- Amazon.co.jp ・電子書籍 (184ページ)
感想・レビュー・書評
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この本を読むことで株の投資における本質を学べる。
株式投資の本来の意味から始まり、
株で儲けるための原則や方法まで幅広く書かれています。
ただ、「臆病者の株入門」とありますが、
株の初心者にとっては難しく感じると思います。
・株を実際に始めてはいるけどいまいちピンときていない
・株を買う際に見るべきポイントがわからない
・株の勝ち方と逃げ方がわからない
という方にはおすすめの一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Audible にて。
タイトルからして最終的にインデックス長期投資をおすすめするのはわかっていたが、過程の考察がなかなか面白かった。 -
2022年28冊目。184ページ、累計7930ページ。満足度★★★☆☆ 2006年発売、昔読んだ本を音声版で再び聴く
当時の新鮮さは、正直、今聴くとないが、橘玲の本をまだ読んだことがない人にとっては、良いかもしれない。当然、データは古い。なお、私は『臆病者のための億万長者入門』の方が好きだ。 -
株式投資はギャンブルなのか。
確率論から客観的な事実を元に著者の考えがまとめられている。
株でもうける方法は2つ。ひとつがバフェットの「実際の価値より安い株はどれか丁寧に研究し、市場がそれに気づき株価が適正価格になるまで長期保有する」、ふ
たつ「全世界の株価と連動させるインデックスファンドを所有する」。
著者の本を何冊か読んで、全てに言えるのだが、まったくの投資初心者の1冊目にはややわかりにくい。なのに本書の内容は何冊か投資本を読めば達しているような結論だった。
ちょっと投資初めてみましたくらいから、それ以上に投資経験がある人が、皮肉交じりの語り口の著者の説明をうんうん、わかるわかると思いながら読むような本。
いまいちど、おいしい投資話は詐欺、と気を引き締めらるために読むと良いかも。 -
株式投資はギャンブルである。ギャンブルはうさんくさくない。競馬や宝くじより勝率が高い。デイトレードをしながら正常な社会生活はムリ。人的資本の活用、つまり勤めて稼いだ方が効率的。インデックスファンドが最良。金融リテラシーは必須。
人生前半は人的資本・後半は金融資産の運用能力、その通りですね。 -
インデックスに投資しろという。
投資はしたほうがいいが、しない自由もある。
まぁ、そらそうだ。 -
そろそろ株を再起動させようと思って読んでみた。勉強になりました。が、私の手法の正しさを再確認できたこと以外には役に立ちません。
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株式の価値は、その会社が将来にわたって生み出すすべての利益を現在価値に換算したものである
株式の理論価格=1株利益/割引率
1株利益が1万円、割引率が10%なら、株式の理論価格は10万円になる。なぜかというと等比級数の和の公式を使うのだが、ここではその理屈を覚える必要はない。株価は、1株利益と割引率のたった2つの要素で決まる。
1.1株利益が大きくなれば株価は高くなり、少なければ株価は安くなる
2.割引率が小さければ株価は高くなり、大きくなれば株価は安くなる
ところで一般に株式投資においては、割引率よりも1株利益の変動が株価に大きな影響を与える。債券投資は金利を予想するゲームだった。それに対して株式投資は1株利益を予想するゲームなのだ