戦場のピアニスト [DVD]

監督 : ロマン・ポランスキー 
出演 : エイドリアン・ブロディ  トーマス・クレッチマン  フランク・フィンレイ 
  • アミューズソフトエンタテインメント
3.81
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本棚登録 : 2589
感想 : 405
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4900950236107

感想・レビュー・書評

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  • 人はどこまで残酷になれるのか。ただユダヤ人というだけで、ただポーランド人というだけでモノのように殺され、扱われていく戦争という世界。ふと振り返ると、今の社会も同じような状況ではないかと思った。自分を正当化するための大義。攻める側も責められる側も個々人はただ生きたいだけ。大義を信じさせるルールを誰が作っているのかに左右される社会。唯一の救いは芸術なのかもしれないと思いつつ、ショパンの調べに聞き入ってしまった。この映画が実話を元にしていることを思うと、そう願わずにはいられない。

  • この映画のタイトルはよく聞いていたけどこんな内容だとは予想していなかった。あまり構えず見た為にショックが大きかった。このタイトルにある通りまさに戦場のピアニストについてのお話。
    戦争物の映画はやたら家族愛とか恋人同士の恋愛を盛り上げて一気に落としお涙頂戴的な展開を作ろうとするけどこの映画はそれがあまりなかった。確かに愛する者との別れは登場するが執拗に追っていない。

    酷い空腹と暗闇の中食べ物を漁りようやく見つけた缶詰を開けようとしていた所、ドイツ軍将校に見つかってしまう。何の仕事をしていたのかと聞かれかつてはピアニストだったと答えるとピアノを弾いてみせるように言われる。そしてピアニストがピアノを弾いて見せた時、将校は彼を殺せなくなってしまう。人間は論理の生き物ではない。芸術という感性が人間にどこまで影響を及ぼすのか。

  • [2002年フランス・ドイツ・ポーランド・イギリス合作映画、TV録画鑑賞]<<再鑑賞>> 10月10日(金)午後11:45~午前2:15 BSプレミアム

  • 戦争のなか、ピアニストとして何とか生き残った人。

  • <学生スタッフより>
    【海外における戦争を考える】

    ナチス・ドイツ支配下のポーランド。ユダヤ人ピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの物語。様々な人の助けを借りて、懸命に生き抜くシュピルマン。ドイツ軍将校の前でピアノを演奏する場面では、戦争の残酷さや人々の絶望が、音楽と共に響き渡る様子が印象的である。
    (K. K.)

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    所在記号:MOVIE||||セン
    資料番号:20071394
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  • 酷い内容で、全部まともに観られなかった。しばらくして観て、やっぱり気分が悪くなった。こんな映画二度と観たくないし、観た事も忘れてしまいたい。これが本当にただのひどい出来の悪趣味残酷映画だったらどれほどよかったことだろう。

    えぐい戦争映画を観るとあまりにひどくてどうして私がこんな不快な映像を直視しなくてはならないのだろうと観ておきながら怒りに駆られるときがある。そしてなぜ私はそれでも戦争映画観るんだろうと思う。

  • ユダヤ系ポーランド人のピアニスト・シュペルマンの、第二次世界大戦中のワルシャワでの実話をもとにした映画。ナチスドイツ占領下、ユダヤ人が如何に残酷な目にあったか、これがつい数十年前のことだと思うと悪寒がはしる。そんな中、救ってくれるドイツ人の将校もいたが、彼がその後歩んだ道は。。自分の行いの善悪とは全く関係なく、全てを奪い取る戦争は本当に恐ろしい。戦争は人間が生み出したものなのに、自らが生み出したものに人間は翻弄されてしまっている。二度と戦争は起こって欲しくないし、起こさないようにする義務がある。

    ピアノの澄んだ旋律が美しい。

  • できるだけ、例えかりそめとしても、実感として知っておくべき歴史かと思いましたので観ました。

    単に物語とみなすと好きです。
    現実と思うと、恐ろしいです。

  • ウワディク

  • 見たくない、でも見ずにはいられない。そんな心境なのだろうか。匿われた部屋の窓から凄惨な外の世界を覗き見るその姿は怯えることに慣れて行く様にも見えた。

    BGMがないからこそ映える、ショパンの音色のなんと穏やかなこと。

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