法務・知財パーソンのための 契約交渉のセオリー 交渉準備から契約終了後までのナレッジ Theory of Contract Negotiation for Legal Dep (ビジネスセオリー 5)

  • レクシスネクシス・ジャパン
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784908069062

作品紹介・あらすじ

世界的な大手総合家電メーカーにて国内外企業との交渉経験豊富な交渉学のプロと、産官学それぞれの業務に携わる弁護士・弁理士が活用している方法論。

感想・レビュー・書評

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  • 契約交渉を法的、交渉的、リスクマネジメント的の3つのアプローチから整理し、ケースワークをもとに実践の視点を示そうとするもの。ハーバードの交渉学研究の成果を引用する部分は参考になる。

    経験則的に対処していた契約交渉を理屈っぽく言語化することにはよいが、紙幅の関係上、実践方法の手掛かりの記述は薄いので、初心者より一定の経験値のあるマネージャ向け。マネージャが自らの経験をメンバーに伝える時にかっこよく語れる笑

    なお、契約類型別に説明する章には契約書ドラフトが載っているが、詳細や条文引用した説明はほぼないので、このページは無駄ではないか。

  • 法務・知財パーソンのための契約交渉のセオリー(レクシスネクシス)読了。
    従来の法的・リスクマネジメント的なアプローチに加え交渉学からのアプローチも考慮し契約交渉過程を解説。その点の分析には同意する。
    しかし、結局は法的問題、リスク、目的達成という3つの考慮事項に分類して其々階層化したもので、すぐに役立つものではない。

    p57-87には契約交渉について交渉学的アプローチが例示列挙されているが、他の交渉学の書籍に類似している。
    p104-184は単に契約書のサンプル載せてるだけ....
    p210からのコンテキストに関する点は面白い。

  • 交渉全般の基礎と法務交渉についてわかりやすくかつ、丁寧に書いてある良書。交渉のサンプル事例もあり、所学者には良いと思った。本書内に掲げられている、参考本や文献を読むことにより、交渉術への理解が一層深まるはず。あとは、実践ですね。

  • 交渉入門。
    契約交渉にかかわる法的、交渉的、リスクマネジメント的アプローチの3つのアプローチを紹介し、交渉の初歩的な知識や方法論を述べる。

    噛み砕き、消化し、適用するには時間がかかりそうだが、少しでもものにできれば、法務に携わるには良しと思う。

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著者プロフィール

一色 正彦
一色正彦:東京大学大学院工学系研究科非常勤講師/金沢工業大学大学院客員教授

「2013年 『理系のための交渉学入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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