- Amazon.co.jp ・電子書籍 (80ページ)
感想・レビュー・書評
-
意外に後味悪い話ですよね。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
青空文庫から。中学の頃に読みかけて、途中でだれてやめた記憶が有るのを再読。ちくまの1960年の翻訳物。
内容については、変身が起こった時のファーストコンタクト、理解と共存、収束(終息)という3部構成になっている。あとはどう解釈して読むかが重要だ。今回はSFにおける思考実験の一つとして読んでみたら、すんなり読めた。むしろ、変身した意味合いだの時代背景を理解しようとすると、まったくもって苦行なのではないかと思う。
古い作品で、言葉遣いが若干ややこしかったり、会話には改行を入れず、畳み掛けるようにバラバラの内容が語られたりと、引っかかるかもしれないが、特にSFが好きな人には一度は読んで欲しい作品である。
余談。
結論から言うと、「マンガで読むべきでない作品」である。
訳語に引っ張られて、イモムシ(幼虫)だったりカブトムシとして描写される事が多い作品だが、「毒虫」「たくさんの足」「横になれない」ということで、ムカデのようなものなのかなというイメージであった。これは読む人によって異なるであろう。
その部分も含め、ビジュアライズされた状態で読むのは、全くおすすめできない作品の一つである。 -
今まで勝手にグロが出てくると思い込んで避けてました。 ごめんなさい。
-
虫になってから色々なものが失われていく。
そんな主人公がひどく哀れだった。
改めてもう一度読みたいと思う。 -
最初に読んだのは中学のころで実家の書斎にあった角川100選文庫で。人間が巨大な虫に変わるなんて、随分気持ち悪い物語を考える人がいるものだと当時は思った。その後、高校の時にもなんどか読んで、大人になってから映画化されたものをDVDで一度見ました。
-
翻訳がわかりにくいのは自分の理解力が足りないからか、そもそもがそういう作品なのか、
それでも面白くちょうどいい長さでした。 -
多分40年ぶりくらいの再読。
最初の方は覚えてたけど、途中からは全く覚えていなくて、こんな話だったかなあ。
最後がちょっと印象的でした。