- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4900950236107
感想・レビュー・書評
-
人はどこまで残酷になれるのか。ただユダヤ人というだけで、ただポーランド人というだけでモノのように殺され、扱われていく戦争という世界。ふと振り返ると、今の社会も同じような状況ではないかと思った。自分を正当化するための大義。攻める側も責められる側も個々人はただ生きたいだけ。大義を信じさせるルールを誰が作っているのかに左右される社会。唯一の救いは芸術なのかもしれないと思いつつ、ショパンの調べに聞き入ってしまった。この映画が実話を元にしていることを思うと、そう願わずにはいられない。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
戦争のなか、ピアニストとして何とか生き残った人。
-
<学生スタッフより>
【海外における戦争を考える】
ナチス・ドイツ支配下のポーランド。ユダヤ人ピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの物語。様々な人の助けを借りて、懸命に生き抜くシュピルマン。ドイツ軍将校の前でピアノを演奏する場面では、戦争の残酷さや人々の絶望が、音楽と共に響き渡る様子が印象的である。
(K. K.)
--------------------------------------
所在記号:MOVIE||||セン
資料番号:20071394
-------------------------------------- -
酷い内容で、全部まともに観られなかった。しばらくして観て、やっぱり気分が悪くなった。こんな映画二度と観たくないし、観た事も忘れてしまいたい。これが本当にただのひどい出来の悪趣味残酷映画だったらどれほどよかったことだろう。
えぐい戦争映画を観るとあまりにひどくてどうして私がこんな不快な映像を直視しなくてはならないのだろうと観ておきながら怒りに駆られるときがある。そしてなぜ私はそれでも戦争映画観るんだろうと思う。 -
できるだけ、例えかりそめとしても、実感として知っておくべき歴史かと思いましたので観ました。
単に物語とみなすと好きです。
現実と思うと、恐ろしいです。 -
ウワディク
-
見たくない、でも見ずにはいられない。そんな心境なのだろうか。匿われた部屋の窓から凄惨な外の世界を覗き見るその姿は怯えることに慣れて行く様にも見えた。
BGMがないからこそ映える、ショパンの音色のなんと穏やかなこと。