ブタとおっちゃん

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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784902943603

感想・レビュー・書評

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  • とある養豚場の写真集。
    オーナー上村さんの、くわえタバコに ブタたちの笑顔があふれる。

    テレビで紹介されていて、心に残っていた。

    ブタが好きで、家族で養豚業を営んでいた上村さん。しかし、近くに住宅地が整備され、家が建ち始めると、住宅地から臭いの苦情が寄せられるようになった。市が新しい住宅地計画をすすめたから起きた悲劇。上村さんたちは、養豚場を移転することを余儀なくされた・・・。
    そして、その時、市の担当者だった山路としてるさんは、退職後、上村さんたちのもとを訪れ、写真を撮り始めた。
    そこには、幸せな光景がひろがっていた。
    ・・・
    ・・・
    ・・・
    というような事を言っていました。
    (いつ、どの局のなんの番組が忘れてしまいました(^_^;))


    私たちは肉を食べる。
    感謝して、いただく。
    ブタにも、それに携わる人にも、すべてに感謝だ。

  • おっちゃんの愛情たっぷり。ブタに表情があってかわいい!

  • ブタとおっちゃんの写真集。
    そのまんま。
    ブタも可愛いけどおっちゃんも妙に可愛いw
    人生の半分程付き合いのある友人いや、戦友から貰った流石ナイスチョイス!と言わんばかりの写真集です。

  • 書店でひとめぼれして買った本。
    養豚場を営む「おっちゃん」こと上村さん。
    くわえ煙草、缶ビール片手に豚たちの世話。
    豚たちに囲まれてギター弾いたり、
    子豚を胸にのせて寝転んだり、
    逆に豚を枕に寝転んだり。
    おっちゃんも豚も、とっても良い表情。
     
    こういうの見ると、命をいただくということを、もっと大切にしなきゃいけないなと思います。
    それがひいては、自分が生きることを大切にするってことなんだろうな。

  • 出版されたときは、わぁカッコいい写真集が出たなあ、とぐらいしか思わなかったのですが、「思考する豚」「飼い喰い」の読書を経て改めて見ると、美しさと切なさに泣けてきてしまいます。
    おっちゃんは効率優先の養豚業界に倣わず、ずいぶんと手間をかけて豚を育てているといいます。たしかに写真からそれが伝わります。でも、最後のあとがきまで、そういう説明は一切なし。モノクロの、豚とおっちゃん、時々おばちゃんが綿々と出てくるのみ。こんな顔ができるおっちゃんになりたい。僕の豚は何処に。

  • おいしいぶたに、美しいぶたに育てるために
    おっちゃんは愛情いっぱいぶたに注ぐ。
    ぶたはおっちゃんの生活の一部かの様に・・・。

    人間と動物を撮った写真集は多いけど、
    こんなにも動物が生活の一部になって
    溶け込んでいる写真集はここ最近じゃ2作だけ。

    もう一冊はというと、「みさおとふくまる」。
    山地さんはおっちゃんとぶたを10年間も撮り続けていたそうだから、それはこれだけすごい写真集ができるんだろな。

  • 2012/03/11 一番読みたい本。
    購入して、一度、二度とみる。眺めて感じる。写真集を見てこんなに感じ入ることは久しぶり。おっちゃんお周りに群がるぶた達の顔が笑っている。そしてどんどん痩せていくおっちゃんの姿はもの悲しさを感じさせます。命と向き合っているのね。

  • 上村のおっちゃん最高だ(・ω・)ノ

  • なんとも、和む。

    豚達が愛おしくてしょうがないといった、おっちゃんの表情に自然と笑みが零れる。

    何か嫌なことがあった時に、この写真集は一つの救いになるだろう。

  • モノトーンで構成。
    おっさんの目じりが物語る。
    動物の意思を読み取れる時代はいつ来るのだろうか。

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