大阪的 (コーヒーと一冊)

  • ミシマ社
3.29
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本棚登録 : 239
感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784903908922

感想・レビュー・書評

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  • 津村さんも好き、大阪も大阪の人も最近好き。
    だから読んだのだけれど、やっぱり風土的なものやイントネーションなどは、文字で読んでもさっぱりわからないものなんだなと思う。
    上手く説明はできないけれども、東京だって、ここはヤバいとか地域での違いとか有ると思うし、東京だろうが大阪だろうが、それぞれその土地の人にしかそれは感じ取れないのだろうと思う。(津村さん達も、東京は東京全体の顔しか無いように誤解しているふしがある)

  • (2017/12/9読了)
    江さんは津村さんを持ち上げ過ぎ。2人とも大阪を都市ではなく地方のひとつと、特別視して欲しくないようなことを言ってるけど、ほんとはそうは思ってないんじゃないかなぁ。
    大阪は次女だとか(長女は東京)、大阪のあるあるとか、地方の話とか、サッカーのエンブレムとか、なかなか面白かったけど、最後は大阪でお腹いっぱい状態になっちゃったので、星は3未満ということで。

    (内容)
    どこで書くか、方言を使うか、世の中の場所は全部ローカルではないか…関西の名物編集者と作家が、怒濤の勢いで語り、綴る!大阪から、日本のローカルのあり方が見えてくる。書き下ろしエッセイ×一気読み必至の対談を収録!

  • 生まれてからずっと大阪在住の津村さんと岸和田生まれの江さんとの対談本。『大阪語に「正しさ」なんてない』では、黒川博行さんの小説の大阪弁の会話などを例にあげてて、すごく面白い。また水位の調整みたいなことをしながら喋るというのもなるほど確かにそう。また、冗談を言ったら、それに合わせて冗談で返してくれるというような会話は日常。もうええわって言うくらい、どんどん話かぶせてきて、何の話してたのか忘れてしまうことも。横浜に住んでた時そんな感覚で冗談言ったら、「そうなの〜⁉︎」と本気にされちょっとしたトラウマに。

著者プロフィール

1958年、大阪府岸和田市生まれ。編集者・著述家、神戸松蔭女子学院大学教授。89年『月刊ミーツ・リージョナル』を創刊に携わり、12年編集長を務める。ファッション・ページも長く担当。「街場」を起点に多彩な活動を繰り広げている。『K氏の大阪弁ブンガク論』(ミシマ社)、『「うまいもん屋」からの大阪論』(NHK出版新書)、『いっとかなあかん店 大阪』(140B)など、大阪について書かれたもののほか、『「街的」ということ』(講談社)、『有次と庖丁』(新潮社)、『神戸と洋食』(神戸新聞総合出版センター)などの著書がある。

「2023年 『なんでそう着るの? 問い直しファッション考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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