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感想・レビュー・書評
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大変参考になりました。
「ん?そーかな??」と思う部分もありましたが、色々な考え方を知ることは、とても大切だと感じました。
ぜひぜひ、読んでみてください詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
正規分布を標準偏差という誤りがありました。
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「伽藍とバザール」
伽藍は閉鎖された空間でそこで完結する社会。
バザールはオープンな場でできるだけ目立ってたくさん良い評判を得ることが目的になるポジティブゲーム
伽藍はできるだけ目立たないように悪評が立たないことを目的にするネガティブゲーム。
日本は伽藍と言われますが今はどちらも成立するのかなと思います。
もちろん会社はこれまで通りネガティブゲーム。
でもネット社会はポジティブゲームです。
良い評判を集めることがネットビジネスに展開するにも必須です。
これは閉鎖的な日本社会から抜け出す一歩になるのかもしれません。
「世界株投資は個人にとって最強の投資法」
これはいろんな本で書かれているインデックス最強論やと思います。
僕もいろいろ試しましたが手間とかコスパを考えたらこれが一番やと思います。
本書は続編を読まないと完結しないのかもしれません。 -
既得権益を束なしたくないのは各国同じ。でも日本でも団塊の世代という数に物を言わせ、未だ頑なに自分たちの権利を守っている輩に美徳云々は通じないのだろう。要再読。
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不動産の家賃の決め方や、金利から考えて年金の受給年齢を決めるなど、とてもためになりました。持ち家、賃貸論争では、一貫して賃貸派の橘さんだけど、縄張り意識という動物の本能として、持ち家を持つ理解を示している
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日本人はつねに天災(とくに地震)と隣り合わせに生きていかなければならない。
リスクを嫌う民族であるにも関わらず、ポートフォリオをマイホームへ一本化し、会社にすがり、円資産が安全だと考えて金融資産を円預金に集中させる。引退後は年金と社会保障で問題なく生きていけると高を括って資産形成を怠る。
まずは当たり前だと思っている慣習を疑い、本当に合理的な判断は何か考えると、本書のような結論にたどり着く。それは、
・プロフェッショナルを目指す
・マイクロ法人を設立、活用する
・金融資本の長期分散投資
・ポートフォリオの分割
・人的資本への投資
といったものだ。
「黄金の羽根」「残酷な世界で生き残るたった一つの方法」などの本を読んでいる人は、そちらと内容が被っているのでそちらを読んだ方がいいかも。
ブラックスワン、天災の話は面白かった。3.11をきっかけに書き直された本。 -
いつもの作者の言葉が繰り広げられる。
復習にはよい。 -
日本が変わる最後のチャンスという言葉の重みを感じました。
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橘さんの本初めて読んだけど面白かった。
日本が成長していた頃の持ち家神話、銀行に預ける神話が崩壊していく中で何をしたらいいのかを解説。2011年の震災後の本であるが今読んでも学びがある。 -
(日本人)と併せて読みたい。
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小説『マネーロンダリング』以降、橘氏のファンであり、これまで様々な著書を読んでいたため、特に新鮮な話はなかった。財政破綻の実際的な意味を分かりやすく説明していたり、世界株インデックスに投資する意義が説明されていたり、得るものもある。家を賃貸するか購入するかという話に力点が置かれているが、著者のこれまでの主張と説明を繰り返しているのみ。