ベニスに死す [DVD]

監督 : ルキノ・ビスコンティ 
出演 : ダーク・ボガード  ビョルン・アンドレセン  シルバーナ・マンガーノ  ロモロ・ヴァリ 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
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感想 : 103
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135807069

感想・レビュー・書評

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  • 萩尾望都の気持ちを理解した

  • 久しぶりに視聴。
    やはり何度観てもタージオは美しいです...。
    今回改めて観て、全体的に台詞が少なく、アッシェンバッハとタージオの視線の交錯によって物語が語られているんだなと思いました。

    とにかくタージオ美しい...(大事なので2回言います 笑)
    あの視線はアッシェンバッハでなくても、心を奪われますね...

    今度は原作の小説も合わせて読みたいと思います。

  • ニュープリント版を京都シネマにて。

    悲しかった。とても悲しかった。辛くて悲しいと感じた。
    少年の美貌がメインの話かとおもっていたらそうではなく、老いた人嫌いの芸術家の最後についての話だった。まさにベニスに死す。
    芸術をやる人間が必ず直面する問題が強く取り上げられている。
    同じ作曲家仲間との論争は圧巻。
    どうすることもできずタジオに焦がれて付きまとってしまう作曲家が何ともいえない。人嫌いでおどおどしている彼に私もそうだから自分を重ねてしまった。
    床屋に化粧をしてもらった後の彼が滑稽すぎる。滑稽だけれどしょうがない‥。
    普段から意識はしているが「老い」を改めて強く再認識させられた。
    タジオ、美しすぎる。

  • 映像が美しい。少し汚れた海の匂いが匂ってきそう。
    主人公がタッジウに焦がれる様に、完全に入り込んでしまった。
    最後の、海のかなたに立っているタッジウは確かに何か神聖めいたもののようだった。

  • 人生は砂時計の様だ…
    ヴィスコンティ・カラー 写実的 鮮度UPと露出度UPの使い分け 気品のある高貴さ
    周囲を舐め回すようにカメラを回す
    多くを語らず、少ない言葉、映像と背景音の上にアフレコ
    マーラーとシェーンベルクの話

  • 絶世の美少年。耽美な世界観を満喫するには、これ以上ない作品でしょう。

  • <語り継ぎたい 映画> 企画でスクリーン鑑賞、初見。トーマス・マンの原作も未読。
    作品紹介は読んでいましたが、予想以上にセリフが少なく、映像・イメージで語る映画で、そうと気づくまで若干戸惑いました。体調万全で、没入して観るのが合うタイプの作品だと思いました。老作曲家の俳優さんの表情が素晴らしく、荒廃したベニスの街の雰囲気も強く印象に残りました。

  • 耽美とはこのような世界を指すことでしょう。
    美とは、恋とは何かについて、考えさせられるというよりは、このような美しい世界観もあることを垣間見ることが出来た気がします。

  • ひょんなことかたら主演のビョルン・アンドレセンを知り、さっそく観てみました。
    ビョルンの美しさあっての映画だと思います。
    作られたものにこそ美を見出すとある芸術家が偶然出会った美少年に翻弄されていく様が淡々と描かれています。
    ラストシーンはとても哀愁があって悲惨で、美しい少年と死んでいく老人の対比がとても切なかった。

  • 1971年 イタリア・フランス
    原題:Morte a Venezia
    監督:ルキノ・ヴィスコンティ
    出演:ダーク・ボガード、ビョルン・アンドレセン

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