ザ・マジックアワー スタンダード・エディション [DVD]

監督 : 三谷幸喜 
出演 : 佐藤浩市  妻夫木聡  深津絵里  綾瀬はるか  西田敏行 
  • ポニーキャニオン (2012年3月10日発売)
3.87
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感想 : 493
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988632502177

感想・レビュー・書評

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  • <だまされる男>村田大樹(佐藤浩市)が映画のロケだと思い込んで、アドリブで好き放題に演技しているのが面白かった。
     今までの大河ドラマや三谷ドラマの流れから、<だます男>備後登(妻夫木聡)が香取慎吾に見えて仕方なかった。
     <振り回される男>長谷川謙十郎(小日向文世)、銃撃される!?
     それで助かるなんて、在り得るの!?
     最後のコスプレは、怪傑ハリマオですか?
     しかしデラ富樫も、<牛耳る男> 天塩幸之助(西田敏行)の暗殺に2度失敗してるんですね。
          
     これで一件落着かと思っていたら、最後に登場した本物のデラ富樫。
     彼の銃の中には本当に実弾が入っていて、本当に偽物を殺そうとしていたのだろうか。
     案外、脅かすつもりだけだった、と思うのは甘すぎるか。
      http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20160616/p1

  • 前から薄々感じてたけど
    暑苦しく濃い演技でお馴染みの
    佐藤浩市って実は
    かわいい

  • 長男が真田丸にはまっているので、他の三谷作品も観てみようということになり、久しぶりに鑑賞。

    とにかく佐藤浩市が最高。
    ボスと会うシーンで、毎回違うナイフの舐め方をしたり、カメラを意識しすぎて、窓の方ばかり見たり…。
    何度観ても笑ってしまう。

    寺島進の「あいつは本物です。銃弾の中を笑いながら転げまわってました」などというセリフにも爆笑。

    正直言って、備後とマリの話はどうでもよくて、最後にボスと元の鞘に収まるのもハイハイって感じなんだけど、佐藤浩市が3枚目を演じたというだけで星4つ付けちゃう。

    守加護以外のシーンは現実的な映像なのに、守加護だけいかにも作りものっぽいセットなのも好き。
    『ムーランルージュ』を思い出してしまう。

  • 監督、脚本 三谷幸喜

    やはり彼の作品は外れない。笑いと涙、爽快感と躍動感、全てのポジティブな感覚がいっぺんに味わえる作品だ。

    俳優というのは、監督によってその色だけでなく、スキルまで変わってしまうのか。もしくは、監督が俳優の最高の色を引き出す能力が備わっているとすれば、三谷幸喜はその能力が極めて高いのだろう。

    “悪人”の主演二人と同じであるが、ただ明るい役柄というだけでなく、彼らの輝き方が異常なまでに違っていた(深津絵里は“悪人”でもいい役を演じていたが)。妻夫木が前回は微妙な演技だと思ったが、今回は見事なはまり役である。取り巻きも全員そうだ。

    佐藤浩市の、まるで小さい子がテーマパークに連れて来てもらえたかのようにはしゃぎながら演技をしていくシーンはたまらなくほっこりする。そして、事故的とはいえスクリーンに自分の姿が映るという積年の夢が叶ったとき、今まで隠れていた涙が溢れ出した。

    タイトルも素敵だ。1日の中の最も素敵な時間(実際に撮影用語であるらしい)。そこには、1日を生き抜いた喜びやそれから夜がやってくる儚さ、そしてまた希望が詰まっている時間である。

    「マジックアワーを逃したときの一番の方法、知ってますか?明日を待つんだよ。マジックアワーは必ずまたやってくる。」

    映画を見るとき、特に最近、自らの境遇に置き換えることが多いが、このセリフほど希望に満ちたメッセージは今の所ない。

  • 三谷幸喜監督作品は「清州会議」しか観たことがなかったので
    期待せずに観たら面白くて少し驚いた。
    三谷さんの作品に求めるクオリティってこういうのだよなと思い出した。

    佐藤浩市さんの演技のさじ加減が絶妙だった。
    売れない俳優の大げさな演技や演技論を語っちゃうシーンと
    自分の演技を観て感涙するシーンの落差が素晴らしかった。
    よくあのシーンで涙を流せるなと俳優の凄さを知った(笑)。

    佐藤さんのことをあまり好きではなかったけど
    来年の「64」は期待できるんじゃないかと楽しみになった。

  • 本気でやれば、ウソもホントになってくるんじゃないか?

  • 面白くない三文芝居と思ってたら、後半とんでもなく面白くなってきた。
    恐るべし三谷幸喜。

  • 爺ちゃんのセリフがいい。「ここでくたばってたまるか」

  • BSプレミアム録画>三谷節炸裂。面白かったwww佐藤浩市が巧い。ナイフ舐めすぎwww西田ボスとの対面シーンが笑えた。市川崑監督もチョイ役で出演。

  • 設定のありえなさとか、そういうのがどうしても鼻についてしまう。
    例えばこれが舞台だったら120点満点なんだろうけど、映画だと変にリアリティがある分現実世界との距離が近くて、何度も「これは映画なんだ」と自分に言い聞かせないといけなかった。
    ずっと見続けているとしんどくなってくるので、20分区切りでなんとか見終える。

    ただ、映画制作に対する三谷幸喜氏の愛はものすごくよく伝わってきて、シーンの一つ一つは面白かったりする。つながりのある短いコントを寄せ集めた感じ。

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著者プロフィール

1961年生まれ。脚本家。近年のおもな舞台作品に「大地」「23階の笑い」「日本の歴史」「ショウ・マスト・ゴー・オン」、ドラマ作品に「風雲児たち?蘭学革命篇?」や「誰かが、見ている」「鎌倉殿の13人」など、映画監督作品に「清須会議」「ギャラクシー街道」「記憶にございません!」などがある。また、おもな著書に『三谷幸喜のありふれた生活』シリーズ、『清須会議』など。

「2022年 『三谷幸喜のありふれた生活17』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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