猿の惑星:創世記(ジェネシス) 2枚組ブルーレイ&DVD&デジタルコピー(ブルーレイケース)〔初回生産限定〕 [Blu-ray]

監督 : ルパート・ワイアット 
出演 : ジェームズ・フランコ  フリーダ・ピント  ジョン・リスゴー  アンディ・サーキス 
  • 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
3.64
  • (50)
  • (142)
  • (115)
  • (22)
  • (4)
本棚登録 : 534
感想 : 133
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142871428

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 非常に痛快な作品!

    10年以上前の、あのティム・バートン&マーク・ウォルバーグ版リメイクを観た人ならわかると思うが、あれを劇場で観た時のがっかり感ったらもう・・・話とかぜ~んぜん覚えてないし・・・失敗したな~っていうトラウマに。
    そんなわけでこれも怖くなっちゃって観てませんでしたが、各方面で好評だったので鑑賞。

    CGがCGだな~ってとこはあるんだけども、ちゃんと面白かったです。
    これはヤクザ映画だ!!そして脱獄ものだ!!
    『仁義なき戦い』と『アルカトラズからの脱出』とかそんなのを足した感じ。
    そこらへんの面白さがたっぷり詰まった映画。

    ほら、人間関係でもよくあるじゃないですか。部活の先輩やら、職場の上司やらさー、「俺が上だぞ!」ってぶってる奴。猿のマウンティング。
    でもう、ヤクザの縦社会(つまりそれが仁義)って、それが凝縮されてんのね。「あの人たちは悪い人じゃないんです。笑うときはめっちゃ笑うし、泣くときはめっちゃ泣くんです。ただ、怒るときはめちゃくちゃ怒るから怖いんです」って名言があるぐらい。

    この映画はまさに猿だしね(笑)。
    なので、そういう観点から観るとすげぇ面白い。
    もう、脳内でアテレコしちゃうぐらい。「タマとったれや!おぅ!?」って。

    原典の『猿の惑星』はもう、記憶もおぼろげだけど、原典ほど深いテーマはないかもしれません。あの時代は製作者本人たちの思想、そして時代そのものが「ホンモノ」だったから、それ以上の投影は今はできないと思う。
    だけども、またひとつ違う方向性を持った良い作品でした。

    前日譚ものリメイクも、ここ数年多いですけど
    『プロメテウス』よりは断然よかった!!

  • アルツハイマーの父親を治療したくてチンパンジーで研究をしていたら猿の知能が劇的に向上して…という話だが、キャラクターたちが何を考えて行動しているのかが伝わってこなくて、置いてきぼりになってしまった。

    事態が悪化していく時に大きな役割と果たすキャラクターが、たんなる嫌なやつでしかなくて、なんでこんなことをするんだろうと考えているうちに、善人として描かれるキャラクターたちも、なんでこんなことをするのかわからなくなっていってしまった。

    結論がわかっているだけに、話の発端からすぐに全体の筋が見えてしまったこともあり、話の展開に興味をもつことも難しかった。

  • 制作年:2011年
    監 督:ルパート・ワイアット
    主 演:ジェームズ・フランコ、フリーダ・ピント、ジョン・リスゴー、アンディ・サーキス
    時 間:105分
    音 声: 英:ドルビーデジタル5.1chサラウンド、日:ドルビーデジタル5.1chサラウンド


    サンフランシスコの製薬会社研究所に勤める神経化学者ウィルが実験用に観察していた一匹のチンパンジーに驚くべき知能が示された。
    そのチンパンジーには開発中のアルツハイマー病の新薬が投与されていたが、突如暴れ出し、警備員に射殺されてしまう。
    だがそのチンパンジーは妊娠しており、ウィルは生まれたばかりの赤ん坊猿を自宅に連れ帰り“シーザー”と名付けて育てることにする。
    3年後、ウィルのもとですくすくと育ったシーザーは、家の中を縦横無尽に駆け回るようになった。
    ウィルとシーザーとの間には強い絆が生まれており、同時に母親のチンパンジーの特殊な遺伝子を受け継いだ彼は、類いまれな“知性”を発揮し始めていく。
    新薬が脳を活性化させる効果を確信したウィルは、研究所から持ち出したその薬をアルツハイマー病の父・チャールズに投与、すると翌朝、彼はそれまで悪化していた病状が嘘のように生気を取り戻す。
    5年後。
    ウィルは動物園の獣医キャロラインと相思相愛の仲になり、体長5フィートにもなったシーザーは、より複雑で多様な感情を表すようになっていた。
    そんな折、チャールズが再び病状悪化の兆候を示し、隣人とのトラブルを引き起こす。
    その様子を屋根裏部屋から目撃したシーザーは、チャ-ルズを助けようとしてその隣人を傷つけてしまい、霊長類保護施設に入れられる。
    檻に閉ざされた施設で、シーザーを待ち受けていたのは飼育長の陰湿な虐待だった。
    その一方で、なかなか施設内の猿のコミュニティに溶け込めずにいたシーザーは、チンパンジーの群れを率いるボスとの争いに勝利を収め、全ての猿たちをひとつのグループにまとめ上げていく。
    その頃、ウィルはより強力に改良した新薬の実験を行うが、猿への投与中に薬を浴びたウィルの同僚が原因不明の体調不良を訴えた後、夥しく出血、謎の死をとげる。
    ウィルは施設を訪れるが、シーザーはウィルが差しのべる手を拒絶。
    知性に目覚め、人間の愚かさに失望し、ウィルさえも想像できない驚異的な進化を遂げたシーザーは、このときすでにある決意を固めていた。
    やがて高い知能を駆使し施設から脱出したシーザーは、今や固い絆で結ばれた仲間のチンパンジーらと共に、人類との壮大な全面戦争へとなだれ込んでいく……。

  • 幼い頃、猿の惑星1をテレビで見た記憶があります。
    その頃は、最後の結末の映像をみても、一体それが何を意味しているのかさっぱりわかっていませんでした。

    ただ猿がしゃべる映画だったなぁーっという感想。
    それが翌日学校へいくと友達が、最後びっくりだよなーっと話しているのを聞いて、んー、最後何かあったかなぁ・・・と、しきりに思い起こしてみても、それでもピンときてなかった愚かな私。

    この映画をみて、そんなことを思い出しました。

  • こちらが本当のリブート版第1作目。こんなにロスでチンパンジーが保護されているのか?マントヒヒまで。こちらのウィルスはアメリカ産だった。

  • スペイン語版。人間って本当に残酷だなあと思ったわ

  • 手堅く作られた『猿の惑星』の前日譚。

    【物足りない点】
    本家『猿の惑星』(映画と原作小説の両方)の面白さの肝は、「異種間の交流」であり、その異種間で意思の疎通がうまくいったりいかなかったりするところが見所だと個人的には思う。
    この映画でいえば、猿であるシーザーと、主人公の人間のウィルとの意思の通わせ方が見せ場だと思うのだが、これらの描かれ方が非常に少ないのが物足りない。
    前半であれば、知恵をつけたシーザーがウィルに何か(隣人とのトラブルに繋がる目撃談など)を伝えようとするが、まさかシーザーにそこまで知恵がついているとは思わないウィルにはうまく伝わらないとか。
    中盤であれば、母の死にウィルが関わっていることを知ったシーザーが復讐心とウィルへの愛情の間で苦しむが、ウィルにはその苦しみが伝わらないとか。
    シーザーに「母親を死に至らせてしまった罪」を謝罪したり、事情を説明したりするウィルだが、シーザーにはうまく伝わらないといった流れでもいい。
    そしてラストで2人が和解したり、真に分かり合えたりしたならば、とても感動できたと思うのだが。
    手塚治虫であればきっとそのようなシーンを描いたと思うのだ。
    そういった描写がないため、ストーリーとしては非常に薄っぺらいものになってしまっている。

    主人公のウィルがあまり死にそうにならない点も物足りない。人間としてはどうしても人間の主人公であるウィルに感情移入するので、その主人公に危険が及ばない場面ではあまりハラハラできないのだ。シーザーの息があまりかかっていない猿たちにウィルやヒロインが襲われる場面はいくつかあってもよかったのではないだろうか。

    猿の知能がせっかくアップしたのに、終盤はほぼ暴徒化しているだけで、知的さを生かした攻め方が少なかったのが残念。頭の良さをもっと出したシーンを入れたほうが恐怖感は増したのではないだろうか。

    【いい点】
    シーザーをはじめとして、類人猿たちがとてもいきいきと飛び回るCGは圧巻で、一見の価値あり。
    ただし、シーザーが殺戮を禁じていることもあり、一番刺激的なのは、前半のシーザーがパーサーの指を食いちぎるシーンだったというのはある意味残念。それを上回るショッキングなシーンがクライマックスにほしかった。


    ※スターチャンネルにてノーカット視聴。

  • スターウォーズのエピソード1-3のように、なぜ猿の惑星になったのかという物語。認知症の治療薬研究や動物実験の話題など、現代の問題に結びつけて物語を作っているところはおもしろいがやや陳腐か。また、感染症に結びつけているところはちょっと強引に感じた。全体的にシリアスすぎて今ひとつ。もう少しエンターテイメント性を追求してほしい。C

  • ライジングからのジェネシスは涙が止まらない•••(´;ω;`)
    遡るとこんなに切ないとは2作目凄過ぎる。凄すぎて1.5のファイヤーストームまで読み始めたぜ

  • シリーズ全作を見ているわけではなく前後のつながりはよくわかりませんが、始まりの物語としては面白いと思いました。とはいえ知能が上がったからといって学習せずに急に賢くなったり、ゴリラやオランウータンが一括りになっていたり、ちょっと乱暴な展開かなぁと思うところもありました。

全133件中 1 - 10件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×