プリティ・ウーマン 特別版 [DVD]

監督 : ゲーリー・マーシャル 

出演 : リチャード・ギア  ジュリア・ロバーツ  ローラ・サン・ジャコモ  ジェイソン・アレクサンダー  ラルフ・ベラミー  アレックス・ハイド=ホワイト  ヘクター・エリゾンド 

制作 : ローラ・ジスキン 

• ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント

感想・レビュー・書評

[GMNTさんの感想 · 2013年11月29日]

なぜか録ってたのでHDから消すために鑑賞。
昔、断片的には観てるんですけどちゃんとは観てなかったと思う。
開始数秒で･･･で、でたーっ！！！タッチストーンやん･･･orz
ってな感じで･･･もうね、ずっと言ってますけど
タッチストーン＝ディズニーですからね･･･。

で、観ていくとやっぱりこれ完全にディズニー映画でしたね。
びっくりするほど。
「シンデレラストーリー」っていうか『シンデレラ』ね。
あと『ラプンツェル』。
ベースになってるのはもちろん、『マイフェアレディ』で、
劇中に引用されてるのは『シャレード』。

ジュリア･ロバーツは『アイラブトラブル』で
「'90年代の女よ！！」なんつってて大爆笑したんですが、
'80年代末～'90年代初頭の映画の特徴、
キーワードとして挙げられるものは
「女性の地位」「日本企業」「子どもの犯罪」「ドラッグ」でして、
これがほんとに多いんですよ･･･
『テルマ＆ルイーズ』『フライドグリーントマト』とかもあるし、
わかりやすいのは『ダイハード』『ロボコップ』もそう。
『ダイハード』はナカトミビルで、主人公ジョン･マクレーンの奥さん、
ホリーはキャリアウーマンで、社内でも高い地位にいる。

『プリティウーマン』も女性の話なんですけど、
女性が観て気持ちいいように作ってる映画で･･･
だから単純なシンデレラストーリーになってる。
女の子の変身願望とかって、あるじゃないですか。
'90年代で言ったらセーラームーンとかさー。

けれど、これってどうなんでしょう？
今観ると、僕が女だったとしたら
勝手な男性側からの押し付けで、小バカにされてると取られても
おかしくないと思うんだけど。
「女はこういうので喜ぶんでしょ？」的な。
だからあんまり気持ちのいい映画ではなかったです。

ディズニー映画、とくにこの頃のものは
アメとムチでいうアメの方なんだと思ってます。
「ハリウッドにくれば夢が叶うかもしれないよ～」って。
典型的なアメリカンドリーム、それがまだあるって言う。
それはそれで大いに結構ですよね、人間って夢失くしたら生きられないし。

だけど、それで救われない人間も多いんですよ。
本気で落ち込んだ時に、浮わついたアメを舐めさせられるよりは
もっともっと人間のエグい所を観ることで救われる。
少なくとも僕はそういう人間だったし、思春期なんかはそうでした。


コメディ部分はボチボチ笑えるんだけど、
気に入らないのはラストと、そこに至るまでの男の気持ち。
変化するのはなんとなくわかるけど、
仕事の面で女が直接的なきっかけになってるのかがよくわからない。
そこらへんが適当じゃないですかね。

他によかったのはコーエン兄弟の『未来は今』同様、
株や買収だけで金持ちになって会社や経済を回すところから
考えが変わって「いやそうじゃないんだ」ってなるところ。
だから余計に、「なんでそうなったの？その理由は？」って思っちゃう。

男（リチャード･ギア）に延々と「君はどうしたいんだ？」って訊かれて
高校をちゃんと卒業することを決めた女（ジュリア･ロバーツ）でしたけど
ラストシーンはそれでどうなるんだよ！！という感じで･･･
これも『恋におちたシェイクスピア』『タイタニック』パターンか･･･。
これらより曖昧だからなおタチが悪い気も･･･。


なんだかんだでホテルの支配人さんが一番カッコよかったっす。
あの人の男気に超泣いた。
それとリチャード･ギア本人がピアノ弾いてるらしくてびっくりだ！！
ジュリアの方は、おっぱいはボディダブルらしいのに･･･。
（格子窓からおっぱい見えるシーンってどうやってんでしょね）

[maiさんの感想 · 2013年8月27日]

とってもよかった！
ヴィヴィアンが綺麗で色々なお洋服が出てて見た目も楽しかった！
本当にプリティウーマン。

[メルコさんの感想 · 2013年8月23日]

ジェンダーというの？社会的、女性像が古いです。

[田名号さんの感想 · 2013年8月10日]

シンデレラストーリーの鉄板。

[とろりんちょさんの感想 · 2013年7月1日]

[2012.04.]
ラストシーンで？？？てなってしまったんですが、ついさっきまで人生やり直すみたいなこと言ってなかったっけ…え……いまの時代には受け入れられにくそうな映画だなっておもいました。当時は流行ったんだろうなあ。

話はともかくビビアンのキャラがぶれまくっていたのがかなりマイナスポイントでした。素行は悪いけど、根はすごくまじめで几帳面ていう部分がかなり忘れ去られた描写があちこちにあって残念。新しく買いまくった衣装はどれもかわいくてすてきでした。わたしも着てみたいー！

[ぴぐさんの感想 · 2013年5月14日]

「現代版マイ・フェア・レディ」と言われても、そもそもそれを観ておらず、予備知識は「貧乏暮しだった女が金持ちに拾われ教育され磨かれてレディになる（そして金持ちと恋に落ちる）」くらいしかないまま観た。
ら、さほど「教育」はされていない（服をたくさん買ってもらっただけ）。
にもかかわらず、あれほどヴィヴィアンが変わった理由は、ひとえに「人に愛されたから」でしょう。
エドワードはもちろん、ホテルの人たちも皆優しくて（支配人最高！）、初めて自分に価値があると思えたから、変われたんじゃないかなー。
ともかくうらやましいです。

[clieuserさんの感想 · 2013年5月6日]

悪くは無いけど、名作ではないかな。

女性のための都合のいいシンデレラストーリーって感じでした。

楽しい作品なので、観て嫌な気分にはならないのはいいかも。

[endless-journeyさんの感想 · 2013年4月3日]

キャストもストーリーも王道ラブストーリー。リチャードギアもジュリアロバーツもハマり役。幸せな気分になれる。
ホテルの支配人が粋でかっこいい。
ノッティングヒルも王道だけど、これもいい。

[こぐまさんの感想 · 2013年3月10日]

これは、”深み”とかそういうんじゃなくて、最高にハッピー！って意味ですごい好き。
うんと幸せな気分になれる魔法の映画。

そして無性に、黒いブラジャーが欲しくなる。(笑)

[あろあろさんの感想 · 2013年3月9日]

大好きな映画！