和にも通ずるものしかなくて、良質な本質に触れられた気がした。

  • 登場人物の名前がたくさん出てきてストーリーを把握するのが大変だったが、読んでいて面白かった。
    収入の7割で生きるという考え方ができるようになると良いと思った。

  • お金をためる方法は古来から変わらない。必要なのはお金ではなく、お金がたまる手段を知っている知恵
    また、仕事を最大の友達にするという考え方
    仕事嫌いな人は仕事に報われない、仕事と仲良くすれば仕事を通して様々なことを助けてくれる。心に染みる

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著者プロフィール

1874年、米国ミズーリ州ルイジアナ生まれ。ネブラスカ大学卒業後、米西戦争中に、米国陸軍で軍務に就く。その後、コロラド州デンバーにおいてクレイソン・マップ・カンパニーを設立。1926年に節約と経済的成功をテーマにした短編寓話シリーズを発行し、人気を博す。のちにこのシリーズが『The Richest Man In Babylon(バビロン一の大金持ち)』として単行本化され、90年以上たった今も世界中で翻訳されて、いまなお読者を増やしつづけている。

「2021年 『バビロン大富豪の教え』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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