サラとソロモン ― 少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣

  • ナチュラルスピリット
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784931449763

感想・レビュー・書評

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  • 方々でこの本の噂を聞きつけ、本屋さんで出逢えたので購入。
    今までに読んだ引き寄せ系?の本の中で、群を抜いて素晴らしい一冊でした。
    物語を通して学んでいく、というスタイルは万人向きではないかもしれませんが、古くはグリム童話やアンデルセン、イソップなんかでも使われた手法。ということは、もともと、人間向きなのかもしれません。
    ひとは、他人のことだったらとても客観的に褒めたり批判したりできるくせに、こと自分の問題になると、急にそのバランスを崩します。必要以上に自分を責めたり、はたまた叱咤激励もせずに甘やかしてしまったり。だからこそ、文中に「あなた」と直接語りかけてくるものでは、主観的にならざるをえず、その結果、またしてもバランスを崩してしまうのかもしれません。
    本の中に出てくるサラが小さな女の子、というのも重要なのではないかと。子供ならばなんの問題もなく持てるもの、というのが確実に存在すると思います。まあ、それも思い込みなのではとも思いますが。大人になったんだから、こんなことを聞いては馬鹿にされるのでは?なんて恐怖は、きっと誰しもが経験していると想像します。だからこそ、小さなサラが抱く疑問は、大多数のひとが心中密かに「私も気になっていた!」と興奮できるようなもので、それに答えを返してくれるのも、大人ではなくフクロウ。
    読み進めていくうちに、どんどんとソロモンのことを好きになっていく自分に気がつきました。サラが「私、ソロモンが大好き!」と言うたびに、「僕もサラのことが大好きだよ」と応えてくれるソロモン。真理は、私たちが想像する以上にシンプルなのだろうな、と感じました。

  • 小説、というよりは自己啓発の入門書のようなもの。私は気持ちがネガティブで苦しかった時に読んで、意識的に物の見方を変えようと思えた。

    自分が望んでいない事ではなく、望んでいるのは何か考える事
    そして何故それを望んでいるのか考える事
    自分がどう感じているのかに意識を向ける事
    苦しみの鎖につながらない、味わい愛でる事に目を向ける事
    他の人をコントロールする事は出来ない
    自分自身の喜びは人にかかっているのではない
    自分が嫌な事を正当化するのに使う時間は浪費

    書き出してみると当たり前の事が全く出来ていない事に気づく。

    自分がネガティブになった時に、こういう事をふと思い出すだけでも、気持ちの流れを変えられるようになった。
    特にラスト、「~してはいけない」をソロモンが言いかえるところはとても参考になる。
    仕事でトラブルが起こった時にも「これ以上大問題にならないように早く解決しなければいけない」ではなく「早く解決して、雨降って地固まる、にしよう。これをきっかけに絆を深めよう」と思えた。

    サラのようにすぐ変わる事は出来ないけど、ゆっくりと身につけていきたい。

  • 引き寄せの法則を元にした物語です。
    引き寄せの本は何冊か読みましたが、
    この本は物語がかわいいし、すーと入ってきました。
    難しいことではなく、シンプルなことなんだなって理解できました。

    いい気分でいることを普段から意識していましたが、これでよかったんだなと思えて嬉しかったです。


    この本はオススメです。

  • この本を読むこと自体が引き寄せの本質。

  • 物事の受け取り方を変えるといい事があるという本。
    引き寄せの法則的な。
    何事もポジティブに受け取り続ければ自分も変わり、周りも変えられる。

  • 若干の突っ込みどころはあるけど、とても良い本だった。
    中学校の時の私に読ませたい(たぶん理解できないと思うけど…)

    自分の幸せは、第三者の行動如何にあるのではなく、自分の中だけにあるのだと。

  • 「引き寄せの法則」が日本でブームになる前に翻訳された物語。個人的には『引き寄せの法則』、『ザ・シークレット』よりも理解しやすく、何より物語として凄く感銘を受けた。本書と『星の王子様』の2冊は、そのうち子どもに読み聞かせてあげたいなと思う。

  • とてもよかった。訳本くさい変な言い回しもなく、すごくスムーズに本の世界に入っていけた。私は、この挿絵も好き。子供の頃に読んだ外国の本(子供が主人公)どれかわすれたけど、それを思い出す感じで、とてもわくわくする。どこか遠い外国の話って感じで。このイラストはきっとオリジナル?これであとの2冊もいってほしかったな。

  • 君が望んでいることは何かについて考えること、そして、なぜそれを望んでいるのかを考えることを練習してほしい。(p63)

    欲しいものについて考え続けて、<それがどういう感じがするかという実感>を見つけなければならない。いい気持ちがしてくるまで、自分が欲しいものは何か、自分に話し続けるんだ。(p74)

    「何がなんでも、<幸せの流れ>に向かって<心の扉>を開けたままにしておこう」(p121)

    素晴らしい<幸せの流れ>につながるために味わい愛でる。(p133)

    「すべてはいつも、うまくいっている」(p157)

    今、自分が何を感じているかに注意を向けて、良い気持ちがする考えを選ぶ。(p221)

  • ザ・シークレットを読む前にこれを読むと、全体的な概念が理解できると思う。

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著者プロフィール

1986年、エイブラハムと名乗る存在から受け取った言葉を親しい知人に語り始める。その言葉が自分たちだけでなく、多くの人々の役に立つと知り、エイブラハムの教えを幸せな人生を送りたいと願う人に届けようと決意。1989年以降、テキサス州サン・アントニオのカンファレンス・センターを拠点に全米50以上の都市でワークショップを開催し、エイブラハムの「引き寄せの法則」の教えを広めてきた。2011年、ジェリーは見えない世界に旅立ち、現在、エスターはこの世の友人たちと、見えない世界のエイブラハムとジェリーの助けを借りて、エイブラハムのワークショップを開催し続けている。エイブラハムに関する著書、カセットテープ、CD、ビデオ、DVDなどは700以上あり、日本では『引き寄せの法則 エイブラハムとの対話(SBクリエイティブ)などの引き寄せの法則シリーズがベストセラーとなっている。

「2020年 『超訳 お金と引き寄せの法則』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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